LUPOの地球ぶらぶら紀行

地球をこよなく愛する産婦人科女医の多少マニアックな旅行記です

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2009年07月

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みなさんこんにちは。ロンドンが寒すぎて風邪をひいてしまいました。。新型インフルエンザもはやっているようですが、熱はないのでご安心を。ちなみに誰もマスクしてません。でも妊婦さんは「インフルエンザが心配です」と言ってる。なんでみんなマスクはいやなんかなあ。効果ありますよね〜?(って医者やろって感じですが)

さて、食生活を共にしているイケ面スペイン人Jesusは最近結婚して奥さんがいます。10年の付き合いだったとか。それなのに今はスペインとロンドンで離れ離れ。さぞかし寂しいでしょうねえ。

こないだ学会でスロベニアに行ったとき、彼はダンスパーティーで美醜や年齢を問わず女性と体力の限り踊りまくり、すっかり有名人になりました。女性人はみんなセクシーな格好をして普段と全然違う雰囲気なので、彼の性的欲求に火がついたようです。

かつて同じユニットにいた、美人で巨乳でセクシーで明るくて誰からも好かれるイタリア人ローサマリアにすっかりメロメロになったようで、
「LUPO、俺はローサマリアに完全にノックアウトされたよ。どうしよう・・」
「ローサマリアはアイドルみたいなものだから、男なら誰でも好きになるよ。あんまり真剣に悩まないことね」
「でも、俺の息子はもう限界だ。こっちでガールフレンドを作るのはいけないことかな」
「あんたにはあんたのことが大好きな奥さんがいるやん。それはインモラルやろ。あかんで〜」
「何でインモラルなん?」
「(スペイン人に不倫という感覚はないのか!?)そりゃ、こっちでガールフレンドを作って、あんたもその女も完全に秘密を守れるならいいんかも知れない。でも、たいていはどちらかが真剣になったりして、奥さんにバレるか奥さんに対する愛が減るかして、結局は奥さんにとってかわいそうなことになるでしょ。だからインモラルなの!!」
「そっかあ。俺は良くても嫁に悪いってことか・・」
「そう。当たり前でしょ。」
「・・。こんなこと考えるなんて俺って悪い奴かなあ。」
「そんなこともないんちゃう?ごく普通の30代男性でしょ。」
「良かった。でも、俺、なんやかんや言いながらその場になったら浮気はできないと思う。」
「ほんまに?ふーん。そういうのを日本語で「ヘタレ」って言うんだよ。」

彼は結局、現地彼女を作ることなくその2週間後の週末に地元の奥さんのところに行き、性欲を満たして帰って来ました。「良かったね」と言うと、
「いやあ、でも嫁とずっといたから疲れたわ」
と大して満足そうでも無い様子なんです。
「俺の嫁はずーっとずっと一緒にいないと気が済まない性質で、俺が友達に会うのもいやがるんだよね。」
「そ、そうなんや。じゃあ友達と会う時に嫁も連れて行ったらいいやん。」
「そうしたんだよ。でも、それもあいつは気に入らないんだ。二人っきりで家にいないと嫌なんだよ。だから俺が友達や家族と会うのも嫌がるんだ。」
「マジ・・。それはきついなあ。」
「だからスペインにいる時も、仕事が終わったらまっすぐに帰らないといけないから、毎日遅くまで仕事してたんだ。」
「そりゃつまらんなあ。なんで結婚したん?」
「結婚前はこんなんじゃなかったんだけど、豹変したんだよね。俺は首輪を付けられた犬だよ・・」
「あんたの奥さんってあんたのこと愛しすぎだよね。でもさあ、大人ならちょっとは相手がどう感じるか考えるもんだと思うんだけど、ちょっとその愛はselfishじゃない?」
「確かにselfishだなあ。というか依存してるんだ。」
イケ面君は、奥さんの事は良い奴だと思ってるし愛してるけど、忙しくしていてたまに相手するくらいがちょうどいい、ずっとやっていけるかどうか分からない、と悩ましげでありました。

ここまでの束縛・依存でなくても似たような話は日本でも聞きますよね〜?独り者の私には分かりませんが、盲目的な愛や依存は相手を疲れさせるだけでしょうね。そういう時は他に打ち込めるものを探した方がいいんじゃないかなあ。(>嫁)犬でも飼うとか?

