●今回の作品のキャスティングのきっかけを教えてください。
監督から連絡が来まして、監督と作家、事務所の社長、そして私、4人で打ち合わせをしました。
作品に対してはシノプシスと台本はすでにいただいた状態でした。
監督からは「今まであまりにも落ち着いて、物静かな役をたくさん演じて来たので、今回は軽やかで軽快な役を演じてみれば」といわれまして。僕もそれに同感してやってみたいとおもいましたね。
簡単ではないとは思うけど、とりあえずやってみようと思いました。
●制作発表会見で、これまで重みのある役が多かったが今回は軽やかで明るい役なので気に入った、とおっしゃっていますが演じてみていかがでしょうか。
100%満足はできませんね。まあ、すべての作品が同じですけど。
でも、今回の役柄によって周りからは明るくなったといわれましたね。共演した先輩たちからも「サンウ、声が元気いっぱいだね」といわれました。(笑)
フンジェ役によって、自分をさらけ出せた気がしますね。こうやって自分自身を気取らず、飾らないことによって、また今度重みのある演技や真剣な役もまた演じられると思います。
そういう意味でも必ず僕には必要な作品だったと思います。それで、演じてよかったと思いますね。完ぺきには満足できませんが、続いて作品に出演できる原動力にもなったと思います。
●フンジェのように、実生活でもお母さんに愛嬌を振りまいていますか。
実際の僕はまったく愛嬌を振りまかないですね。
だから、ある意味、この役が自分にとって難しかったかもしれません。僕に少しでもフンジェと似てる性格があればよかったんですが...(笑)。
特にドラマの序盤で母親のキム・ミスクさんとのやりとりが結構大変でした。前の作品でも義理の母役で共演したので、割とキム・ミスクさんには馴染みがある状態だったのにもかかわらず・・・。
もちろん、フンジェが育った背景からすると、彼に共感はしましたけど、僕とは結構違う部分が多かったです。
僕の母親には常に心だけでは感謝しています。
でも、母親や家族には優しい気持ちだけでなく、行動でも表すべきだと。今回の作品を通じてたくさん感じました。
●フンジェはお母さんにとてもつくしていますが、ストレスはたまらないのでしょうか。
フンジェは母親につくすことでストレスは受けてないと思います。
母親の社会的な地位からすると、母親に頼ってもよいのに自立してるフンジェがすごいと思います。母親の力を借りればもっと良い車、良い暮らしができるはずなのに、彼は思考までも正しいんです。
反面、母親はそんな息子のフンジェが気の毒で、何とか財政的な面などでいろいろ援助しようとしますが、むしろそんな母親の援助が彼にとってはストレスだったんですね。
そんなフンジェを理解するのが大変でした。(笑)