すての読書ノートとつれづれ日記

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          忘れた ふりを続けた せいか
          本当に自分の
          大事な気持ちを
          忘れていた

          シャロンと話してよかった

          シャロンおばちゃん
          俺は・・・・・・

          宇宙へ 行きたい




『宇宙兄弟』

ずっと読みたいな、読みたいなと思いながら、
手に取らずにいた。

宇宙ものは、はまる。

でも、今、はまるわけにはいかない・・・・・

と、なんだかわからない抑止力が私の中にあった。

今年、とうとうアニメ化、映画化する。

やっぱり読もう、となった。





        幼少時代、星空を眺めながら
        約束を交わした兄・六太と弟・日々人。
        2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、
        月面の第1次長期滞在クルーの
        一員となっていた。
        一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。
        弟からの一通のメールで、
        兄は再び宇宙を目指しはじめる。
                        コミック裏表紙から



努力型(多分)の天才なんだろうな、弟の日々人は・・・・・。
こうと決めたら、まっしぐら。
だから、宇宙飛行士になれたのだろう。

兄の六太(むった)は、夢は持っていても、いつしか現実の中に埋もれて
普通の生活の中に生きていく典型的な若者だ。



        “兄”とは常に
        弟の先を行ってなければならない


        ムッタはなんでもできる
        「スゴい兄貴」になりたかったのよ
        いつの間にか・・・・・
        ヒビトの前で失敗することを
        すごく恥じるようになっちゃったけど



と思っているお兄ちゃんは、現在劣等感の固まりだ。

遅ればせながら、兄は、夢を追いかけていくことになる。

それは、先に行ってしまった弟を追いかけ、
目指して行く道でもあるけれど。


六太は、どんな宇宙飛行士になっていくのだろう。
楽しみだな。


第1巻では、JAXAの新規宇宙飛行士選抜試験に挑戦する。

第2次審査。

その中で、良き仲間、そして良きライバルになりそうな二人がいた。



真壁ケンジ:人なつこくて、頭脳明晰。六太とすぐ、うちとける。
      六太が憧れる、伊東せりかさんのアドレスをゲットしてくれた。

伊東せりか:第2次審査の中でも、もっとも秀でた体力を持ち、聡明。
      六太の憧れの人・・・・になりそう。



参考:『宇宙兄弟』第1巻 小山宙哉著 講談社 2008

『火の鳥 復活編』は、哀しい話である。

主人公のレオナは、事故で脳の大半を人工頭脳に変えられて、

人を見ても、人に見えず、ガラクタに。

ロボットが人間に見えてしまう。

そのロボットのチヒロを愛してしまう。

周囲から見れば、滑稽で哀れに見えるかもしれないが、

本人が幸福であるならいいじゃないか。

周りが何を言おうと信じる幸せがあれば、いいじゃないかと思った。


レオナは、「ロボットになりたい」と願い、ロボットになる。

人間の心をもったロボットに。

そして、レオナの記憶を受けついだ、

量産タイプの1台のロビタは、人間らしさを求めて、人を殺してしまう。




人が生きるというのは、哀しいことなのだ。

その哀しさから幸福は生まれるのだと、思った。


辛くて切ないのが人生。

その中からしか、幸福は生まれてこないのだ。



『レ・ミゼラブル』の書評の中に、

ジャン・バルジャンは、神に選ばれた者だとあった。

神に選ばれたジャン・バルジャンは、これでもかという責め苦を担って生きている。


でも、それが人間なのだろうか。

哀しくて辛いから、人は、幸福を求めるのだし。

また、その中からしか、幸福は降ってこないのだ。



図書館内で、読みながら涙がこぼれてきた。


帰りの車の中で、ロビタのことを考えると、泣けてしまった。



人間は、ロビタのようなものかもしれない。

不完全で、不器用な生きものだ。



                        2004年5月11日 日記より




参考:『火の鳥 復活編』 手塚治虫著 




*6年前に読んだ感情が、やはりそのままだったので、
 今回、ほんの少しだけ修正して、記事にしました。

         かぶき者

         『傾く』と書く
         『傾く』とは 異風の姿形を好み
         異様な振る舞いや 突飛な行動を 愛することをさす

         現代のものに例えれば
         権力者にとって めざわりな 『ツッパリ』とも いえるが

         真の傾奇者(かぶきもの)とは
         己の掟のために まさに命を賭した

         そして 世は戦国時代
         ここに 天下一の 傾奇者がいた!!

