思いついた工房めぐり、調べてみれば長野には他にもいくつかあるではないですか。
次のターゲットは、上田紬!
上田には、ちょうど久しぶりに会おうと約束をしていた友達が住んでいる。
約束の時間は、お昼からだから、早めに出れば1箇所ぐらいいけるよね。
インターネットタウンページ、観光案内から、個人の方のブログ記事までを元に情報収集をし、
いまや手織りはここだけ(?)と書かれていた工房に決定。
小岩井紬工房。
工房のHPがなかったので、詳細はわからないけれど、機織体験もできそう。
今回は時間がないから、下見をしてよかったら、また行こう。
当日、最寄駅から、地図を片手にてくてくと歩いて行くと、看板を発見。
ここだ!
工房の看板はあるのですが、いたって普通のお家の玄関。
う〜ん。
お土産とか書いてあるから、お店になっているかと思ったのだけど・・・。
と、いうわけで、朝からいきなりピンポン!
というのも気がひけるので、玄関前から電話してみることに。
「あの、これから見に行きたいんですけど、よろしいですか。」
「残念ながら、今日は、織り子さんたちはお休みなので、織っているところは見ることはできませんが、
工房見学ならいつでもいいですよ。」
玄関で出迎えてくださったのは、私と同い年くらいの女性。
玄関の様子からは、普通のお家と思いきや、中は意外と広かった。
染色場、織り場を丁寧に説明しながら、案内してくれました。
「上田紬は、縦糸と横糸が違う糸なんですよ。
縦も横も滑らかな生糸を使うのが、大島紬、縦も横も紬糸を使うのが、十日町絣。
上田紬は、縦に生糸、横に紬糸を使うんです。だから、肌触りはその中間ってところですね。
織り子さんによって、個性があるんです。
この方は、強く叩き込んでいるから、しっかりとした紬になりますね。
一方でこの方は、どちらかというと優しいので、柔らかい紬になります。
紬というとどうしても渋い色をイメージしがちなのですが、最近は、若い方が好まれるやさしい明るい色も
増やしていっているんですよ。」
紬の個性かぁ。
とても魅力的。
やさしい色、大好きです。
実際に織っているところが、見られなかったのは残念でしたが、その分、気を使わずにしっかりと近づいて
見ながら、説明を受けることができました。
一本一本、丁寧に糸を紡いで、布になるのですね。
その後、実際の製品を見せてもらうことに。
「お財布や花瓶敷きなどはお手頃値段からあるんですけど、ネクタイなどはちょっと値がはってきますね。」
私向けに(?)お手頃なものから案内してくれたのですが、私の目は一直線に積まれている反物へ。
「お着物になるとどうしてもいいお値段になってしまいますね。
でも、市場に出てからのお値段を見ていると、工房にきていただければもっとお安く提供できるのに、
と思うんです。」
そして、紬が山のようにつまれている隣のお部屋へ。
素敵!
まさに私好みの色使い、私好みの模様の“運命のこ゛が手元にありました。
これください!
喉元まで出かかりましたが、当然、私がこれまでに買った着物とは、桁違いのお値段。
さすがに、そう簡単には決められない。
帯も素敵。
この半幅帯なら、もう少し手が届きやすいかな。
でも、着物がほしいな。
心は、波に乗って沖まで流されそうになりながら、今回は、下見、下見と言い聞かせ、岸にたどり着いた。
反物の幅も足りないかもと聞いてみると、定規を持ってきてくれました。
のぞきこんでみると・・・尺定規。
ごめんなさい、よくわからないです・・・。
今度、メジャーを持ってこよう。
ともかく、いずれうちのこにすることに決めました。
「今日は、無理ですけれど、お金を貯めて来ます。まずは、近いうちに機械織体験させてくださいね。」
とりあえず、パンフレットだけをお土産にして、笑顔でお見送りいただきました。
*** 工房紹介 ***
・ 小岩井紬工房 上田紬織物協同組合の連絡先でもあるようです。
機織作業は、平日のみ、工房見学だけなら、土、日でもいいそうです。
店舗はないので、先に電話を入れておいたほうが、入りやすいと思います。
機織体験は、予約が必要です。
1時間(30分〜)程度で花瓶敷き程度の長さができるとのこと。
体験用の織機は、見たところ1台でした。
他に希望者がいないときにもう少し長い時間やらせてもらえないかな?
