|
部署は違うけど、ときどき一緒に仕事していた人が、この3月で退職することに。
と言っても、すでに定年を迎えて再雇用で来ていたんだけど。
ずっとアナログで仕事していたんだけれど、システムのデジタル化に伴い、
タイミング的にも良かったんだろうね。
その人が今日末日を待たずにあいさつに来て。
ぼくは部署が違うから直接あいさつされたわけではないんだけど。
でもどうしてもあいさつしたくて、ぼくは隙を見て話しかけに行った。
わずか1年ちょっとの期間だったけど。
その人はぼくのことをかわいがってくれて。
3月で辞めるのはぼくでなくても分かっていて。
以前にその人と一緒に仕事したとき、今日で最後かな、とか思ったり。
でも今日会えると思わなくて。
近寄って行ったら、彼のほうから手を差し出してくれて。
嬉しかった…。
こんなに感慨深い握手ってしたことあったっけ?
「お世話になったね。がんばって」て言われて、ぼくは深々と頭を下げて、
ただその人を直視できなかった。
その人が最後のあいさつに来たタイミングに出会えた奇跡に感謝。
きちんと最後のあいさつができて、寂しいけれど清々しい気持ちになれた。
|
全体表示
[ リスト ]




