アフリカ・スーダンの小学校で、児童のクマのぬいぐるみにイスラム教の預言者「ムハンマド」と名付け、神を冒涜(ぼうとく)したとして逮捕、起訴された英国人女性教師に対して29日、禁固15日と国外退去の有罪判決がハルツームの裁判所から出された。現地の弁護士によると、教師は控訴するという。英外務省は「極めて失望した」との声明を出した。
この教師のいた小学校長はAP通信に「悲しいことだが、判決は公平だ。禁固15日で済んだし、スーダンから出ていった方が安全なのだから」と話した。
ミリバンド英外相は判決後、駐英スーダン大使を呼んで強く抗議。さらにスーダンの外相と電話会談し、迅速な問題解決を目指すという。
ソース元:asahi.com
http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY200711300064.html
かなり失望するニュースだ。これ一見すると「偶像崇拝」を行った他の文化に対しての無知な教師へ刑罰のように聞こえるかもしれないが、ミジンコは真相はそうではないと思う。
そもそも、6、7歳児対象の授業で、児童の1人が持参したテディベアに好きな名前を付けるよう指示したのがこの女性教師。その結果、最も人気の高かったムハンマドに決まったが、このことを耳にした複数の保護者が教育省に苦情を申し立てたといういきさつ。
この教師に刑罰を求めるほどイスラムの教えは狭量なのだろうか?
ここで「知らずにやってしまった他文化への失礼な行いを注意して、これからは行わないようにお願いする」というわけにはいかなかったのだろうか?
それにしても禁固15日とは・・・。どうかしているぞ、スーダン政府。い、いや、もはや、スーダンという国が存在するとはミジンコには思えず、中国が全てを牛耳って、中国にペコペコするスーダン人しか政府の内部に入れないイビツな組織が彼の地にあるだけなのではないだろうか。
ちなみに、元々はこの教師へは「鞭打ち(数回でも死に至る場合がある)」だとか、とんでもない意見まであったそうで、それに比べると生きて国外に出られることは、国際世論を鑑みて減刑されたということなのだろうか。
・・・・・国際世論を気にしている国が村を焼き払い、大量虐殺を行っている。
政府が機能していないのは明白なのに、世界はアフリカにはそれほど注目しない。
俺ももっとなにかをしなければならないとつくづく思う国、それがスーダン。これからも長い長い闘いになるのだろうが、中国政府が苦虫1万匹噛み潰すくらいの状況には持っていきたい。
ハーグ(国際法廷)にスーダンの大量虐殺にゴーサインを出した人間たちと黙認した人間たちを全て送ることが、それができる人間たちの責務だと思う。
それができるブッシュや先進国首脳たちが全然動かないのはもうそれ自体が罪だと思うのだが・・・。
どのような判決であろうが、この教師がスーダンで安全に暮らせる可能性は無くなったと言っていい。
常時、命を守ることが不可能な国、それがスーダンなのだから。
イギリスからスーダンを少しでも助けようとやってきた女性がスーダン人から命を狙われることになった。
こんな状況はどうかしている。
それにどうしても納得がいかないことがある。スーダンのイスラム教徒の多くはアラブ系のはずだ。
教師が女性であることに不愉快だったのではないだろうか?
元々の土着の民にクリスチャンが多く、彼らとアラブ系との対立が内乱状態を招いた。何十万人も殺された後に、この酷いニュース。
スーダンではデモ隊がこの女性教師を「処刑しろ!」とシュプレヒコールを挙げたとか。何人殺せば目が覚めるのやら。
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