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前回の料理による世界旅行はアイスランド、
残念ながら、その特異性によりアイスランドの伝統料理はパスしてしまった。 さて、今回は無難に中国の料理に挑戦してみた。 中国、正しくは中華人民共和国、この国についてはいまさら詳しく説明するまでも無いが、 2007年より日本、USを抜いてオーストラリアの最大輸出相手国である。 また輸入相手国としても中国は最大で、なんともまぁ、多くのモノが中国から輸入されている。 いまや中国製で無いものを探す方が難しいくらいだ。 以前は日本語があふれ、道にはがらの悪い日本人の客引きがあふれていたが(1990年代の話)、 最近ではどうやら中国語と韓国語であふれているらしい。 ミニの学校には両親が台湾からの移民の子供がいるが、 スペルはわからないのだが彼の名前はエルビオ(Elvio?)。 一体、どんな漢字表記なのか気になる。 得美雄?衛毘王?慧瑠琵男? 中華料理というわけでなくて、たれに中国のFive-Spiceを使ったので中華風というもの。 豚肉はオーガニックの豚の腹身。 オーガニックの豚肉というものはなかなか無くて入手するのが大変困難なのだが、 いつも行くオーガニックの肉屋さんに注文して取り寄せてもらった。 キロあたり$20くらい。この画像の肉がちょうど1キロ。 この腹身の皮側に1cm間隔で切れ目を入れる。 切れ目を入れたところで、Spiceや塩、醤油、それからピーナッツオイルを混ぜ合わせたたれをなすりこむ。 このたれ、自分の好みでよいと思う。次回はオイスターソースを混ぜ合わせてみたい。 一時間ほど冷蔵庫で寝かせて味を滲み込ませ、220℃に熱したオーブンで1時間、 さらに140℃で1時間半ほどこんがり焼き上げる。 焼き上がりは随分小さくなってしまった。 外側の皮はパリパリ、内側の身は脂肪がとろりと溶け込んで大変ジューシー、ばりとろの焼き豚の出来上がり。 つけあわせは庭からの野菜たちを使った野菜炒め。 私の得意の一皿料理、これを中華料理と呼ぶにはあまりにおこがましすぎる。 |
料理による世界旅行
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"Which country would you like to go to?" 「何所の国へ行きたいの?」 "Japan!" 「ニッポン!」 "Well, you have been there before. I think you'd better to study about the country never been to." 「でも、ニッポンはもう行ったことがあるじゃない。行ったことの無い国について調べたら?」 "Well.... how about Iceland?" 「それじゃ、アイスランドは?」 "Yah, I think good idea, I haven't been to Iceland, but I always want to go there. Let's study about Iceland!" 「うん、父さんもアイスランドへは行ってみたかったんだよ。よし、それじゃあアイスランドについて調べよう!」 というわけで、アイスランドが今回のテーマになった。 最初に少しだけ手伝った以外は、全て彼の言葉による文章。 今回も彼の転載許可を得ていないので、見つかったら訴えられてしまうかもしれない。 何所で習ったか知らないがAurora (northern Lights)もGeyserも知っていた。
随分昔に「Cold Fever」という不思議なアイスランド映画を観た。 日本人のビジネスマン(永瀬正敏)はハワイ旅行を急遽変更してアイスランドへ行くことにした。 彼の父母は学術調査のために向かったアイスランド渓流で事故で亡くなっているのだが、 その場所で供養をしなければと思ったのだ。 その道中のアイスランドの美しくも厳しい自然が描かれている映画。 ここは亜熱帯のブリスベン、観終わった後、何とも不思議な気持ちになったのを覚えている。 さて、ここのところ料理による世界旅行をしていないので、 この機会にアイスランド料理を作ってみようと、インターネットでアイスランド料理を調べてみた。 アイスランドにはソーラブロートという真冬の祝宴があり、 そこで食べられるご馳走が「ソーラ(月)の食物」という意味のソーラマトゥルで、 アイスランド古来の国民的な料理らしい。 昔からの欠くことのできないソーラマトゥルの献立とは... ケーストゥル・ハウカール:腐敗臭の強いサメの肉 スュールサジル・フリューツブンガル:ヒツジの陰嚢(睾丸を含む)を熟成させたもの スビィズ:ヒツジの頭部を炭焼きにしたもの リフラルビールサ:ヒツジの内臓で作るソーセージ ボルズミュール:ヒツジの血液が入ったソーセージ ルンダバッキ:ヒツジの脂肪 セルシュレイファル:アザラシもしくはオットセイの足ひれ ハンギギョット:子羊の脚の燻製 (リフラルビールサ)
う〜ん、どれも美味しそう....本当に... 残念ながら今回は伝統的なアイスランド料理はパスすることにした。 本当に残念だ... (今回の画像は全てインターネットから) |