         その男の名は−−−

         前田慶次



昨年のNHK大河ドラマ「天地人」の影響で、
戦国武将に興味をもった。

ドラマが始まる前、周囲の知人たちの中で最大に盛り上がっていたのが、

ある男の登場の有無だった。

それが、前田慶次郎だった。

歴史的にも、作品的にも考えると、彼の活躍は無理があると見え、割愛となっていたが。


それでも、一世を風靡した漫画、『花の慶次』、
読んでみたいなあと思っていた。


職場の同僚の息子さんが持っているというので、
まず、10冊借りた。


面白い。

男が、格好いいと思う男って、こういう男なのだ。

もちろん、女から見ても格好いいけれど。

1巻から10巻

確かに、これを読むと『天地人』に前田慶次が出てきたら、
どんな活躍をしてくれるかと、

多大な期待が高まろうものだ。

命を賭けた、秀吉との対決もわくわくした。

慶次の魅力は、自分が惚れ込んだ相手は、
どんなことがあっても信じるし、守る
心の広さ、懐の深さだろうか。

ただ一人の女性を愛する一途さも魅力だ。

前田利家の奥方まつ。

おまつ様も慶次のことを特別な思いで見ているかもしれないけれど、

情けない利家も、何とも言えない母性本能をくすぐられる。

おまつ様は、なんだかんだ言って、その情けない利家も好きなのだろうなと思う。

慶次とは、違う思いだろうが。これは、女の側から見た感想だけれど。



慶次もすごくいい男だけれど、

登場人物の戦国武将たちが、本当にいい男だ。


漫画が出版された頃、若者たちが一斉に「かぶき」たがった気持ちが
わかった気がした。






ふと、思い出した。




昔、会社の年下の同僚から、年賀状をいただいた。

あれは、午の年だった。




    隣の建物で 傾いています




というコメントがあった。

当時、なんのことだかさっぱりわからなかった。


「傾く」は、私にとって、歌舞伎の語源、「出雲の阿国」や歌舞伎がイメージされ、

なんだ、こいつは、歌舞伎にでもはまったか?


と思っていたのだった。



そうか。彼も、この漫画を読んでいたのだな。


彼は、その後転職してしまったが、
今でも、傾いているだろうか。



おっと。

話を戻そう。


現在まで読み進めたのは、秀吉の北条攻め。

伊達政宗が、遅参して死に装束で秀吉と対面したところまで。


歴史の重要な要所要所で、影でバックアップする前田慶次。


本当かなあと思うところもあるが、

格好いいから、その辺りはだまされよう。



参考:『花の慶次 −−雲のかなたに−− 完全版』 1〜10巻
       隆慶一郎原作 原哲夫漫画  徳間書店  2004〜2005

         たとえば

         天気ひとつで 音が変わって しまうように
         小さなことが そのこと全てを
         変えてしまう ことがある

         オレたちの 始まりだって
         ゴミの部屋で 聴いた ベートーヴェンで

         小さな 練習室でやった
         2台のピアノの モーツァルトだった だろう

         いくら 苦しくても
         気が遠くなるほどの 孤独な戦いが
         待っていようと
         
         こんな 喜びが あるから

         何度でも 立ち向かおうと 思えるんだ








『のだめカンタービレ』最終巻


とうとう、終わってしまった。


先に雑誌で本当に最終回だけ、読んでしまっていたので、

肩すかしをくらったような気持ちになっていた。


もしかして、打ち切り?って。


それでも、23巻、全体を通して読んだら、
ほっとするような、あたたかな気持ちになった。



ここが、スタートなのだなと。



物語は、繰り返す。


二人の協奏曲の実現よりも、


二人の原点、

モーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ」が、

ラストを盛り上げてくれたのだった。


千秋先輩の涙が、とても嬉しかった。





         何百年も前に記された音符が
         生まれ育った国も
         性別も
         目の色も
         なにもかも
         違うふたりに
         同じ音を
         思い描かせる

         わかり合えない人と
         思っていた人と
         たった一音で
         わかり合えたり

         惹かれ合ったり

         それは千秋先輩とだけじゃなくて
         世界中そんなのがいっぱいあるはずだって
         わかったから

         海の向こう岸があると思うと
         やっぱり人は漕ぎ出しちゃうんですヨ!





