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半導体メーカーのエルピーダメモリが、会社更生法の適用を申請したようです。
負債総額は前年度末時点で4480億円に達し、製造業の企業としては、過去最大の経営破綻となる。
エルピーダメモリは、平成21年に産業活力再生法の第1号に認定して公的資金を注入して政府も
後押ししましたが、東日本大震災や、タイの洪水や慢性的な円高もあって、逆境から立ち直ることが
できなかったようです。
日立やNECや三菱電機等が資本参加して、韓国をはじめとしたアジアの新興国と競争していけるように
設立された企業でしたが、DRAMでは、特に技術的優位性を発揮することができなかったこともあって
時代の流れとして捉えるしかないのかもしれません。
テレビをはじめとした家電製品も今や似たような状況にあるようです。 かっては、多くの電機メーカ
ーが半導体を製造して、海外にも輸出しており特に米国との間においては、半導体摩擦を引き起こし、
政治問題にもなったようです。
今後は、自社や企業グループ内で必要な分を社内で生産する程度になりそうで、外販や輸出はかなり
減ってきそうですね。 日本には、まだ世界に通用する技術は少なくないので、技術的優位性を維持
できそうな分野や新しい分野で競争力を発揮できそうなもので勝負するべく経営資源をシフトしない
といけないと思います。 官民が協力して成長力のある分野に活路を見い出し、勝負していかないと
いけないですね。
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