ちまきちかごろ

ヘイヘイホ〜♪カフラー王〜♪

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黒澤明 『影武者』

1980年。179分。

脚本・監督、黒澤明。

製作総指揮、フランシス・F・コッポラ、ジョージ・ルーカス。


武田信玄の弟信廉に拾われた盗賊の男が、
信玄亡き後、その影武者として生きていく姿を描いた物語です。


武田信玄と影武者の二役を演じるのは、仲代達矢。
(信玄役が似合って格好良かった!
 勝新が降板になって仲代達矢が起用されたらしいけど、勝新よりこっちの方がいいんやないの?)

信玄の弟信廉・・・山崎努。
(声は確かに山崎努なんやけど、見た目がなぜか萩原流行に見えてしょうがなかった。ププッ・・・)

信玄の息子勝頼・・・萩原健一。


大衆受けしそうな作品ではないし、
最近の迫力があるCGや戦闘シーンに慣れている人には物足りないだろうとは思うけど、
ちまきはこういう作品は、好きです。

けっこう物語が淡々と進んでいくから、
観ていて不快感がないし、
全体的に品があるし、
映像は綺麗だし、
画面の中での人物の配し方も綺麗だし、
カメラの動きがうるさくないし、
馬のシーンは格好良かったし、
風林火山の旗の使い方も良かったし、
静かな感動があって、面白かったです。


劇中で「風林火山」の由来のようなものを近習番頭が語る場面があって、
(以下、その台詞を抜粋)

『まず第一陣の騎兵が風のように敵陣に襲いかかり、
 次に第二陣の歩兵が林のように槍を揃えて、静かに敵陣に押し寄せ、
 そして第三陣の騎兵が火のように容赦なく敵陣を呑み尽くす。

 その後ろには山のように動かぬ御屋形様がその戦を見ている。

 だからこそ侍大将から足軽雑兵に至るまで、安心して存分にその働きができるのだ。

 動かざること山の如し。
 その山のようなお方ゆえ、我らは御屋形様をお山と申している。』

とか何とか。
なーるほど、と思いました。



『疾き(はやき)こと風の如く
 徐か(しずか)なること林の如く
 掠める(かすめる)こと火の如く
 動かざること山の如し』



物語の終盤、
負け戦と分かっていても、
「天国の御屋形様の元で会おう」と、
いさぎよく戦いに赴く、信玄の家臣たちの姿に、
めちゃ感動しました。



やっぱ戦国時代っていいわ〜。

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閉じる コメント(16)

ねおも戦国もの好きです♪言い回しが難しいけど、ほんとに昔の人はあんな話し方だったんですかね?(笑)仲代達也・・・甲冑とか似合いそう(●´艸`)

2007/2/14(水) 午後 5:42 [ ねおちゃん♪ ] 返信する

そう言えば、香取くんの番組「スマステ!!」で中村玉緒さんが出ていて「影武者」で勝新が降板したことを話していました。たしか、カンヌ映画祭受賞作品でしたよね?時代劇は戦国時代が面白いですね。

2007/2/14(水) 午後 7:29 [ - ] 返信する

というわけで会社の上司はお山なのです。 お山がいっぱいなのです。 山脈です。 団塊の世代退職まであと45日

2007/2/14(水) 午後 11:35 [ ttr*92*0* ] 返信する

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私もあまりCGを使ったものはちょっと・・・。武田信玄は病死したあとも、実は生きていた!なんて伝説もあるから、こういう影武者が本当にいたってこと?

2007/2/15(木) 午前 10:55 pyonta0825 返信する

お山ね〜^^全て見られていると思うと気が引き締まるし、心強くもある・・・武士達はこうして戦っていたのですね♪歴史を勉強するには映画を見るのが一番かもね!

2007/2/15(木) 午前 11:56 カモ子 返信する

ねおさん>たっちゃん(私は仲代達矢をそう呼んでる。笑)甲冑めちゃ似合って格好良かったですよお〜!^^そうそう、難しい言い回しが多かったから、日本語字幕と一緒に観ました。台詞だけ聞いても分からないんだもん(笑)

2007/2/15(木) 午後 1:15 ちまき 返信する

結び目さん>そうそう、この作品はカンヌのグランプリを獲りましたね☆スマステは見てないです〜。そんな裏話をやっていたなら見ればよかった!戦国時代ってドラマチックで面白いですね^^

2007/2/15(木) 午後 1:18 ちまき 返信する

ttrさん>なるほど。お山がいっぱい・・・。でも私の周りには信玄ぽいお山は見当たりませんなあ・・・。山脈退職はもう目の前ですね。なぜか分からないけど春って苦手な季節です。。

2007/2/15(木) 午後 1:23 ちまき 返信する

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おもしろそうですね!すごく見たくなってしまいました。迫力がある、派手な作品よりも地味でも中味のある作品のほうが見た後も印象に残りますよね!

2007/2/15(木) 午後 6:06 goe**i06 返信する

ぴょんたさん>私も歴史に詳しくないので真相は分かりませんが、信玄に限らず、権力者の陰には必ずそういう存在っていそうですよね。劇中、ごくわずかの側近以外には信玄だと信じ込ませていた影武者が、ついに「信玄の偽者」だとバレて屋敷を追い出されるシーンがありますが、とても切なかったです。

2007/2/16(金) 午前 9:37 ちまき 返信する

カモ子さん>映画って、知らなかった歴史や文化に興味を持つきっかけになるし、いろんな作品を観ると知識がより広く深くなるし、そういうのも含めて面白いですね♪

2007/2/16(金) 午前 9:54 ちまき 返信する

なつさん>私は近々「隠し砦〜」も観てみようと思ってます^^なつさん、機会があればぜひ「影武者」観てみて!そして、山崎努が萩原流行に見えるかどうか、検証してみてください(笑)

2007/2/16(金) 午前 9:57 ちまき 返信する

山崎努には気づかなかったです、信長、家康、皆役柄がよくてあっという間の179分でした。

2007/10/8(月) 午後 0:13 transf 返信する

C・Cさん>ご訪問&コメありがとうございます☆山崎努は私も「えっ?流行??」と思うくらい気づきませんでした(笑)根津甚八も若かったですね〜。本当に長さを感じさせない作品ですね!^^

2007/10/8(月) 午後 4:34 ちまき 返信する

昔の記事へのコメントですいません^^;
大好きな、偉大な黒澤監督の記事が目に止まり嬉しくなりました。
一昨年くらいに映画にハマり黒澤監督のことも知ったのですが
まだ全作品を観れてなくて。。。
『影武者』もまだ観てないので絶対観ようと思いました。
私が初めて観たクロサワ映画は『生きる』でマイベスト映画の中のひとつです。

2010/11/18(木) 午前 9:33 chip 返信する

いえいえ、昔の記事まで読んでいただいて嬉しいです!どうもありがとうございます^^
私も黒澤監督作品はほとんど観れてないですよ〜。作品数も多いし、どれも面白そうで何から観ようか迷っちゃって。。
ちなみに、私が尊敬する有名人トップ3は、手塚治虫氏、黒澤監督、カラヤン氏です☆

2010/11/18(木) 午後 9:50 ちまき 返信する

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