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前回に続いて隅田川の橋を廻るお散歩です。 日没が迫ってきて、無事に勝鬨橋までたどり着けるか‥‥。 前回は清洲橋とすぐ近くにある深川萬年橋を紹介したところで終わりました。 14番 隅田川大橋【すみだがわおおはし】 道路名称:東京都道475号永代葛西橋線(葛西橋通り)/首都高速9号深川線 構造形式:(主径間)3径間連続鋼床鈑箱桁橋/(高架部)7径間単純鋼床鈑箱桁橋、単純合成桁橋、単純PC桁橋 橋 長:385.3m 幅 員: 30.0m(4車線) 竣 工:昭和54(1979)年10月 施工主体:首都高速道路公団 橋の作りとしては戦後の一般的な構造で面白味はありませんが、二層構造という特殊な形は隅田川の橋梁としてはここが唯一の形です。清洲橋と永代橋の間に架けられていますが、もともと清洲橋と永代橋は対を成すように作られたとありますから、両橋を分断するように隅田川大橋があるわけで景観上はイマイチ・・・・と言わざるを得ません。もう少しデザインも一工夫あればと思います。 15番 永代橋【えいたいばし】 道路名称:東京都道10号東京浦安線(永代通り) 構造形式:(中央径間)スチールアーチ橋/(両側部)鋼桁橋 橋 長:184.7m 幅 員: 25.0m 竣 工:大正15(1926)年12月20日 施工主体:東京市復興局 《2000年土木学会選奨土木遺産》 《2007年国重要文化財(建造物)指定》 創架は1元禄年間の1698年。徳川綱吉の50歳を祝して架けられたそうです。文化4(1807)年に深川富岡八幡宮の12年ぶりの祭礼に押しかけた群集の重みに耐え切れず、1500名を超える犠牲者を出す落橋事故を起こしています。明治30年に道路橋としては日本初となる鉄橋が架けられましたが、関東大震災で被災しました。この橋は中央のアーチが特徴で夜間には青くライトアップされます。3枚目の写真はちょうどライトアップが点灯した時に撮りました。 <番外編・2> 豊海橋【とよみばし】 構造形式:下路式フィーレンディール橋 橋 長: 46.13m 幅 員: 8.0m 竣 工:昭和2(1927)年9月 施工主体:東京市復興局 《中央区民有形文化財》 隅田川の支流日本橋川に架かる橋です。梯子を横にしたようなこの橋の形は国内でも数例しか見られない大変珍しい橋だそうです。永代橋のほとりから見えました。 何となく可愛らしい形をしています。 16番 中央大橋【中央大橋】 道路名称:東京都道463号上野月島線中央大橋支線(八重洲通り) 構造形式:2径間連続鋼斜張橋 橋 長:210.7m 幅 員: 25.0m 竣 工:平成5(1993)年8月26日 施工主体:東京都? 平成の吊り橋です。バブル期に作られたためかとても豪華になっています。中央の橋脚の上流側には当時のパリ市長シラク氏(後の仏大統領)から贈られた彫像が鎮座しています。これはこの橋が隅田川とパリのセーヌ川が1989年に友好河川を提携したことによるそうです。斜張橋ならば新大橋もありますが、直線的な新大橋に対して、こちらは橋桁がカーブしているのが特徴です。 18番 勝鬨橋【かちどきばし】 道路名称:東京都道304号日比谷豊洲埠頭東雲町線(晴海通り) 構造形式:(可動部)シカゴ型双葉跳開橋/(固定部)鋼ソリッドリブタイドアーチ橋 橋 長:246m 幅 員: 22m 可動部:支間長51.6m、径間長44.0m 固定部:支間長86.0m、径間長83.4m 竣 工:昭和15(1940)年6月14日 施工主体:東京市 実は中央大橋と勝鬨橋の間には「佃大橋」がありますが、デザイン的には面白味がなかったのと、日没になってしまったので省略して勝鬨橋に急ぎました。だから「17番」は空けて18番です。 勝鬨橋と言えば跳開橋です。跳開橋というのは、航行する船舶の支障にならないように橋自体が跳ね上がる構造の可動橋です。残念ながら現在の勝鬨橋が跳ね上がることはありません。 両側の固定部分がアーチ橋、二つの橋脚の間が可動橋です。可動橋は橋脚を支点として中央から2分割されて開く構造です。一回の開閉に約20分もかかったといいます。 勝鬨橋からは東京タワーが見えました。 |
