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険しい山道、乾いた大地。 崖のはるか下を流れる激しい濁流。 カラコルム・ハイウェイを北上すること17時間。 荒涼とした風景は、いつの間にか緑に覆われた風景に一変した。 日本人の間では、 ここが「風の谷」の舞台であると、まことしやかにささやかれていた。 その原作をよく知らない(タイトルだけは知っているが)僕にとっては、 全く実感のわかない話だった。 路地の水路には雪山からの雪解け水が流れこみ、 村の木々からは杏の実の甘酸っぱい香りが漂う。 雪山を目の前に望む荒涼とした山岳地帯の中で、 緑と水にあふれたこの村は「風の谷」なんかではなく、 ただただ、「桃源郷」にしか映らなかった。 |
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2012年01月31日
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