LUPOの地球ぶらぶら紀行

地球をこよなく愛する産婦人科女医の多少マニアックな旅行記です

NZ・ミルフォードトラック

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4日目。クウィンティンロッジからサンドフライポイント(終点)まで
この日は20キロほど平坦で比較的歩きやすい道を歩きました。
目覚めると雨が降っていました。屋久島より年間降雨量が多く、天気が変わりやすいというミルフォードトラックの全行程が晴れであるはずはないと思っていましたが、4日目にしての雨でした。俗に「ミルフォードトラックは雨が良い」といいますが、それは雨が多いので雨に当たったトレッカーを慰めるために言われているのだそうです。
しかし、連日の強烈紫外線に肌も身体も疲れていたのでちょっと嬉しかったです。

上下雨具に身を包み、5Dmark兇鳳よけのビニールを被せて出発しました。
ニュージーランドは真夏だったので、晴天のときは熱中症になりそうなほど暑かったですが、雨の日はそれほど気温が上がらず、意外に歩きやすかったです。(豪雨が続くと道が川のようになるそうですが・・)

それまでは晴天続きで苔が干からびそうになっていましたが、恵みの雨を含んで苔やシダがみずみずしく深い緑色になり、雨もいいなあと思いました。初日歩いていたあたりはブナの大きな樹が多いのですが、4日目のコースには多種のシダが生い茂っていました。熱帯雨林のようでこれはこれで私の好きなタイプの森です。
しかし、湿度が100パーセントで、カメラのレンズがすぐに曇ってしまい思うように写真が撮れませんでした。

その日は距離だけは長かったので黙々と歩いていても割りと疲れました。昨日で終わったつもりになっていたのに・・
33.5キロ歩ききったときは達成感と共に、もう歩かなくていいんだという喜びでいっぱいでした。日本人の健脚グループについていったので、全メンバーの真ん中より少し早くゴールすることが出来ました。(別に競争じゃありませんが。)登山経験なしの母にとっては見事な快挙です。

その日はミルフォードサウンドのホテルでみんなで打ち上げ。授賞式が行われ、全員に踏破した証明書が配られました。一人一人が登場するときにボケるので、私も何かせなと思い、ダッシュでガイドさんたちに飛びつきました。
メンバー全員でガイドさんたちにお礼をしたり、寄せ書きをしたり、メールアドレスを交換し合ったりして和気藹々とした雰囲気に。協調性のない人は無理ですよ。


5日目。ミルフォードサウンドクルーズの後クイーンズタウンまでヘリコプターフライト
曇りの中ミルフォードサウンドをクルーズ。普通のツアーではこのクルーズのためだけにクイーンズタウンからやってきますが、私たちにとってはおまけみたいなものでした。
フィヨルドはノルウェーのソグネフィヨルドに行ったことがありますが、あっちのほうがだいぶ大きかったですねえ。

帰りは円高にものを言わせてヘリコプターで帰りました。最初、1人475ドル追加してヘリコプターで帰りたいと言った時母はもったいないといっていたのに、トレッキング中輸送用のヘリを見て「キャー!ハロルドだ〜!」と喜んですっかり乗る気に。(ハロルドは機関車トーマスに出てくるヘリコプターで、孫たちがトーマス好きの母はすっかり毒されていたのです)

バスで帰るとクイーンズタウンまで4時間以上かかるところをたった30分で帰れます。私たち親子とアメリカ人家族の合計5人がヘリコプター帰還を選び、バスで帰る残りのメンバーを尻目にヘリに乗り込みました。雲が見る見る下に見えて、大きな虹が2本見えました。虹は2本になると色の順番が逆になります。今まで見上げていた山上の氷河を間近で見下ろすことが出来ました。氷河が溶け出して堆積物を含んだ蒼い湖となり、細い滝となってU字谷に流れ込んでいます。険しい山脈がいくつも見えました。見てないけど、ロードオブリングの世界だそうです。

その後景色は平野部の田園風景となり、クイーンズタウンに到着。あっという間の空中散歩でしたが円高なら乗る価値ありです。クイーンズタウンで有効に時間が使えるし。

なかなか疲れましたが無事にミルフォードトラックを踏破しました。
いやあ、今まで見逃していましたがニュージーランドは私好みの大自然がいっぱいですね。今度はルートバーントラックも歩いてみたいし、マウントクックにも行きたいです。北島の巨木の森にも行きたいなあ。
でも、紫外線に疲れきったのでアドベンチャーの頻度を減らしたくなってきました・・(弱気ですが終わり)