隅田川橋散歩
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隅田川の個性的な橋梁を散策します。
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既に前の記事から1年が経ちました。もうお忘れになった方もいらっしゃるかと思います。 東京の隅田川に架かる個性的な橋を自転車で廻ったものです。 なお、前回の記事は今回の記事に合わせて若干の手直しをしています。 今回は両国橋の続きから下流方向へ行きます。散策したのは2009年の10月16日です。 今年も浅草付近から走ったので、日もだいぶ傾いてきました。 日没までに目標の勝鬨橋にたどり着けるか、ハラハラの探索となりました。 (今回も各橋梁の諸元はウィキペディアから引用しました) 11番 両国大橋【りょうごくおおはし】 道路名称:首都高速道路6号向島線および7号小松川線(両国JCT) 構造形式:3径間連続鋼床版箱桁、3径間連続鋼床版3箱並列桁、単純活荷重合成桁、門型鋼橋脚 橋 長:329.5m 幅 員: 6.5m(片側2車線部分) 竣 工:昭和44(1969)年12月 供用開始:昭和46(1971)年3月21日 施工主体:首都高速道路公団 《昭和44年度土木学会田中賞受賞》 首都高速の高架橋と連続していて見た目には面白みもない橋ですが、橋そのものが高速道路のジャンクションになっていて、構造は複雑です。川に跨るため用地に余裕がなく、施工には独自の工夫がなされたそうです。 12番 新大橋【しんおおはし】 道路名称:東京都道・千葉県道50号東京市川線(新大橋通り) 構造形式:2径間連続斜張橋 橋 長:170.0m 幅 員: 24.0m 竣 工:昭和52年3月27日 施工主体:東京都 現在の新大橋は戦後に架けられた新しいものですが、創架は古く元禄年間の1693年にまで遡ります。何度も流されてましたが、明治45年に近代的な鉄橋が架けられ、関東大震災でも被災することなく戦後まで使用されていました。しかし、橋台が沈下したために現在の橋に架け替えられました。 ドラマ「ロング・バケーション」で瀬名マンがあったのはこの橋の袂、写真の左に移る高層ビルの建っている場所です。 13番 清洲橋【きよすばし】 道路名称:東京都道474号浜町北砂町線(清洲橋通り) 構造形式:自錠式鋼鉄製吊り橋 橋 長:186.3m 幅 員: 22.0m 竣 工:昭和(1928)3年3月 施工主体:東京市復興局 《2001年土木学会選奨土木遺産》 《2007年国重要文化財(建造物)指定》 隅田川に架かる橋の内でももっとも優美な橋であります。そのデザインはドイツ・ケルン市の大吊り橋がモデルになったそうです。残念ながらケルンの橋は第二次大戦で破壊されて現存はしていません。この橋もドラマの舞台としてよく登場します。個人的には女性的な風貌が気に入っております。 <番外編・1> 深川萬年橋【ふかがわまんねんばし】 道路名称:江東区道3124号(萬年橋通り) 構造形式:1径間下路ソリットリブタイドアーチ橋、鉄筋コンクリート床鈑 橋 長: 56.25m 幅 員: 17.2m 開 通:昭和5(1930)年11月19日 施工主体:東京市復興局、江東区 清洲橋から特徴ある躯体の橋が支流の小名木川に見えたので気になって見てみました。 こちらは隅田川の支流小名木川に架かる橋です。清洲橋からも眺められる美しい橋です。 歴史的には葛飾北斎の富嶽三十六景「深川萬年橋下」や、歌川広重の名所江戸百景「深川萬年橋」として描かれています。 橋の北岸には松尾芭蕉の住居跡があります。隅田川の橋のような壮大さはありませんが、歴史もあり、それでいて驕らない品のよさを感じました。 その3へ続きます。今日のところはこの辺で‥‥。
