LUPOの地球ぶらぶら紀行

地球をこよなく愛する産婦人科女医の多少マニアックな旅行記です

医療の真面目な話

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

感想募集します

イメージ 1

「産科女医からの大切なお願い〜妊娠・出産の心得11カ条〜」(無双舎)をお読みいただいた方の感想を募集します。

この記事に

開く コメント(11)

イメージ 1

みなさまこんばんは!ロンドンはめちゃくちゃ寒いです。

去年作成し、自分のブログに載せて思わぬ反響を呼んだ「妊娠の心得11カ条」(http://blogs.yahoo.co.jp/mihyon0123/18482021.html#30511513)
が書籍になり、11月25日に無双舎より発売されます。
「産科女医からの大切なお願い〜妊娠・出産の心得11カ条〜」

ブログ版の心得は医療者である私からの心得を一方的に述べたものでした。その後私は日本の臨床を一時離れ、ロンドンに胎児超音波と胎児治療の勉強のために留学したため少し客観的に見ることができました。日本にいる時は疲れていたんだなあと思います。

今回の書籍化にあたって、身近な友人達を指名して手記を寄せてもらったり、mixiやブログを通じて体験談や意見を寄せていただいたりしました。ほとんどそのまま載せさせていただいたものもいくつかあります。より非医療者側に立った視点で見つめなおすことが出来、非医療者と医療者の架け橋の助けとなるような内容となったと自負しています。

編集の方からものすごく急な締め切りを言われて原稿を書くだけでも大変だったのに、あとがきのあとがきをしかるべき人にお願いして書いてもらわないといけなくなり、前から書いてもらいたいと思っていた「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会の代表阿真京子さんに急を承知でお願いしました。また、どなたか周産期が専門の偉い人にも書いてもらいたいと思っていて、ずっと誰にお願いしようかといろいろ考えていたのですが、原稿も書けてないうちからお願いできるような間柄の先生は前職場の教授しか思いつかず、お願いした上に電話で催促までしてしまいました。

また、帯の裏に誰か偉い人の推薦文をと言われ、これまた失礼なのを承知で私がこんな活動をしているとは全く知らない母校の前教授にお願いしました。病院や携帯に電話しまくったという・・。そして、「とっても良いんじゃない」って言って下さいました。人間、切羽詰まると信じられない事も出来てしまいます。(断られたら、私の活動を知っておられる母校の現教授に電話しようと思ってたという・・)

ほんま快く引き受けて下さった方ばかりで、感謝感激です。持つべきものは素晴らしい上司。

そんなこんなで原稿を十分に推敲する暇もなく送ってしまいましたが、精いっぱいのものが出来たんじゃないかと思っています。時代も求めてるんじゃないかなあと。渾身の一冊なので是非是非読んでください。

この記事に

開く コメント(5)

University College London Hospital(ロンドンの東大みたいなもん?)の新型インフルエンザと妊婦Q&Aをゲットしたので大体訳しました。

新型インフルエンザに関しては当然エビデンスが無く、先に冬を越したオーストラリアの疫学データを参考にするしかないようですが、妊婦、肥満、糖尿病の患者が特に重症化しやすかったようです。

エビデンスが無いからQ&Aやガイドラインは作る人の臨床センスがそのまま出るのかなあという感じ。
UCLHと日本産婦人科学会のQ&Aに全く異なる個所がいくつか出てきます。
日本のはとにかく手厚く(?)して後で責められるのを防ごうって感じもしますねえ。

まずはUCLH編。

Q1.妊婦でインフルエンザが疑われる症状があったら、確認するためにスワブ検査が必要ですか?
A1.いいえ。スワブ検査は必要ありません。直接受診するのでなく、電話か何かでGP(家庭医)に連絡を取り、指示を仰いでください。
産科的に問題がなければ入院する必要はありませんし、診断のために救急外来を受診する必要もありません。
それ以上の情報に関しては、GPか助産師か分娩部に電話で聞いてください。

Q2.新型インフルエンザと診断された妊婦は抗ウイルス薬による治療が必要ですか?
A2.はい。妊婦で新型インフルエンザが疑われるもしくは診断された場合は抗ウイルス薬による治療が必要です。(GPにもらってください)