ところで本日、本屋で23巻を購入したところ、

雑誌では、「オペラ編」が連載スタートしていた。

日本での、ライジングスター・オーケストラとの
凱旋公演。


そうかあ、二ノ宮さんは、こっちの話を書きたくなったから、

パリ編を早々切り上げたのかあ、と思ってしまったのだった。



楽しみは、まだ続く予感。



参考:『のだめカンタービレ23巻』 二ノ宮知子著 講談社 2009

『ジュリエットの卵』

       実らない卵を
       あたため続ける不幸が
       私達の絆
       だったのだから




吉野朔実の『ジュリエットの卵』


この作品を読んだとき、私は精神的に不安定だった。

そのため、精神不安定な主人公に大変共感し、

前向きに世界に向き合っていこうとする主人公を見て救われたのだった。


そう言っても、けして明るい作品ではない。


作品のベースには、「近親相姦」という重いテーマが潜んでいる。


双子の兄妹、水(ミナト)と蛍(ほたる)は、一生二人でいきてゆこうと
誓った恋人同士だった。

しかし、息子(ミナト)を溺愛する母に阻まれて、
大学は、千葉と金沢に別れ別れになり、

蛍は、生まれて始めて、千葉で独り暮らしを始める。


始めは、独り暮らしに、大学生活に、人間関係に全くなじめない蛍。




     汚れているから
     水(ミナト)のいない世界は醜いから
     
     蛍は窒息しそうです

     美しい空気を送ってください



水(ミナト)がいなければ、何もできなかったのに、


アパートの隣人の下田さん、
下田さんの仲間の苫子や彫刻科の仲間たち、
大学の友人、小夏と夜貴子、
モデルのアルバイトで知り合った、菊池さんや是方さん、

さまざまな人々と出会いながら、確実に新たな世界に向き合っていく蛍。


それも、強くたくましく。



    この人は ミナトと違う
    シモダさんは 爪の先まで 他人なんだわ
    蛍は ずっと
    他人(ひと)に触ったら
    汚れるような気がしてた

    でも
    触ってみなければ 話してみなければ

    何ひとつ わからないんだわ




ところが、わがままながらも、人並みに社会に適応しているかに見えた
水(ミナト)の方が、実はまるで適応力がなかったことが、
蛍が、人間的に成長していくにつれて、徐々に明らかになっていく。


水(ミナト)を溺愛する母・蛍は、だんだん精神の均衡を失っていく。
それにつれて、二人の両親の秘密が、暗示される。


水(ミナト)だけが、世界のすべてだったのに、
いつしか、別の広い世界の方が、大事になっていく蛍。






    ねえミナト 私思い出しちゃったの
    私達 ずっといっしょだったけど
    蛍は よくお母さんに
    放っとかれたり 置いて行かれたり したから
    ひとりで遊ぶのも 上手だったの

    ひとりになった事がないのは ミナトだけで
    蛍は
    蛍は けっこう ひとりで遊ぶのも上手だったの

    思い出した

    だから蛍は 大丈夫

    ミナト
    ミナトは 大丈夫?
    蛍は 心配しています




それに比べて、水(ミナト)は、ますます蛍しか見えなくなっていく。

蛍の心配の予感は、的中する。

双子の妹・蛍と、母・蛍を失ったとき、また水(ミナト)も
精神の均衡を失っていく。






この作品を読んだ時期、かなり精神的に不安定だった。


だからこそ、蛍に自分を映したりもした。


どんなに、世界から逸脱していようとも、
いつかは、世界と向き合えると。


あの頃、重苦しいテーマの中に、希望を見いだしていたのだ。




ちなみに、作品中の食べ物が実においしそうで、
それも、魅力だった。







参考:『ジュリエットの卵』全三巻 吉野朔実著 小学館文庫 2001



   初出:『ジュリエットの卵』全五巻 集英社 1988〜1989

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