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お気に入りだった服がヨレて くたびれてくると
パジャマになって 本当に着れなくなる日まで、
パジャマとしてそこにいてくれる。
本当に着れなくなってしまった日は、
とてもとても悲しくて
それまでの日々までもが無くなってしまうような気分になる。
こうしたことは 自分の脳の構造に端を発しているもので、
引き出しにしまったその日から、何年も消息がわからなくなる アレと同じ構造である。
私はたしかに いま を生きており、
そのこと自体はまったく揺るぎないのだが
私から いま を取り上げたら、
いったい何が残るのだろうという思いはある。
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