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産婦人科には毎月初期研修医が回ってきます。
毎月彼らは入れ替わるので、その都度基礎から教えてあげないといけないのは大変ですが、人出不足のうちの産婦人科に安定して実働部隊が供給されるので助かってもいます。
産婦人科といえば基本手技は内診、クスコ診です。
将来急に音大の大学院に行きたくなってバイトで食べていかないといけなくなっても、婦人科健診で生きていけるようにちゃんと伝授しています。
これがみんな最初はおっかなびっくりなんですが(医者が恥ずかしがったら患者は余計恥ずかしいから堂々とせーよ!と指導します)、大体みんな慣れてきます。
ところが今月やってきた男の子がチキンで・・
「クスコはこう右手で持って、手袋をはめた左手で小陰唇を開くんやで。膣の前の壁は尿道の裏で敏感やから後ろの壁に沿わすように奥まで入れてから開くんやで」
と指導するのですが、小陰唇に手を当てるだけであわあわして一向に診察しないのです。
「だ、だって穴が見えないところにこんなもの突っ込むなんて・・」
確かに左右の小陰唇がぴたっとくっついていたら膣入口部は見えませんが、だから左手で開けと・・
「ぼ、僕出来ません!」
そいつ普段は調子乗りでおべんちゃらばっかり言ってるような奴なんですよ!
「ほんまにもう!あんたは童貞か!」
「ちゃ、ちゃいますよ。」
「じゃあ女性器の構造くらいわかるやろ、このチキン!(つか、医師免持ってるやろ・・)」
「チキンって言わないでくださいよ・・」
「チェリーは良くてチキンはあかんのか!」
と虐めまくっていたのですが、ふと不安になり、
「ねえ、上司が部下に童貞か、とか言ったらセクハラになるんかな〜」
というとそいつは、
「いや、若干心地いいです。」
と言いやがった。
おおおーーーっ
これが噂に聞くM男!
ちょっとキモいかも。。
今朝の診察時に、
「やってみる?」
と言うと、
「吐きそうだからいいです・・。」
だって。婦人科研修にならへんやん・・
そいつは診察室を出た後、ナースステーションで服従したイヌのような眼で見てくるので、周りのナースに、
「聞いて〜、○○先生チェリーやねん!」
と言うと、
「ちゃいますよ!!」
と抵抗するので、
「じゃあ、クスコチェリー!」
と言うとぐうの音も出なくなってナース達にからかわれていましたとさ。。
循環器内科に行きたいらしいが、大丈夫なんでしょうかね〜。もう。
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