Q3.家族や職場の同僚などが新型インフルエンザと診断され、妊婦が濃厚接触をしていた場合、予防的に抗ウイルス薬を飲むことは必要ですか?
A3.いいえ。この時点の広がりようでは、妊婦に症状がない限り、接触後の予防的抗ウイルス薬ない服は必要ありません。

Q4.無症状の妊婦の職場の同僚が新型インフルエンザの疑いもしくは診断されました。仕事を休んだ方がいいでしょうか?
A4.いいえ。この時点の広がりようでは、ウイルスから完全に逃れるのは無理です。なので仕事を休む意味は少なく、手洗いなど衛生面の基本を徹底して下さい。

Q5.どの抗ウイルス薬が推奨されますか?
A5.UKの健康省(?)は妊婦にはリレンザを推奨しています。リレンザは吸引薬なので血中レベルは非常に低く、胎児への影響が最小限だと考えられるからです。リレンザには気管攣縮の副作用の報告がありますので、重症喘息の妊婦にはタミフルの方がいいでしょう。

Q6.新型インフルエンザ様の症状がある場合、病院に行った方がいいですか?
A6.重症でない限り、分娩部であろうと救急外来であろうと病院には行かない方がいいです。
それ以上の情報に関しては、GPか助産師か分娩部に電話で聞いてください。

Q7.新型インフルエンザと診断された妊婦は病院に入院した方がいいですか?
A7.いいえ。新型インフルエンザと診断された妊婦全てが入院する必要はありません。重症の場合は一般病棟か妊婦病棟へ入院が必要となります。褥婦の場合、出来る限り母児同室とし、授乳を勧めます。
7日以上症状が続く場合や、ウイルス感染の悪化や細菌感染の併発をきたした場合は入院が考慮されます。それまでは自宅で身体の冷却、38.5度以上の発熱があればアセトアミノフェンのない服が勧められます。

Q8.新型インフルエンザの症状を持つ妊婦に対しての、選択的帝王切開や誘発分娩は急ぐべきですか、延ばすべきですか?
A8.産科的に急ぐ理由があるなら予定通り行ってください。待てるのなら5日ほど延ばした方が妊婦に体力が回復し、医療スタッフや他の妊婦への感染のリスクを減らすことが出来るので良いでしょう。


イギリスでは普段はGP(家庭医)というかかりつけに診てもらい、妊婦検診は助産師が行うので、病院に行くという機会は非常に限られているので日本とちょっと違う部分はありますが、なるべく病院に近寄らない、スワブ検査(鼻に綿棒突っ込むインフルエンザの簡易検査)は要らない、お産は回復してから、というのはうなづけます。

では、日本産婦人科学会のQ&A。

(文字数がオーバーしたのでURLですみません)
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20090907b.html


まあ簡単にイギリスとの違いを書くと、日本は、
○濃厚接触したら抗ウイルス剤の予防内服
○可能な限り母児別室(搾乳で授乳は第三者が行う)
○リレンザじゃなくてタミフル
○分娩時期についてのアドバイスは無し
って感じでしょうか。

日本だとタミフル耐性ウイルスが速攻でてきそうですね。
でも何もかもが手探りですから・・

無事に冬を越せるといいですね。

(おまけ)
日本感染症学会の提言
http://www.kansensho.or.jp/news/090914soiv_teigen2.html#n06

この記事に

開く コメント(6)

残念ながら参加できないのでせめて宣伝させていただきます。
転載歓迎いたします。

★ ☆『中原支援の会第4回総会・本田宏先生講演会【東京】』のお知らせ☆★
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/

●日 時:2009年6月13日(土)16:30-18:30
●会 場:TKP銀座ビジネスセンター4階4B
(中央区銀座6-17-2ビルネット館2号館)
電 話 03-5148-8701
地 図:http://www.tkpginza-bc.net/access.shtml
交 通:東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅6番出口徒歩3分
     都営大江戸線 築地市場駅 A3出口 徒歩4分
     東京メトロ各線銀座駅 A5出口 徒歩8分
     JR新橋駅銀座口から徒歩10分
●講 演:「医師の過重労働を軽減し医療崩壊を防ぐには」
 本田宏(済生会栗橋病院副院長・医療制度研究会副理事長)
●参加費:無料
●申し込み(含懇親会):E-mail、FAX、はがきで下記へ。締め切り6月12日
連絡先:中央区新川1-11-6中原ビル「中原支援の会」
電話090-6133-0900 FAX03-3552-2888
E-mail:nth-naka@mth.biglobe.ne.jp