とは言え、そんな状況でもイケ面君はちっとも私に興味無さそうなのでがっかりなのでした。(嘘)

頑張れ日本のケータイ

こちらに来てみると、デジカメはみな日本製のものをもっているが日本製の携帯電話を持っている人は皆無。ソニーエリクソンを多少見かけるくらい。

みんなiphoneかノキアかblackberry。音楽が聞けてフルブラウザのインターネットが使えて(スカイプも)デジカメがついてる。

日本の携帯はと言えば、ケータイサイトしか見れなくて(フルブラウザはパケ放題じゃないですよね)、ワンセグだのおサイフケータイだのプッシュトークだの無駄な機能が多すぎで、こっち人使わないだろうなという感じ。日本でもみんな使ってるのかなあ。

周りの人たちに「日本製はとにかく素晴らしい」と事あるごとに自慢しているので、携帯も頑張ってほしいわ。
で、iphone買って帰ろうかなと思っているのでした。

みなさんこんにちは。ロンドンは夏なのに寒いです。なぜこの街にノースリーブが売っているのか疑問です。そして、雨の降らない日は珍しいです。こりゃこっちの人はバカンスで海に行ったらビーチで焼きたくなるわと思いました。

こないだの週末にパリに行って来ました。パリ在住の友達やブリュッセル在住の友達とデートして、レストランに行ったり、夏のセールを覗いたり、秋冬の新作をチェックしたりしてたらまた散財してしまいました・・・

昨年からちょこちょこパリのレストランに行く機会があったので、ここらでちょいとまとめてみます。

○L'Ambroisie ランブロワジー
ミシュラン三ツ星。マレ地区の静かな広場にあり(だったと思う)、落ち着いているが高価と分かるインテリアで邸宅に招かれた気分で料理がいただける。料理はア・ラ・カルトのみで昼も夜も値段は変わらない。日本で食べるよりかなり強めの味わいだが、ど真ん中を突いてくる味。トリュフの使い方がダイナミックで食べながら昇天するほど。デザートのチョコタルトがまためちゃくちゃ美味しかった。それなりのワインを飲んだため3人で1000ユーロほどしたが、また行きたいと思われる素晴らしいお店。
9 pl. des Voges 75004
tel 01 42 78 51 45 (日曜・月曜休み)
http://www.eatinparis.com/EatinParis.woa/restaurant/en/detail_restaurant/4eme___H_tel_de_Ville___Notre_Dame/9__place_des_Vosges/L_Ambroisie?booking=false&WOURLEncoding=UTF-8&id=315

○Alain Ducasse - Plaza Athénée アラン・デュカス‐プラザアテネ
ミシュラン三ツ星。モンテーニュ大通りにある由緒正しい高級ホテル、プラザアテネのメインダイニング。天井がとても高い広い部屋で豪奢な家具が並ぶが、いかにも伝統あるホテルという感じではなく、シャンデリアの周りにピアノ線でクリスタルがちりばめられ、モダンとクラシックが非常に狭いストライクゾーンでマッチしている。京都で行きつけの料亭なかひがしの息子さんがこちらで修業されていたそうで、ご主人から何度かお話をうかがっていたので是非行きたいと思っていた。ランブロワジーよりも日本人向けの味で、盛り付けも芸術的。あんなにコクがあるのに臭みがなくて柔らかい鳩は初めて。デザートのババ・オ・ラムは忘れられない味。正直アラン・デュカスは日本に店を出しまくるのでイメージ悪かったけど完全に見直した。おすすめ。ランチはア・ラ・カルトのみ。二人で500ユーロ弱。
25,avenue Montaigne
01 53 67 65 00(土日休み)
http://www.eatinparis.com/EatinParis.woa/restaurant/en/detail_restaurant/7eme___Invalides___Tour_Eiffel/rue_de_Montalembert/L_Atelier_de_Jo_l_Robuchon?booking=false&WOURLEncoding=UTF-8&id=5454