今度、聞いてみます。
* HPを作られていないようなので、頂いたパンフレットと工房を紹介しているHPを紹介。
上田市公式HP 「上田紬」
http://www.city.ueda.nagano.jp/kankoka/thi/kogei.htm
すずめ工房HP 「上田手織り紬のできるまで 取材先:小岩井紬工房」
http://suzume-net.com/tsumugi/report_k/report1.html
平成14年度塩尻小学校6年1組HP 「小岩井紬工房」
http://siojiri.hp.infoseek.co.jp/uedatumugi.htm
*** トラックバック ***
・ 上田〜別所温泉 − 長野県 ・・・ 上田紬「藤本塩田店」紹介記事
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わたしも、ここ行ったことありますよー♪たまたま、ほかの用事で出かけて、帰り道に看板みつけてふらりと寄ってみました。とっても感じのいい方(たぶん、こちらのお嫁さん)に対応していただけて、いろいろ見せていただきました。上田紬、いいですよねー^^
2006/2/9(木) 午後 8:46
★miizunaさん。きっといつか買うでしょうね♪だって惚れちゃったんでしょう?
2006/2/10(金) 午前 8:44 [ きゃらめる ]
惚れれるものに出会えるなんて、幸せですよ♡ 長野って、いろんな工芸家の方たちが集まってらっしゃるんじゃなかったでしたっけ。何かで聞きかじったことがあるような気がするんですけど・・・・違ったかな・
2006/2/10(金) 午前 10:04
紬大好き! でも北海道にあるのはアイヌの織物くらい。うらやましいです。いつか着物の産地を巡る旅をしたいな。
2006/2/10(金) 午後 0:26 [ - ]
まだ持ってないので欲しいです。
2006/2/10(金) 午後 6:18
miizunaさん おひさしぶりです! こんな時間にようやくうかがえました・・・上田紬・・・私も好きです! まだ仕立てていなくて反物でもっているのもあるくらい! 私も工房にお伺いしてみたいな・・・
2006/2/11(土) 午前 5:05
勇気ありますね〜!私も上田のあの道を通るたびに「行ってみたいな〜」って思ってたんだけど、(一度、本当に目の前を通ってみたけど、おっしゃる通り、普通のお家の感じだったのでためらってしまった)いい体験されましたね!!ちなみに、こちらの工房で販売されている反物って、二桁??
2006/2/13(月) 午前 10:11 [ Miho ]
信州にもたくさんあるんですね、最近行きませんが、行けばよかった…。東京にも、八丈島は別(黄八丈はおタカイ!)として、絶滅しつつある超ローカルな庶民派の織物があるとか…探して尋ねてみようかな…。
2006/2/13(月) 午後 7:45
なっちさん、きっと同じ方ですね。とても感じが良かったです。おかげですごくイメージUPしました。看板娘ってところですね。上田紬ほしいな〜。caramelさん、そうなんです。惚れちゃいました。とりあえず、今は保管してもらっています(笑)。
2006/2/17(金) 午後 6:49
hiroさん、幸せです♪ そうなんです、いろいろな作家さんがいらしゃいますよ。織物に限らず、いろいろな工房めぐりするのも楽しいです。さる子さん、北海道で、紬は聞かないけど、いろいろなギャラリーがたくさんあるので、大好きです。とくにガラス工芸に目がないの(笑)。
2006/2/17(金) 午後 6:56
メルモさん、私も私も!本当にほしいです。でも、お財布がまだ許してくれないの(笑)。MIRAさん、いいな。もっていらっしゃるんですね。ぜひ、工房にも行ってみてください。お勧めします。でも反物の山に流されたときは、自己責任ですよ(笑)。
2006/2/17(金) 午後 7:06
Mihoさん、ここは大丈夫です。よかったら、今度一緒に行きましょ(笑)。また近いうちに機織体験申し込むつもりですから。ぎりぎり、一桁のものからありましたよ。紬御召しになるとだいぶあがりますけど。半幅帯とか、八寸帯とかもありました。nagomiさん、黄八丈高いですよね。八丈島の紬工房は、高校卒業のときに遊びに行きましたね。その頃は着物に興味がなかったけど。市場に出ているものの値段を見てびっくりしました。
2006/2/17(金) 午後 7:18
お返事遅くなってごめんなさいね♪いつか一緒にいきましょ!上田で直接ね!!ギリギリ一桁ですか...実は近くの着物やで決算かなにかで3万で売っていたの、あれお買得だったんですね〜。逃したかな?
2006/3/12(日) 午前 0:45 [ Miho ]
Mihoさん、それはお徳ですよ。工房でもちょっと話題にでていたのですけれど、きっと、それのことですね。うちの品が3万円で出せるわけがないから、リサイクルものかしらなんて話をしていたそうです。
2006/3/29(水) 午後 0:18