すての読書ノートとつれづれ日記

皆さま、どこへ移行されますか〜。困った。

ちょっとおめかしして(芸術鑑賞)

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先日、ピアニストの青島陽子さんのピアノの演奏会を
聴きに行きました。
今回は、J・S・バッハのインヴェンション&シンフォニアの
全曲演奏でした。

私は、幸運にも今、バッハのインヴェンションを
ピアノのおけいこで弾いています。
とても興味深いものでした。

青島陽子さんも、長年のご自分の勉強を
今回の演奏で実を結ばせたご様子でした。

演奏をするにあたり、数種類の原典版があり、
資料もたくさんあったようです。
プログラムノートを読むと本当に苦労があったことが
わかりました。


      ゼバスティアンのクラヴィーア曲は、
     当時のチェンバロやクラヴィコード、パイプオルガン
     といった広義の鍵盤楽器を対象に書かれていたが、
     私達が今日使用しているピアノが出現するまでには、
     まだまだ長い年月を待たねばならなかった。
         (中略)
     同じ鍵盤楽器でありながら、ゼバスティアンの
     知識に無い今日のピアノで、これらの楽曲を
     弾くことは、私が子供時代に習った時には
     思いもつかない形で、難解な課題となった。
         (略)


プログラムノートには、青島陽子さんの
バッハに対する課題に一つ一つ向き合ってきた
軌跡がつづられていて、
バッハを勉強している方には、参考になるにちがいありません。


演奏会場は、熱気にあふれていて、
かつ、なごやかな雰囲気でした。

青島陽子さんのバッハは、美しかったです。

インヴェンション1番は、
ちょうど私もレッスンをしていたので、
アンコールに、別のバージョンでインヴェンション1番を
演奏してくださったので、嬉しかったですね。

青島陽子さんが、コメントをくださった。


   「旋律の美しさと和声の美しさを味わってください」

全くその通りですね。

右手と左手がどちらも独立した旋律をもっている
それぞれの美しさと
それが合わさった美しさ。

バッハって素晴らしい。

ありがとうございました。


参考:「J・S・バッハ インヴェンション&シンフォニア
    全曲演奏会 プログラムノート」より

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

岡本太郎さんの作品を堪能した後、

ついでに、bunkamuraで、フェルメールの「地理学者」を観てきた。

実に文化的な昼下がり。


もう、いささか、へとへと・・・・・。

どこかで、お茶したいと思いながら、渋谷の駅の方へよろよろ歩いていた。


その時、それこそ、


      何だこれは!


と、歩道に立っている木のぼっくいにしがみついた。


      東京新詩社跡


こんな、なんの変哲もない飲み屋街に、えええ〜!!!!

と一人、盛り上がってしまった。


ここが、与謝野鉄幹・晶子の新婚の家があった場所。

雑誌「明星」を刊行していた場所。

歌集『みだれ髪』が出版された場所かあ。



画像1枚目の写真の奥に映っているのが、

「明日の神話」のある連絡通路。



東京新詩社・・・・・・・

すでに、面影は見る影もなし。

飲み屋のビルになっている。すっかり繁華街だ。


でも、当時は田舎だったんだって。この辺りは。

国木田独歩が書いた『武蔵野』の舞台になった周辺なんですって。


当時の住所は、東京府豊多摩郡渋谷村字中渋谷272番地。

渋谷村だったんだね。


当時、にぎやかな東京は、どの辺りだったのだろう。

新橋とか、銀座辺りかな。

本来どうってことない、駅へ通じる路地裏で、思わぬ出会いだった。

盛り上がって、木のぼっくいと写真を撮ってしまったのだった。


でも、晶子さんにとっては、ここが出発点だったんだなあ。
感動し、へとへとだったはずが、みるみる元気になったのだった。


さあ、駅へ向かって、レッツゴー!

