すての読書ノートとつれづれ日記

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主に、私が子供の頃、少女の頃に読んだ本たち
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長新太さんの絵本
『どろにんげん』

食いしん坊のわたくしには、たまらない絵本です。

      あるひ へんてこなものが にゅーっと
      でてきました。
      これは どろにんげんという おばけです。

      うみのほうは たこです。

どろにんげんが、どろのなかから
おおきなおおきな おいもほりだしました。
うみから見ていた たこが欲しがって、
おいもの引っ張り合いをします。

でも、そんなことはやめて、どろにんげんが
いいかんがえを思いつきます。

二人で、おいもをどこまでもどこまでも
運んでいきます。

運んで行ったところはというと・・・・・・・。


     ごおー!
     かざんです。

かざんにおいもを運んで行って、
いっしょけんめい二人で、おいもを焼くわけですよ。


     ごおー!
     ごろごろ ごろごろ。

そして、とうとう・・・・・・

     「やきいもだ!」
     「やきいもだ!」




もう、おいしそうでたまりませんよ。

おいもの存在感が強烈なやきいもが食べたくなる絵本。



参考:『どろにんげん』  長新太 さく
    こどものともセレクションー月刊絵本「こどものとも」
    50周年記念出版
    福音館書店 1997 


今年最初の読書

長新太さんの
『まねっこねこちゃん』


           まねっこねこちゃん まほうつかい

まねっこさんだから
年がら年中、ちょっと何かのまねしてるの。


でも、



            ちょっと ねこちゃん
            ひとやすみ


まねっこさんも
まねっこしてないこともあるの。


ひたすら



            まねっこねこちゃん まほうつかい



長新太さんの
ちょうかわいい絵本


参考:『まねっこねこちゃん』 長新太 文 絵 

           文渓堂 2003
イメージ 1

          「こう言えるんじゃない?」(中略)
    「人間は、それぞれべつべつな『時』をもっているって。
    もちろんほんとうはだれの『時』もみんなおなじ『時』の
    なかの小さな部分だけど。」
       (中略)
    「だからぼくは、わけはよくわからないけど、
    だれかよその人の『時』のなかへ、『過去』のなかへ
    あともどりしてはいっていくことができるんだ。
    でなけりゃ、こういってもいいけど、・・・・・・・」
    ―― ここでふいにトムは、はじめてハティの立場になって
    考えた。
    ―― 「あの子の方がさきへすすんできて、
    ぼくの『時』のなかにはいることができる。
    ぼくの『時』は、あの子には未来に思われるかもしれないけど、
    ぼくにとっては現在なんだ。」
        (中略)
    「どっちからいったにしても、あの子は過去からきた
    幽霊じゃないし、ぼくも未来からあともどりした幽霊じゃ
    ないんだ。これで問題は解決した。」





フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』
イギリスの児童文学、ファンタジー文学の傑作と言われている。
長年、読みたいと思っていたにも関わらず、
手に取ることができなかった。

読み終えて、確かにこれは児童文学史上最高傑作の一つ
だと感じた。
極上のファンタジーだ。

主人公のトムの側から見た不思議な世界の中で
生きている少女ハティ。

トムとハティの生きている時間・年代が違うことは、明らかで、
トムは何度もハティのいる庭園を訪れると、
ハティは少しずつ成長していっている。

ハティは何者なのか。
この庭園はどこなのか。


でも、ハティの側から見ると、
時々現れる不思議な格好をした少年のトム。
私には見えるけれど、他の人には見えない存在。
トムは幽霊なの?
どんどん私は成長していくけれど、
トムはいつも変わらない姿で現れる。

トムは何者なのか。
トムはどこからやってくるの。


時空を超えて、再会するトムとハティ。
読み応えのある作品だった。


参考:『トムは真夜中の庭で』  フィリパ・ピアス作
     高杉一郎訳
     岩波書店 1967

     Philippa Pearce:Tom's Midnight Garden, 1958



『いやいやえん』 ケータイ投稿記事

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       かたづけたくない子どもたちは、
      みんな、まどのところへいってすわってしまいました。
      「それじゃ、すてちゃいますよ。」
      「すてちゃ、いやだあ。」
      「それならかたづけなさい。」
      「かたづけるなんて、いやだあ。おにごっこがしたいんだもの。」
      みんなべそをかいていいました。
      「そうだ。きょうはいった、しげるちゃんがかたづければいい。」
      と、えむちゃんが大きなこえでいいました。
      「きみは、おにごっこしてないんだから、かたづけるんだよ。」
      「いやだい!」
      しげるも大きいこえでいいました。
      「けちんぼ!」
      と、えむちゃんが目をつりあげて、どなりました。
      「けちんぼじゃないぞ。」
       しげるも目をつりあげて、どなりかえしました。