備忘録。
日本人の健脚グループはツトコトラベル(http://www.tutokoguides.co.nz/index_j.htm)という現地の日本人経営の会社の引率グループでした。とても親切にしてもらいました。次はお世話になろう。

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いよいよミルフォードトラックへ出発です。
クイーンズタウンからUltimate Hikeのバスでテアナウという湖畔の町まで行き、そこから船に乗って33.5マイルのミルフォードトラックの始点まで行きました。初日はたった1マイル(1.6キロ)歩いただけで初日の宿GLADE HOUSEに着きました。

到着後ロッジ周辺を散策し、夕食。日本の山小屋と違って2〜4人部屋で一人ずつベッドはあるし、シャワーは浴びれるし、タオルは支給されるし、至れり尽くせりです。

夕食後、同じ行程を共にするメンバー47人とガイド3人の自己紹介タイムがありました。(協調性がない人はガイドウォークには参加できないと思いました・・)
一番多かったのはオーストラリア人とアメリカ人。ニュージーランド人もそれなりに。ドイツ人とイギリス人が3・4人ずつで、日本以外のアジア人は台湾からの4人でした。
日本人は私と母以外に4人で、1人の男性ガイドさんに率いられた3人のおばさまたち。日本だけでなく世界中で登山やトレッキングをしている健脚グループでした。
良かった、日本人ばかりじゃなくて。(日本人だけで40人以上の時もあるそうです)

自己紹介で「母と来ました」というと外国人たちはみんなどよどよ。母じゃなくて姉だと思っていたそうです。ほんまかいな。母は普通のおばちゃんなんですけど。私が老けてるってこと??「私たち親子は紫外線アレルギーなのでstrange face maskをしていてもびっくりしないでください」と養蜂場ルックの言い訳をしておきました。
その日は節分だったので、私たちチーム日本は豆まきを披露。日本人のお兄さんが鬼になってくれました。

★ 旅行者メモ★
ロッジでくつろぐためにジャージなどリラックスウェアが必要です。あとクロックスのような室内履きもあったほうがいいです。シャンプー・リンス・石鹸・バスタオルは付いています。
サンドフライ(蚊みたいな虫)がブンブンいるのですが日本の虫除けグッズはあまり効きません。現地で虫除けを購入すると共に、咬まれたときのためにステロイド軟膏などを持っていくと良いです。

2日目。グレイドハウスからポンポローナロッジまで。約16キロの行程で、ほとんど平坦な歩きやすく整備された道です。

朝起きてお弁当用のサンドイッチを作り、ご飯を食べたら出発です。
朝は川の水が静かで鏡面のよう。空気も澄んでいます。この辺りに多く生えているのはレッドビーチと言うブナの樹。日本でもブナの森が一番好きな私なのですが、強い日差しをさえぎってくれるブナの小さな葉を下から見上げ、光る裏葉に心が躍りました。

でも、なんか日本のブナ林と違う・・。というのも、木の幹にも石にも土にもびっしり多種の苔が生えているのです。晴天続きでちょっと干からびていましたが、これでは屋久島のようではありませんか!杉がブナに変わっただけで・・

見た目は地味ですがニュージーランド固有の鳥たちが歌のような美しい鳴き声で私たちを迎えてくれました。

お昼ごはんの小さなロッジでは、ホットドリンクのサービス。ほんまに至れり尽くせりです。

お昼の後しばらく行くと森林帯を抜け、氷河に削られたU字谷に出ました。U字谷は傾斜が急で頻繁に雪崩が起きるため背の高い樹木は生えていません。つまり、日光直撃。オゾンホールに近いニュージーランドに日差しは半端なく強かったです。
途中の湖ではみんな泳いだりしていましたが、私は肌が強い人を羨むのみでした。

それでもポンポローナロッジに着いてみたら私も母も顔が真っ赤!日焼け止めを4重塗りにし、3時間おきに塗りなおし、フェイスマスクもしたのに・・。恐ろしいです、ニュージーランドの2月の太陽。