甘い物を食べたくて、今度こそ喫茶店向かったのだった。





*『新潮日本文学 与謝野晶子』に掲載されている新詩社跡と見比べると、

これもまた時代を感じる写真だった。




参考:『新潮日本文学アルバム24 与謝野晶子』入江春行編 新潮社 1985

   *3枚目の画像は、『新潮日本文学アルバム 与謝野晶子』から抜粋

イメージ 1

東京国立近代美術館で、岡本太郎展を見て、外に出ると、

お昼近くになっていた。

岡本太郎さんの壁画「明日の神話」を見に行こうと、

その足で、九段下で半蔵門線に乗り換えて、渋谷まで行った。


空腹に耐えられず、まず昼食。



どこどこ〜、「明日の神話」はどこにある〜。



JRと京王線の連絡通路。

あった、あった。


デジカメにおさまりきれない程の巨大な壁画。


「明日の神話」というタイトルがいい。

絵に描かれている現実は、悲惨で辛いことではあるけれど、

月日が流れ、遠い将来には「神話」として、語り継がれてほしい、

そんな願いが込められているようなタイトルだ。

飾られている場所も、通路の壁なので、
作品を鑑賞するような雰囲気はない場所だ。

黙々と通り過ぎる多くの人々、

通勤通学で、毎日通る人々もいるだろう。

何か、それがいい。

だって、岡本太郎さんは、自分の作品をわかってもらおうなんて

これっぽっちも思っていなかったというんだから。

ふと、見上げた時、それこそ 「何だ、これは!」と

思ってくれたらいいのではないだろうか。



出かけた日は、気が付かなかったのだが、

帰って、ネットで調べたら、壁画の右下すみに落書きされていたという例の事件を知った。

ネットでは、賛否両論だった。


でも、悪趣味と言われても、私も岡本太郎さんなら、

面白がると思う。


「何だこれは!」と確かにみんなの注意をひきつけたのだから。

太郎さんに聞いてみたいと思う。

逆に怒ったら、つまらないなあと思う。


その後、bunkamuraが近かったので、

フェルメールの「地理学者」を観に行ったのだった。

イメージ 1

イメージ 2

        何だこれは!



5月の初めに、北の丸公園・竹橋にある
東京国立近代美術館へ行ってきました。

生誕100周年 岡本太郎展をやっていました。



        「芸術は爆発だ!」


という、台詞で一躍一般大衆に知れ渡った 岡本太郎さん。

テレビに出ていた、変なおじさんは、実はすごい人だったのだと

没後、知りました。

1996年に亡くなった頃、存命の岡本敏子さんのインタビューを交えながら
特集を組んでいたのを見たことがありました。

その時、岡本敏子さんは、妻・奥様・夫人だと思っていました。
(その後、養女と知りましたが、結局奥様同様の人だった)


今年、生誕100周年ということで、にわかに岡本太郎さんは、
世間をにぎわせ、

NHKでも、「TAROの塔」というドラマが作られました。

松尾スズキさんが、そっくりに演じていて、度肝を抜かれました。





岡本太郎展。

予想通り、混んでいました。
でも、観客の中に、子供がたくさん混じっていたのが、印象的でした。
展覧会としては、子供にもとっつきやすいのでしょうか。



最初の展示室の正面に、彫刻「ノン」がいました。
岡本太郎のさまざまなものへの「否定」の意志。入場も拒否されているようで苦笑。


岡本太郎は、言います。
「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない。」


作品は、どこかユーモラスなところがある。
それは、岡本太郎自身の画風だ。

彫刻の「ノン」だって、「太陽の塔」だってどこか愛くるしい。


しかし、作品全体を通してみると、
確かにここちよいものはない。


   何だこれは!


と惹きつけられる。見ているとどこか落ち着かない。

ものすごいパワーを感じる。


芸術と、どういう風に向き合うべきかを
考えさせられた。


最後にもらったおみくじ。

含蓄ありました。


その足で、渋谷にある

壁画「明日の神話」を見に行きました。

イメージ 1

イメージ 2

クラシックファンになって、まだかれこれ5年程という日の浅さで、
語るのは、恥ずかしいことだが、

生の演奏を一度でいいから聴いてみたいと
思い続けている演奏家が、何人かいる。


その中で、もっとも高齢なのが、ヴァイオリニストの

イヴリー・ギトリス。


御年、88歳になるのに、今だ現役で、

今年、日本に来日。

私の中では、お祭り騒ぎになった。



      死んでしまう前に、一度だけでも、

      じいちゃんのヴァイオリンを生で聴きたい!←(失礼千万)



チケットは、5月から既に販売していたようだが、
気がついたのは、10月。

急いで、チケットぴあで予約した。
ほぼ、天井桟敷席をゲットできた。


当時、田舎町のレコード店(ちょっと古めかしい)で、
あるだけのCDを買いあさり、

と言っても、3枚。

その不思議な美しさ、魅力に心をわしづかみされはしたけれど、

今となっては、御年88歳だ。


・・・・・・・でも、どんなよぼよぼしてたって、いい!


などと思って、出かけたリサイタル。←(全く、失礼千万だね)




プログラム


  ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品11-1
  フランク  :ヴァイオリン・ソナタ イ長調

         休憩

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」

  ヴァイオリン小品集 他






イスに、ごめんなさいと腰掛けて、

眼鏡をかけての演奏だったが、


88歳とは思えない素晴らしい演奏だった。



フランクのヴァイオリン・ソナタは、若手にも難曲なのだと、
パンフレットに書いてあったにも関わらず、

弾ききったのは、圧巻だった。

嬉しかったなあ。


今回、ルグランがギトリスのために作った曲を披露してくれて、

それが実に、フランスのエスプリという感じで、素敵だった。


天井桟敷席で、マイクの音が聞こえにくく、
ギトリスじいちゃんは、英語。
(通訳もあったけれど)

来日して、今年で30周年とか言っていたと思う。

そして、ヴァイオリンは、300歳になるとか。



鳴りやまない拍手に、何度もステージに出てきてくれて、

嬉しかったなあ。



アンコールの最後は、浜辺の歌を弾いてくれて、観客の合唱になった。

ほのぼの・・・と思いきや、曲は転調、転調。

おどけて、去っていく後ろ姿は、何とも愛らしかった。



どうか、どうか、まだまだ長生きしてくださいね。




素敵な演奏をありがとう。

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