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2007年1月に行った冬の上高地写真塾の日記です。
冬の上高地に写真を撮りに行ってきました。
たまたま読んでいた「山と渓谷」誌に、「ニコン・ヤマケイ写真塾」の情報が載っていて、なんと冬の上高地で写真を撮り、プロに指導してもらえるというツアーだったのです。
上高地は、私が日本中で一番好きな場所。閉山している冬には行ったことない!行きたい!!
というわけで、教授にお願いしたところ、なんとあっさり行かせてもらえることに。わーい。
というわけで私はキャノンユーザーなのですが、気にせず参加。マイミクのふじさん開発の超広角レンズ持参で行きました。
いつもながらに写真とか山とかは、団塊の世代の趣味。
今回のツアーもほとんどがおじさん、ちょっぴりおばさんたちもいるけど、若者は私だけでした。(みんなかわいがってくれました。)
上高地への西の玄関口である奥飛騨の平湯温泉に滞在し、午前3時起きで5時出発。
真っ暗の中、アイゼンはつけないもののヘッドランプにストック2本の重装備で、釜トンネルから上高地に入りました。
初日は猛吹雪。せっかくなので河童橋まで歩くコースに参加したものの、穂高連峰は全く見えず・・。歩いてる間はあったかいのですが、写真撮影の時間が辛い。
手がかじかんでカメラ操作どころではなく、露出も絞りももういいやって感じでした。
しかも雄大な穂高を撮ろうと思ったのに・・。吹雪で何も見えず。ほとんど修行です。
こういうときこそ写真の腕が出るそうです。。撃沈。
吹雪なのに、めちゃめちゃ雪焼けし、さらに凍傷も加わって、顔がパンパンに腫れてしまいました。(おじさんの写真のモデルにもなってたんですけど・・。コンクールに出すとか言ってた。やめて・・。)
二日目は大正池の周りでいろいろ撮りました。はじめは雪でしたが、途中から晴れてきて、焼岳がくっきり見えました。
そして、ラスト10分に、真っ白な穂高連峰を覆っていた雲が晴れてきたのです!!
はじめてみる純白の穂高連峰。見れた・・と思わず涙が出ました。
みんな興奮して撮影。
初日に、撮り終わった後に何枚かプリントして、プロの先生から講評をもらったのですが、なかなか難しい。。
晴れた日は雄大な山を写せるのですが、天気に恵まれない日は、どういう風に景色を切り取るかが見せどころになるのです。
広角のレンズは持っていったのですが、ズームは持っていかず・・。ちょっと失敗。
「記録」としてではなく「芸術」としての写真は、「引き算」だということを実感しました。(今までの私の写真は「記録」でした・・。)
以下、先生たちのありがたい教えの覚え書き。
・露出は反射率18%のところで測光して決めると良い。(でも私のカメラではマニュアルが無理らしい・・)
・段階露出は邪道、とまではいかないが、それではなかなかうまくならない。
・ヒストグラムでは分からない。
・条件の悪いときもまた、景色。
・近景と遠景のものを撮るときは、どちらかを主役に。
・シンメトリーな構図のときは、どこかにちらっとアクセントを入れるとまとまる。
・良い構図は、足で探す。
・構図は引き算。
・写真は経験。
吹雪の中、雪の中をズボズボっと1日10キロ以上歩いて、物好きなバカみたいでしたが、真っ剣に癒されました。
行かせてくれた教授に感謝〜。遊ばせてくれる上司は人生の宝です。
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