3日目。ポンポローナロッジからマッキノン峠を越えてクウィンティンロッジまで。16キロほどですが峠越えがあるためこの日が一番キツいと言われています。

屋久島より雨が多く、天気が非常に変わりやすいというミルフォードトラックですが、峠越えだけは晴れてほしい!という3日目の朝の空はうすい雲があるのみでlovely sunnydayでした。マッキノン峠は標高1000メートルほどのところにあり、氷河とU字谷の眺望が開けた美しい場所です。
日本人の健脚グループにコバンザメってドキドキしながら登りましたが、六甲山より楽ちんな程度であっという間に峠へ。

氷河が造ったダイナミックな地形と青空に夏らしい雲。
大輪のマウントクックデイジーとオウムの仲間ケア。
晴天で本当に良かったと思いました。でも、雨だとU字谷に無数の糸の様な滝が現われ、それもまた美しいそうです。

一番眺望のいいところでホットドリンクのサービスと共にサンドイッチを食べ、峠を下りました。2月では通常見ることの出来ないはずのマウントクックリリーが奇跡的に咲いていて、とってもラッキーでした。

下りの道はゴロゴロした岩が多く、距離も長かったため足首が痛くなって来ました。健脚のグループに頑張ってくっついていた登山経験ゼロの母は最後の方で根を上げそうになりましたが、限界の手前でクィンティンロッジに到着。汗だくでしたがザックを部屋においてサザーランド滝へ。
もともとミルフォードトラックはサザーランド滝を見に行くために整備されたそうですから、これは行かなくてはいけません。荷物無しで1時間ほど歩くと、巨大なサザーランドが見えました。

晴天続きで水量は少なめとのことでしたが、轟音とすごい水しぶきでカメラのレンズがすくに塗れて上手く撮れませんでした。5D mark兇里燭瓩鳳よけカバーを買っておいて良かったです。

無事にクライマックスの2日目を終了。ロッジではみんなシャンパンをごくごく飲んでいました。
でも、2日間でお肌は大ピンチ。水ぶくれはないものの赤く腫れてブツブツが・・
明日は雨が降りますように、と祈りながら眠りにつきました。(続く)

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遅めの夏休みをもらって母とニュージーランドに行ってきました。研修医くんが麻酔科をまわっていたり、妹が第二子出産後里帰りをしていたりして、なかなか母と旅行に行く時間を取ることが出来なかったのです。で、結局ニュージーランドが真夏に。

ニュージーランドは初めてです。同期かつアドベンチャーフレンドのずこちゃんが去年お母様とニュージーランドのミルフォードトラックに行ってとても良かったと話していたのに影響されちゃいました。
ミルフォードトラックはニュージーランド南島南部に位置するフィヨルドランドという地方にある全長33.5マイル(約53キロ)のトレッキングコースで、辺り一帯が世界遺産となっています。「世界一美しい散歩道」と言われています。(実際には世界一というのは言いすぎだと思いますし、散歩というような甘いものではありません)
自然保護のためトレッカーの立ち入りが厳しく制限されており、個人だと2泊3日で、至れり尽くせりのガイド付きウォークだと33.5マイルを4泊5日(実質丸三日間)で歩きます。いずれもかなり前に予約しないといけません。(ガイド付きウォークはUltimate Hikeという一社独占です。私は半年前に予約しました。一日に50人弱しか入れないんですもん)

日本からオークランドに入り、乗り継いでクイーンズタウンへ。
空港から見える険しい山脈はロード・オブ・ザ・リングやドラマ「氷壁」のロケ地となったそうです。「氷壁」では玉木宏と山本太郎が雪山と壮絶な戦いを演じていましたが、怖すぎて、何で命を賭してまでそんなことをするのか全く共感できず印象に残っていました。が、真夏で雪がないので迫力は半減。

クイーンズタウンは湖畔にある小ぢんまりとした美しい街で、簡単に一回り出来ちゃいます。お天気が良かったのでゴンドラに乗って市内を一望。
キウイちゃんに会いにバードライフパークへ。可愛いキウイちゃんは夜行性です。
後は湖畔をうろうろ。
伊勢海老とサーモンをむさぼり食べ、翌日からのミルフォードトラックに備えて寝ました。
(続く)

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