☆ 総会後、懇親会予定しています。
    【銀座香季庵】
  http://r.gnavi.co.jp/g783901/
    会費 4000円
◎講演会から参加ご希望の方は、17時頃入室してください。

みなさま。
いま、小児科医師中原利郎の過労自殺労災をめぐる裁判は、
正念場を迎えています。

遺族は病院の責任はなかったとした東京高裁判決の見直しを求め、
昨年11月に最高裁判所に上告受理申し立てを行いました。
しかし、既に半年が過ぎた今も、受理、不受理のいずれの決定も出ておらず、
大半が不受理となる最高裁の審理状況からすれば、
いつ不受理の決定が出てもおかしくない状況です。

上告受理申し立ては法廷が開かれることがなく、
書面で審理され、突然、決定が通知されます。
受理か不受理か、結果は二つに一つで、不受理決定の場合、
病院の責任を否定した東京高裁の判決が確定し、
遺族の敗訴が決まります。

労災認定をめぐる行政訴訟では、過重労働との因果関係が認められて労災認定され、
遺族が勝訴した一方で、
雇い主である病院の安全配慮義務違反を問うた民事訴訟では逆に敗訴という矛盾。
このことは、原告敗訴という遺族だけの問題にとどまらず、
東京高裁判決に対してみなさまから寄せられた御意見にあるように、
雇い主であっても病院は医師を守る責任を負う必要がなくなり、
日本の医療制度を根幹から崩壊させかねない危機的状況を
さらに悪化させるのではないかと強い危機感を抱きます。

最高裁で判断が覆るケースは、年間4千件を超える上告や上告受理申し立ての中で、
数十件と非常に少ない(2007年度は47件)のが、現在の司法制度の厳しい実態です。
しかし一方で「法の番人」として最高裁が
社会的に重要な判断を示すケースはこれまで多くあり、
世論や社会情勢が審理に当たる最高裁判事の良心、良識を動かす
とも言われています。
いまわたしたち支援の会ができることは決して多くはありませんが、
この裁判を日本の医療の改善、医療で働く医療従事者、患者さんたち、
そして働く人たちに共通する命の問題を改善するきっかけとするため、
みなさんに以下の活動へのご理解とご協力を賜りたいと願っています。

●6月13日(土)16時30分〜の支援の会総会・講演会開催へのご参加
●公正な判決を求める最高裁署名へのご協力
●最高裁署名と連動した本会作製の「いのち守る」ボールペン普及へのご協力

中原利郎医師が亡くなって今年8月で10年。
遺書「少子化と経営効率のはざまで」の問い掛けに
答を出したと言えるまで、
わたしたちは訴え続けるつもりです。

【故中原利郎医師過労死事件】
立正佼成会附属佼成病院(東京)に小児科医として勤務していた故中原利郎医師は、
1999年8月16日、病院屋上から投身自殺しました( 当時44歳)。
月6回から8回の宿直等の過重な業務による心身の負荷の結果、
うつ病に罹患し、自殺に至ったものです。
故中原医師の労災認定に関しては2007年3月14日、東京地裁民事11部は、
業務の過重性や過重な業務と死亡との因果関係を認めて労災と判断する判決を出し、
被告の国は控訴せず判決は確定しました。
しかし、遺族が病院経営法人に対して行った損害賠償請求訴訟については、
東京高裁民事23部(本件第二審)は、被告病院側の安全配慮義務違反等を認めず、
賠償責任を否定しました。
これに対し、遺族は高裁判決の見直しを求め、
2008年11月最高裁に上告受理申し立てを行いました。

「 小児科医師・中原利郎先生の過労死認定を支援する会」
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-6 中原支援の会事務局 
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/  
電話 090-6133-0090

■中原利郎 略歴
昭和30年3月23日生
昭和48年3月開成高校卒業
昭和56年3月千葉大学医学部卒業,同年6月に小児科医に
昭和57年4月国保旭中央病院(千葉県)に勤務
昭和62年4月から立正佼成会附属佼成病院小児科に勤務
平成11年8月16日佼成病院の屋上から投身自殺。享年44歳。
遺書「少子化と経営効率のはざまで」がのこされた。

この記事に

開く コメント(1)