『いやいやえん』って、子どもたちに絶大な人気のある本
なんだって、昔から言われている。

私の子どもの頃から、
『いやいやえん』は、子どものおすすめの本だと
本屋にも図書館にも、置いてあるのだけど。

なぜだろう、子どもの頃、確かに手にとったことが
あるのだけど、
面白いと思わずに、書棚に戻しているのだな。

そもそも、『いやいやえん』の題名が、想像力を掻き立てるから、
読んでみようと思うのだけど、
何が『いやいやえん』なのか、わからないまま途中で
放置してしまった。


大人になってしまってから、あらためて
読み直してみた。
それで、やっと理解できた。

『いやいやえん』というこの本は、7つのお話が入っていて、
タイトルの「いやいやえん」は、その7つ目の話だったのだ。

どおりで、「いやいやえん」という言葉が出てこないから、
期待している割に、ちっとも面白くなかったわけだ。





ちゅーりっぷほいくえんに通う、元気いっぱいのしげるは、
あまりにも、元気がよすぎて、
ほいくえんの約束ごとが、守れなくて、
先生たちに怒られてしまうのだけど、
子どもたちの無邪気な元気さに、
大人になってしまった私には、
「まあ、これが子どもだよな」と思ってしまう。


でもね、子どもの頃の私、こういう元気いっぱいの
わんぱく小僧は、苦手だったのだよ。
ちょっかい出されるといじめられたと思ってね。
しげるのような子にいっつもいじめられていたのよね。


今、読むとほほえましいお話だけど、
子どもの頃は、修羅場だったんだなあと思う。

とにかく、しげるのような子に、いっつも
通せんぼはされるし、
消しゴムは取られるし、
髪の毛はひっぱられるし、
机の中をジャムでべたべたにされるし、

それはそれは、好かれたのだ。


しげるのような、健康的なわんぱく小僧は、まぶしい。


参考:『いやいやえん』   中川李枝子さく 大村百合子え
    子どもの本研究会  福音館書店  1962

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          (ああ、このひとに、あえてうれしい。
       ・・・・・・・・もしも、これが、きのうだったら、
      ぼくはいっしょに、いっちゃっただろう。
      だけど、ぼくは、どんなにいきたくても、
      このひとといっしょに、いっちゃいけない。
      ぼくは、キキやおおぜいのともだちをすてて、
      じぶんひとりだけ、いいとこへなんかいくのはいやだ。
      ・・・・・・・・それにきょう、ぼくのために、けがをした
      あのせんせいが、すっかりよくなるまでは、
      けっして、どこへもいっちゃだめだ)



いぬいとみこの名作、『ながいながいペンギンの話』

ああ、久しぶりに読んだ。

南極にすむアデリーペンギンの双子のルルとキキの
冒険と成長物語。

3つの冒険の話になっている。

1つ目は、ルルとキキが生まれたばかり。
ルルが少し冒険心を出して巣から飛び出した時、
トウゾクカモメに襲われて氷の穴に落ちてしまう。
なんとか、巣へ戻ろうとした時に寒さに凍えてしまい、
人間のセイさんに助けられる。
捕鯨漁の「もりうち」をしているセイさん、
ルルが可愛くて、連れて帰ろうと考える。
それは、ペンギンたちにとって、「子さらい」だ。
ペンギンの一団が、力を合わせ、ルルを助け出す。

2つ目は、ルルとキキ2人だけで、夜に巣を飛び出して、
好物のオキアミを食べて、浮き氷の島で寝てしまって、
流されてしまう。
途方に暮れた2人だが、シロナガスクジラのガイに
出会い、彼に送られてペンギンの島へ帰ろうとするが、
事件が起こる。
ルルもキキも、それぞれがあきらめずに危機を脱する。

3つ目は、長い冬を迎えようとする季節。
こどもたちは、先生に習って、「水もぐり」のけいこをしているが、
ルルは、たくさんの冒険をしたので、
ばかばかしくてたまらない。
みんなとの「水もぐり」のけいこをサボって、
一人で練習をしている。
そんな時、またトウゾクカモメの群れが、
こどもペンギン達に襲い掛かる。
気がついたルルが、みんなの危険を知らせに急ぐが・・・・・


もう、30年以上も昔に読んだのだが、
こんな話だったかなあ。

実は、小学校3年生の時に、担任の先生に
貸していただいたものだった。
・・・・・・なのだが、あまり好みではなかったのだな。
面白かったという感想もなく、お返しした気がする。
(ごめんなさい)


捕鯨船の「モリウチ」をしているセイさんと
再会したルルは、もう一度一緒に来るかと
誘われるが、
ルルは、首をふって断る。

その後、もっともっと寒くなって、
けがをした先生も元気になり、いよいよペンギンの島を
旅立つ時がくる。



     「ほら、うみのむこうを見てごらん。
     大きなこおりのうき島があるだろう。
     ぼくらはあそこまで、およいでいくんだ。
     冬でもオキアミがいっぱいいる、
     おだやかなうみまで、あのこおりの大ぶねで
     航海していくんだよ」


タイトルの『ながいながいペンギンの話』というのは、
これから旅立っていくルルやキキたちの
ながいながい話ということなのだろうな。


参考:『ながいながいペンギンの話』
    いぬいとみこ著  山田三郎絵
    新・名作の愛蔵版 1999 理論社

    名作プレゼント版 1963年
    理論社名作の愛蔵版 1967年
    フォア文庫 1995年

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