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「本物かな?」
自分がいいと思うなら、どちらでもいいじゃない。
証紙をつけて歩くわけではないし。
本物なら、欲しいけど・・・。
みえをはるつもりはないけれど、違うって言われたらショックだし。
大島紬ならではですよね。
反物、もしくは着物を手にしたとき、こう思うのって。
もっと素人目にもわかりやすくしてよね。
高級ブランドのように生産者がもっときっちり管理してよ。
なんて、ついつい思ってしまいます。
着物は、財産なんて考えていないし、自分でその価値を見出せるかどうかで決めればいいのよと思いつつ、
やはり気になりますよね。
数え切れないほど出回っている反物をひとつひとつチェックするなんて、現実的にありえない話。
その証紙にしても、ただ似せているだけの証紙ならわかりやすいが、中には、違う反物の本物の証紙を
つけてしまうなんてこともあるらしい。
そうなったら、素人にわかるはずもない。
そもそも、大島紬の本物って何?
それ以外ははっきり違うって否定できるものなの?
その定義が難しいですよね。
素材の質?生産地?製作工程?
模造品だって、本物として偽って売る行為が問題なのであって、模造品の存在がいけないわけではない。
メリットもあるよね。
模造品の存在は、人気、知名度の証
手にしやすい模造品のおかげでより広く世間一般に認知されやすくなる
新しいものを生み出す過程においてはかならず何かの模造である
消費者にすぎない私が考えても仕方のないことですが、何とかならないのかななんて、考えてました。
そんな昨年のある日のこと、一つの記事を読みました。
奄美大島紬履歴システム開始。
12ケタのシリアルナンバーをふった履歴書シールを添付することで、組合HPから、
1反1反の履歴(柄の画像,製品名、種類、製造者、従事者(図案、染め、締め、加工、織り))が
確認出来るシステム。
ちゃんと生産者もいろいろ対策をすすめていたのですね。
しかし、このシステムは、平成17年より試験的に実施とのこと。
残念ながら、このシールがついている反物を見ることはできませんでした。
そして、今回のお楽しみ。
生産者からの直接購入ですから確認不要ですが、試してみたかったんです。
ちゃんとついてきましたよ。
へぇ。すごいすごい。
ここまで情報公開されているとは、正直、びっくりでした。
いろいろな不正があるだろうからこれなら絶対安心とはいいませんが、販売者の不正防止には、
効果ありそうですね。
まだまだ、添付されているものは少ないと思いますが、ついているのを見かけたら、チェックしてみると
おもしろいですよ。
*** おまけ ***
・ 奄美大島紬履歴システムは、奄美大島産をとりまとめている本場奄美大島紬協同組合のシステムです。
本場奄美大島紬協同組合 http://www.oshimatsumugi.or.jp/
本場奄美大島紬履歴システムは、HPのメニューから入れます。
ちなみに、シリアル番号の変わりに「123456789」といれるとサンプル画像を見ることが出来ますよ。
平成17年4月1日より試験的につけ始めたとのことなので、それ以降のものでも、
まだついていないものあると思います。
・ 鹿児島の本場大島紬織物協同組合や宮崎(都城市)の都城絹織物事業協同組合の大島紬には、
ついていません。
ぜひ、統一規格にしてほしいですね。
*** ブログ紹介 ***
・ 「奄美大島の紬日記」 奄美太郎さん http://blogs.yahoo.co.jp/jyuzakenji
“本場奄美大島紬の履歴書” http://blogs.yahoo.co.jp/jyuzakenji/12665139.html
奄美大島紬履歴システムについて紹介しています。
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