みなさんこんばんは。世間ではGWってやつみたいですね。が、私のようなフリーターには関係ありません。
ロンドン行きの荷物を詰め始めたところで「豚インフルエンザ」が流行し始めました。私はどうしたらいいんでしょう。冷静に情報を集めて判断しようと思っていますが、正直これ以上この生活はキツい・・

さて、私を含む若手医師企画委員10人が練りに練って議題を考えたシンポジウム。
パネリストのみなさん(学生〜指導的立場の医師、常勤、非常勤、産婦人科辞めた人など15人)に、二つのテーマ^綮婀擬坿愀犬硫善について、∪気靴の彎嫁塾呂良床舛砲弔い討匹ΔいΠ娶を持っているのかアンケートを配布しました。が、その時すでに本番一ヶ月前をとっくに切っていたのです・・
なので思うように回収出来なかったのですが、全国にちらばるパネリストの皆さんと集まる機会は、たった一度本番開始2時間前だけでした。

本番開始の2時間前に会議室でパネリストのみなさんと企画委員たちとで初顔合わせを行いました。私と企画委員のリーダーの男の子は、「5〜10年目の医師」枠のパネリストとしても参加しました。
司会役の委員たちからパネリストのみなさんへ、テーマについて説明をしたのですが、パネリストの方々はカチコチでどの程度テーマについて理解してもらえているか、本番で活発に発言してもらえるか、不安を残した打ち合わせとなりました。

そしてとうとう4月3日15時40分がやってきました。スタッフたちの呼び込みの成果もあって、京都国際会議場RoomDは座席の半分強が埋まっていました。ただ、若手より偉いさんの方が多かったです。仕方ないか、平日だし。(今年から学会の会期が4日間から3日間へ短縮されたこともあり、土日の枠はもらうことが出来なかったのです)

一部記憶が薄れているところもあるのですが・・
★テーマ1「医師患者関係の改善」
まず日常の診療で患者さんとトラブルが起こった時の対処法が話題に。自分だけで抱え込むのではなく、病院のトラブル対処を担う部署などに対応を依頼し、一対一の問題としない方が良いということが確認された。
「結果が悪かった時には謝る」というパネリストもおられ、普段の診療におけるコミュニケーション術について議論が盛り上がりました。
「事前のリスク説明が大事」との意見に、ばみゅーだ先生が「いくらきちんと説明してあっても、結果が悪ければ揉める」と発言され、心の中で頷きまくりました。
私は「診察に訪れた患者さん一人一人に細かくリスクを説明しても、医師患者関係の改善にはつながらないと思う。そうではなくもリスクがあるということを社会の常識にするべきで、医療以外の業界も巻き込むべき」と言って、手前味噌ながら「妊娠の心得11か条」を紹介しました。
パネリストの中には「大野事件の無罪判決以降、医療の不確実性に理解を示す患者が増えた」という意見の人もいましたが、そういう実感は私にはありませんでした。