○L'Atelier de Joël Robuchon アトリエ・ジョエル・ロブション
系列店はミシュラン二ツ星。サンジェルマンの近く。ポップなインテリアでカウンターをメインとしたカジュアルなお店。日本人の店員さんが分かりやすく説明してくれたところ、ハーフポーションの皿がいくつもあり、女性同士でもそれぞれ好きなものを注文することが出来る。非常に凝った料理と言うわけではないが、どれもおいしい。デザートのスフレもちょうどいい大きさで良かった。二人で300ユーロしなかったと思う。気軽に行ける雰囲気だが、土曜のランチは満席だったので予約が吉。
5,rue de Montalembert
01 42 22 56 56(無休)
http://www.eatinparis.com/EatinParis.woa/restaurant/en/detail_restaurant/7eme___Invalides___Tour_Eiffel/rue_de_Montalembert/L_Atelier_de_Jo_l_Robuchon?booking=false&WOURLEncoding=UTF-8&id=5454

○Cafe Constant  カフェ・コンスタン
エッフェル塔の近くにあるクリスチャン・コンスタンなる人のやってるカフェ。カフェというには料理のメニューがかなり充実している。ビストロというわけでもないし・・。うーん。テリーヌを切っただけとか、魚をポワレしただけとかのシンプルな料理だったが、そんなに高くなくて美味しいのでおすすめ。 活気があって良い。
139 Rue St-Dominique 7500701
47 53 73 34 (日・月休)
http://farafel.cocolog-nifty.com/escargot/2007/03/post_ca4e.html

○Laduree ラデュレ 
サンジェルマンやマドレーヌ寺院の近くやシャンゼリゼ通りという、お買い物のついでに寄れる場所にある。気取らず入れるが座席のピッチは狭め。お料理が結構美味しいのでランチに最適。スイーツは東京と全く同じ味で、マカロンを買うために列が出来てるのも一緒。中で食べないならオペラ座近くのプランタンの中にショップがあり、並ばず買える。
http://www.laduree.fr/public_fr/maisons/royale_accueil.htm

パリに行くと食べないといけない気分になるのでそれなりのお店に行く機会が多いすが、ロンドンではほとんど自炊です。。
でも、ロンドンの方が好き。

http://www.laduree.fr/public_fr/maisons/royale_accueil.htm
このHPがおすすめです。

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みなさんこんにちは。ロンドンは夏なのに寒いです。日本が恋しいです。

http://lohasmedical.jp/blog/2009/07/post_1892.php
私の「妊娠の心得」を絵本化した「いつかお母さんになるあなたへ」が日本図書館協会選定図書なるものに選ばれました。何か良く分かりませんが、若い人たちに手に取ってもらう機会が増えたら嬉しいです。


スロベニアの学会の後、レンタカーでクロアチアに足を延ばしました。
よもや自分がクロアチアに足を踏み入れる日が来るとは思っていなかったのですが、実は日本からさほど遠くないクロアチア、今日本人観光客が増えているそうです。(オーストリア航空でウィーン乗り継ぎですぐらしい。良く考えたらスペインなどの西欧よりはるかに距離は近い)
フィガロにもクロアチア特集あったよな〜。

こちらにいらっしゃる先輩、テス子さんが以前クロアチアに行かれたことがあり、凄い滝と湖の国立公園があるよと教えてくれた瞬間、私の頭は湖でいっぱい。
ネットで調べたら、西洋の九寨溝と呼ばれるピリトビッチェ国立公園というのがあり、ユネスコの世界自然遺産だとか。
ちょっと遠いけど行っちゃいましょう!ということに。

