日々の泡

・・・ひとやすみ・・・

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*学問の神様と渦巻*

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学問の神様と崇められている孔子廟を訪れたのですが、ここで素敵なものを発見しました。



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渦巻ですw


学問と関係のある神社には、だいたい階段の下にこの渦巻があるらしいのですが、
これは、巻物を上からみたところを表しているそうです。





龍もよく出てくる神様です。

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この龍が手にしているのは、玉と印鑑だそうです。










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孔子廟の向かいには保安宮というお寺があります。
医療の神様」保生大帝を祀った神社ということで、健康や長寿をお祈りします。
(ピンクは風水的にも良い色のようで、この花のようなピンクをあちこちで見かけます。
ちなみにおみくじの紙もこんなピンクでした)


台湾では、おみくじを引くには、神様にお伺いをたてないといけません。
どうするかというと・・・わかりやすく説明していたものを発見したので参考までに・・・
http://www.nire.com/2009/01/taiwan-naruwanto-fortune-paper/


ありがたいことに、引いても良いという結果が出ました♪


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この写真ではよくわからないかもしれませんが、手前にある傘立てのような入れ物に
入っているのが、おみくじの棒です。


とりあえず、結果もまぁまぁ良かったので、ひと安心です(^^)




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2/8の新聞書評より・・・

著:岡 真理  評:小野 正嗣


『本書は、2000年に起こったイスラエル軍のパレスチナ侵攻による破壊と殺戮の現実を前に、
一人のアラブ文学研究者が悶え苦しむようにして発した誠実な問いかけから生まれた。
「パレスチナでパレスチナ人が虫けらのように殺されているとき、文学は何ができるのか?」


即座に否定的な答えが、2009年のいま、一月のイスラエル軍事侵攻後のガザ地区の惨状を伝える映像に
言葉もない私たちの喉元にまで出かかっている。
それでもなお、1948年のイスラエル建国によって約80万人ものパレスチナ人が故郷を追われた
「ナクバ」(大破局)から現在に至るまでの難民たちの受難の歴史を、小説として、
映画として描かずにはいられない作家たちがいる。


そうした作品のなかに、「祖国解放」や「ナショナル・ヒストリー」という砲弾や爆撃機さながら
耳を聾する「大きな物語」によって皮肉にも故郷において居場所を奪われた
(したがって二重に剥奪された)無数の「豊穣な記憶」のかすかなささやき、
いや沈黙そのものを聞き取ろうと著者は耳を澄ます。


虐げられた者、言葉をもたない民衆を表象することの持つ原理的な暴力性を誰よりも熟知しつつ、
それでなお、著者は文学を信じずにはいられない。


なるほど文学にできるのは、他者の痛みがいつかどこかで誰かに聞き届けられ、分かちあわれることを
祈る、ただそれだけなのかもしれない。
だがこの祈りは無意味だろうか?
祈ったところで死者は甦らない。
それでもなお、私たちが祈らずにはいられないのは、文学が書かれ、読まれるのはなぜなのか?


著者と、彼女が論じる作品との位置関係が目に浮かぶ。
著者は「他者のために、他者に代わって」語るとき、その傍らにいる。
寄り添い、「意を注ぐ」という意味での「注意」を相手に全身全霊で傾けている。


強く心を打たれつつ、「祈りとは純粋なかたちの注意にほかならない」というシモーヌ・ヴェイユの
言葉を思い出した。』



この本を読んだことはないのですが、著者の視点が痛いほど伝わって来るのを感じました。


作品の説明に“小説を読むことは他者の生を自らの経験として生きること”という言葉が
ありました。この部分に深く共感したのです。


『作家は、頭蓋骨に穿たれた二つの眼窩に湛えられた
深い闇からこの世界を幻視し、
彼岸と此岸のあわいで、
起こらなかったけれども、もしかしたら
起こりえたかもしれない未来を夢見続ける死者たちの
息づかいに耳を澄ます」

小説を読むことは、
他者の生を自らの経験として生きることだ。
見知らぬ土地、会ったこともない人々が、
いつしか親しい存在へと変わる。
小説を読むことで世界と私の関係性が変わるのだ。
それは、世界のありようを変える
ささやかな、しかし大切な一歩となる。
世界に記憶されることのない小さき人々の尊厳を想い、
文学は祈りになる。


小説を読むことは他者の生を自らの経験として生きることだ。
絶望的な情況におかれた人々の尊厳を想い、非在の贖いとしての共同性を希求する新たな批評の到来。』



(“彼岸と此岸のあわいで・・・”という視点が取り上げられていましたが、
この視点が大事な気がするのです。。。)





以前、“祈りの本質”という記事を書いたことがありますが、そこでも
“他者からのメッセージに全身で耳を傾けること。
それが「祈る」という、人間にとって最も基本的な構え・・・”と書かれていました。

http://blogs.yahoo.co.jp/mieletrose/26907337.html

まさに、これが“祈りの本質”であるのだと、私も深く共感したのです。

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