★テーマ2「臨床能力の正しい評価」
産婦人科では5年間の研修を終えると専門医を取得するのですが、その試験はほとんどの人が簡単に合格できます。その後はサブスペシャリティ(婦人科腫瘍・生殖・内視鏡・周産期など)を目指すことになるのですが、そこで急にハードルが高くなります。
論文が必要になるサブスペシャリティ専門医もあり、議論は論文を書くことにどれだけ意味があるかという話に。そこでフロアから高知大の深谷教授が「モーツァルトが高い音楽性をもっていたと今判断出来るのは、彼が形を残したからだ」と論文を書く意義を述べられました。
学生パネリスト(私の後輩ちゃん)は「産婦人科医になればお産も手術も内分泌も出来ると聞いていたのに、専門医を取った後にもうサブスペシャリティを目指すということに驚いた。また、専門医がそんなに簡単に取れるということも知らなかった」と率直な感想を言ってくれました。そう。産婦人科の魅力ってお産も手術も生殖も内分泌もあることだったはず・・
私は「産婦人科医の中にはお産も手術もするジェネラリストとしてスキルアップし続けたい人も大勢いる。その人たちを評価するシステムを作るべきだ。そして評価の方法は症例数や筆記試験だけでなく常勤で何年勤めたかや下をどれだけ指導したかなど多面的であるべきだ」と述べました。
他にもいろいろ若手から新たな評価方法を作って欲しいとの提案が出たのですが、年配の先生方には理解していただけなかったようで、医局長クラスのパネリストの先生に「私たちの時は自分がやりたいことをやっていれば、評価は後からついてきた。だから既存の制度の中でやりたいことをやればよいのではないか。自分には若者が集まって文句を言っているようにしか聞こえない。ネガティブで残念だ」と嘆かれてしまいました。
私は「既存の制度に文句を言っているのではなく、新たなハードルを設けてほしいというやる気のある非常にポジティブな意見だということを理解して欲しい」と言ったのですが、その中で「ジェネレーションギャップ」という単語を使ってしまい、会場の偉いさん方から失笑を買ってしまいました。汗
フロアからは「現状で学位を取ることに意味があるのか」という質問が出ましたが、学位を持つパネリストたちからはポジティブな回答はありませんでした。
議論は尽きませんでしたが、時間が来てしまい司会者がまとめに入りました。司会者がばみゅ先生に「先生、今日のシンポジウムの内容から、常勤医に復帰されようという気になりましたか?」と聞きました。(ばみゅ先生はほとんどそのために来ていただいたようなもんだったのです)ばみゅ先生は既存の評価制度には満足しておらず、また現時点では常勤医復帰に前向きではないと答えられました。私はばみゅ先生のことを、ご自分の立場を理解した上で気の利いたコメントをされる方で、パネリストに招いて良かったと思いました。
最後に「常勤で働く医師をもっと大事にしてほしい」というパネリストとしてこれだけは言いたいと思っていたことを発言したかったのですが、その前に子育て中の非常勤の女医さんが「お願いです。週1回という働き方を認めてください」と発言したので、その後に常勤こそ大事にとは言えなくなってしまい発言できませんでした。(時間がオーバーしていて司会者がまいているのが分かったので・・)

(※パネリストの発言内容と会場からのアンケートによる意見をまとめて提言を出すことになっています。)

パネリスト席で議論の進行に神経を使いながら過ごしたせいか、2時間のシンポジウムはめちゃめちゃ長く感じられました。
終わった後は全員ほっとしました。パネリストのみなさんに一人一人お礼を言って、来てくださった先生方にご挨拶。2年前のサンディエゴの学会で私たち企画委員を引率してくださった先生方とは感動の再会だったのではしゃいじゃいました。

余談ですが、関東の某大学の教授が「君はおもしろくて良かった。関東でやると同じ内容でも暗ーくなるんだよね」と、私の「面白い」というところを評価してくださったがとても嬉しかったです。というのも、企画委員との会議で最も傷つき落ち込んだのは、関東のメンバーに「先生の口調ってウケてると思って言ってる?」「面白いって何か意味あるの?」と言われ、自分の全存在を否定されたように感じたことだったのです。(その子に悪気が全くなかったもんだから、余計に落ち込みました。関西では非常に価値のあるオモロいということが、関東では全く意味を為さないようなのでした)

その後、企画委員たちで何ヶ月も前から予約していた「祇園 さ々木」に行き、極上の料理とお酒を味わいながらはじけまくりました。


お読みいただいて分かるように、難しいテーマだったためシンポジウムでは議論があちこちに飛びました。
会場に来てくださった偉いさん方はシンポジウムを高く評価してくださいましたが、若手医師の中には議論されていることが見えなかった人もいたようです。

反省点の一つとしてはテーマが決まるのが遅かったので、パネリストの方々に十分にテーマを理解していただき、また共に議論する準備期間を持つことが出来なかったことでした。

しかし、当日手伝いに来てくれていた来年の企画委員たち(2008年に日産婦からACOGに派遣されたメンバー)は、来年もこのテーマを踏襲することに決めたそうです。
難しいけど大事なことですから、是非練り上げてより実りあるシンポジウムにして欲しいです。

来月半ばに報告と引継ぎのための会議が行われます。(そのためにロンドン行きを若干延期しました)
今年は第一回目の若手シンポジウムだったので、非常に慎重になってしまい、あまりシンポジウムについて広報することが許されませんでした。でも、来年のシンポジウムからはもっと宣伝して盛り上げていって良いことになりました。

若手産婦人科医のみなさん、そしてそれ以外のみなさんも、是非これらのテーマについて考える機会作ってご意見をください。
そして、また来年4月の日産婦総会で産婦人科の未来を良くするためのシンポジウムが開かれることを広めてください。
若手医師が日本産科婦人科学会に直接提言できる非常に貴重な機会なのです。

この記事に

開く コメント(2)

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.


みんなの更新記事