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私は旅行に来ると、探検部の合宿みたいになってしまいます。
今回も、最初は竹富島とか小浜島とかちっちゃい島でのんびりっていう話もあったのですが、どうしても行きたい所が西表島にありまして行っちゃいました。
西表島は八重山諸島の中で一番のネイチャーアイランドです。去年行ったときは、現地ツアーで観光客がこぞって行くような滝(ピナイサーラの滝)にシーカヤックとちょっとしたトレッキングで行って、大喜びしていたのですが、帰ってきていろいろ調べてみるとまだまだ甘かったことが分かりました。
西表島の奥地に、誰もがそうめったに訪れることが出来ない美しい滝があるのです。その名はマヤグスクの滝。「マヤ」=ネコで、「グスク」=城。イリオモテヤマネコの城という意味だそうです。もちろん日本の滝100選の一つです。
道なき道を早歩きで歩き続けてやっと日帰りで行けるという、西表島のほぼ中央に位置する滝で、ガイドさんを手配して連れて行ってもらいました。
朝イチの船で石垣島から西表島の上原港まで行きました。台風11号の影響で波が高く、ちょっと船酔いしましたが、へこたれてはいられません。
西表島の北部にある浦内川の河口から観光船にのって中流まで登りました。沖縄最大の河川で、数種類のマングローブが河の両岸にびっしり植わっていました。
船を下りて初めの1時間くらいは、他のお客さんと一緒に歩きやすい道を歩き、マリユドゥの滝やカンピレーの滝を見ました。(普通はそこで引き返すのです。)
カンピレーの滝をすぎた所からが本番です。道らしい道はないし、沢は渡らないといけないし、熱帯雨林で風が通らないので極度の蒸し暑さだし、日陰でも紫外線は強烈で帽子もフェイスシールドも取るわけに行かなくてサウナスーツ状態でした。
帽子のつばで木の枝が見えず、何度も頭を打ちました。
山は登っていくとだんだん涼しくなっていくのですが、亜熱帯で標高差のないジャングルのため、日が高くなると地獄のような暑さ。沢の水で身体を濡らして、少しでも体温を下げながら歩きます。1時間半ほどでマヤグスクの滝に着きましたが、ものすごく長い時間に感じられました。
マヤグスクの滝は泥質の岩盤のため細かい階段状になっていて、それはそれは美しかったです。
滝を見ながらお弁当を食べ、階段を登るように滝を遡って上まで登りました。滝の上には狭いけど流れの速い滝があり、そちらも美しかったです。滝つぼで泳いで、火照った身体を冷やしました。
流れに逆らって登るより、滝の下まで降りていく方が怖かったです。
帰りもひたすら歩いて、最終の観光船にちょうど乗れました。途中で負傷したり、今よりゆっくりしか歩けなかったりすれば、山の中で野宿だったということでしょうか・・(確実にヒルの餌食に)確かに気軽には行けないです。
とにかくどうしても見たかったマヤグスクの滝に行けて本当に良かった。
次は西表島の奥地でキャンプをして島を横断したいな〜。
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