スパニッシュガイズ(Jose&Jesus)を無理矢理7時に叩き起こし、4人でスロベニアのポルトローズ(アドリア海に面した学会場)を出発。ボスニアヘルツェコビナ近くにあるプリトビッチェまでは5時間くらいかかりました・・

国立公園はかなり広いので、時間があるなら宿泊をおすすめします。
持ち時間に応じて、2時間から6時間までのさまざまなおすすめ散歩コースが示されていて、ぽっと来た観光客にも分かりやすいです。
私たちが選んだのは3〜4時間の散歩・クルーズ・バスのコース。

湖は氷河の堆積物なのでしょうねえ、瑠璃色に似た深いブルーで魚がたくさん泳いでるのが見えます。そこに滝があちらこちらから流れ込み、また流れ出してゆく。いくつもの湖と滝を包み込むのは広葉樹林の明るい緑。誰もが感嘆の声を上げずにはいられませんでした。
私はこういう場所に来ると感動するだけでなく、どうかこの美しい自然がいつまでも残ってほしいと思うあまり胸が苦しくなります。

帰りもまた5時間かかりましたが、本当に行って良かった。
私は知らなかったのですが、有名なところのようですね。来週ベルギーにいる中学時代からの友人も家族で行くと話していました。
みなさんにもおすすめですよ!!

それにしてもスパニッシュガイズにとってはハードな日となってしまいました。運転を全部請け負ってくれただけでなく、彼らの休日の感覚ではありえない早起き・・

その前日にスロベニアの首都リュブリャーナに行った時は、ホセが2時間も遅刻して私はブチギレを隠そうともしてなかったのですが、この日は良くやってくれました。

彼らが「日本人は時間を100%使うよね」と言ったので「私は120%使うよ」と答えました。いやあ、合わせてくれてありがとう。

世界遺産の風景も、異文化コミュニケーションも、大事な思い出です。

みなさんこんにちは。

学会が終わりたての今週は症例が溜まっていて大変です。今日は夕方から教授のprocedureが立て続けにあり、終わったのは夜11時を過ぎていました。
途中で緊急事態になった症例もあり、見てただけの人たちも全員ぐったり。みんないつもの習慣で、教授が帰るのを見送ろうと廊下に立っていました。

教授は疲れた顔をして、血がたくさん飛び散ったシャツの上にジャケットを羽織り歩いてきました。

私がイケ面スペイン人Jesusと晩御飯についてひそひそ話していたところ、教授に
「なんやお前らはつきあってるんか」
と言われ、面白いので
「えへへ」
と言って二人でちょっとべたべたしたら、他の人たちが教授に
「あいつら一緒に住んでるんですよ!」
と言いました。(確かに同じアパートだけど部屋は当然別です)
「じゃあ夜はチュクチュクしてるんか?(指を絡ませながら)」
とニヤニヤしながら聞くので最初は「えへへ」と言ってみたのですが、Jesusがいつも「俺はデカいぜ」と自慢しているのを思い出し、
「いや、してませんよ。彼のはデカすぎて私に合わないんです。私のはすごく狭いし。」
すると教授は、
「ほう、大きいのは合わないのか。」
とさらにニヤニヤしたので、

「はい。あなたのは合うかもしれませんけど。」

と言うと、教授は豆鉄砲を食らった鳩のような顔になり、周りは全員大爆笑となりました。
どんより気分が一気に明るくなって全員帰路についたのでした。
これはKO勝ちでしたね。

その後ご飯を食べている時もずっとその話題で笑っていたのですが、やばいのはイケ面Jesus。100回くらい満足げに思い出し笑いをして気持ち悪い上に(俺は教授よりデカいぜと思っているらしい)、いつもよりさらにご飯を食べ、「これは俺じゃなくて息子の分だぜ」だって。
どこかにまともな男はおらんのかい、と。

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