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隅田川はいろいろなデザインの橋が架かっています。 これは関東大震災の後、東京を復興する時にかけられたものがほとんどです。 昨日は隅田川を散歩したので、その個性的な橋たちを集めてみました。 各橋梁の諸元はウィキペディアより引用しました。 1番 白鬚橋【しらひげばし】 道路名称:東京都道306号王子千住南砂町線(明治通り) 構造形式:下路式ブレースドリブドタイドアーチ橋 橋 長:168.8m 幅 員: 22.1m 竣 工:昭和6(1931)年8月8日 施工主体:東京府 創架は大正3年。震災復興で現在の橋が架けられました。 2番 桜橋【さくらばし】 構造形式:連続鋼X形曲線箱桁橋(連続曲線鋼箱桁) 橋 長:169.45m 幅 員:中央部20m、側径間6m 着 工:昭和55年11月 竣 工:昭和60年4月11日 施工主体:墨田区・台東区(管理:台東区) 戦後になってかけられた歩行者専用の橋。カーブしていますが上から見るとX字状になっています。 3番 言問橋【ことといばし】 道路名称:国道6号および東京都道319号環状3号線(言問通り) 構造形式:三径間ゲルバー鈑桁橋 橋 長:238.7m 幅 員: 22.0m 着 工:大正14年5月 竣 工:昭和3年2月10日 施工主体:東京市復興局 《2008年東京都選定歴史的建造物》 4番 東武鉄道隅田川橋梁【とうぶてつどうすみだがわきょうりょう】 路線名称:東武鉄道伊勢崎線 構造形式:複線中路カンチレバーワーレントラス(3径間) 橋 長:166m 幅 員:不明 着 工:昭和2年 竣 工:昭和6年5月25日 施工主体:東武鉄道 東武鉄道隅田川橋梁。別名川花戸鉄道橋。架線柱も意匠を凝らしています。珍しく橋梁上にポイントが設置されています。 5番 吾妻橋【あづまばし】 道路名称:東京都道463号上野月島線吾妻橋支線(雷門通り) 構造形式:3径間鋼ソリッドリブタイドアーチ橋 橋 長:150.0m 幅 員: 20.0m 着 工:昭和4年6月 竣 工:昭和6年6月 施工主体:東京市 6番 駒形橋【こまがたばし】 道路名称:東京都道463号(浅草通り) 構想形式:中路式ソリッドリブタイドアーチ橋(中央径間) 上路式ソリッドリブアーチ橋(側径間) 橋 長:149.6m 幅 員: 22.0m 着 工:大正13年7月 竣 工:昭和2年6月25日 施工主体:東京市復興局 7番 厩橋【うまやばし】 道路名称:東京都道453号本郷亀戸線(春日通り) 構造形式:3径間下路式タイドアーチ橋 橋 長:151.4m 幅 員: 22.0m 着 工:大正15年9月 竣 工:昭和4年9月 施工主体:東京市復興局 8番 蔵前橋【くらまえばし】 道路名称:東京都道315号御徒町小岩線(蔵前橋通り) 構造形式:3径間連続上路式ソリッドリブ2ヒンジアーチ、および上路式コンクリート固定アーチ 橋 長:173.2m 幅 員: 22.0m 着 工:大正13年9月 竣 工:昭和2年11月 施工主体:東京市復興局 9番 総武本線隅田川橋りょう【そうぶほんせんすみだがわきょうりょう】 路線名称:東日本旅客鉄道総武本線 構造形式:3径間ゲルバー下路式ランガー桁鋼鉄道橋 橋 長:172m 線 数:複線 着 工:昭和6年2月 竣 工:昭和7年3月 施工主体:鉄道省 10番 両国橋【りょうごくばし】 道路名称:国道14号 構造形式:3径間ゲルバー式鋼鈑桁橋 橋 長:164.5m 幅 員: 24.0m 着 工:昭和5年2月 竣 工:昭和7年11月 施工主体:東京市 おまけ。総武本線江戸川橋りょうです。 |

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