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明日、3月17日(火曜日)は、アイルランドの祝日St. Patrick's Dayです。 母国のSt. Patrick's Dayに先駆け、先週末の土曜日(3月14日)、 ブリスベンでもSt. Patrick's Dayの催しがシティで開かれました。 そこで料理による世界旅行は、前回のベトナムからアイルランドへ飛ぶことにしました。 その前にアイルランドについてうんちくを少々。 Irelandという名前の由来は、Celtic wordのgoddess EriuとGermanic wordのland。 アイルランド島は世界で20番目に大きな島。 政治的には、島の5分の4を占めるいわゆるIreland(あるいはRepublich of Ireland)と、 残りの5分の1はGreat Britain(GB)と共にUnited Kingdom(UK)を形成するNorthern Irelandが占めます。 Republic of Irelandの首都はDublinで、Northern IslandはBelfast。 アイルランド島全体に約600万人が居住、 そのうち420万人がRepublich of Irelandに、175万人がNorthern Irelandに居住。 地形的には、およそ1万年前の氷河期の終了と共に起こった海水準の上昇により大陸と切り離されたため、 陸上動物の種類が極端に少なく(26種類)、特に爬虫類に至ってはトカゲ1種のみが生息します。 ですから蛇は生息しません。 過去の最高気温の記録は33.3℃(1987年)、最低気温の記録は−19.1℃(1881年)、 海洋に囲まれているため大変湿潤で緑が多く、それは人工衛星からも見ることができます。 St.Patrick's Dayはアイルランドにキリスト教を広めた聖人Patrickの命日です。 宗教色の強い祝日ですので、本国では元来パレードなどは行われてはいなく、 フロート(山車)を繰り出したパレードはニューヨークがさきがけで、 その後、カナダやオーストラリア、ニュージーランド等の諸外国に伝わり、 1996年に本国のダブリンでも盛大なパレードやその他の行事が行われるようになりました。 私も好きなHarrison Fordの主演映画"The Fugitive"の中でもSt. Patrick'sの祭典が出てきます。 この日はグリーンの服を着ますが、元々はSt.Patrick Blueといって青だったものを、 アイルランドの象徴のクローバーのグリーンに差し替えたといういきさつがあります。 オーストラリアもそうですが、この日をたくさんのビールを飲む言い訳にしている人が多いようです。 さて、うんちくはこのくらいにして。 土曜日のブリスベン・シティは朝からシャワーの天気。 パレードは10時からということになっていましたが、 少々遅れて11時ごろシティへ繰り出しました。 街はアイルランド国旗も掲げてあり、お祭りの雰囲気十分。 まずは、シティでも有名なIrish Pub "Gilhooleys"へ。 たくさんの緑色の服を着た人や帽子をかぶった人々であふれてましたが、パレードの気配は無く、人の流れに任せて歩いていたら、植物園と議事堂の間の広場でのお祭り会場へ至りました。 しかし、パレードも含めてほとんど全ての催しは終了していたようでした。残念。 仕方が無いので、再びシティの中心部へ。街も緑色だし、歩く人々も緑色です。 George StreetとElizabeth Streetの交差点のIrish Pubには、正午なのにたくさんの人であふれていました。矢張り、ブリスベンでもSt. Patrick's Dayはお酒を飲む言い訳日のようです。 シティでのお祭りは、時間が合わずに期待はずれでしたが、気を取り直し、帰宅後、アイリッシュ・シチューを作ることにしました。St. Patrick's Dayには伝統的にコーンビーフとキャベッジを食べるそうですが、今回は時間の関係でパス。シチューも時間がかかる料理ですが、コーンビーフはもっと時間がかかります。 材料は以下の通り。ちなみに今回のレシピーはインターネットから。検索エンジンでIrish Stew Recipeと入力して出てきた一番上のRecipeです。(http://www.elise.com/recipes/archives/001414irish_beef_stew.php) 私自身のオリジナルのシチューとは作り方が多少異なりますが、自分自身の作り方で作ると、Songlark味になってしまうので、今回は忠実にRecipe に従いました。ただし、油の量はRecipieに従わず、最小限に抑えてあります。また、本来ギネス・ビールを使うのですが、どうしてもキルケニーを飲みたかったので、ギネスの代わりにキルケニーを使いました。 まず、肉を炒め、ストックとビールと赤ワインでぐつぐつと1時間ほど煮ます。その間に野菜を20分程かけてゆっくり炒めます。 炒めた野菜を加えて、さらに1時間ほど弱火で煮て、ハイ出来上がり。 ただのシチューでは面白みが無いので、ブレッド・ロールを200℃のオーブンで10分ほど焼いて... ブレッド・ロールの中身をくりぬいて受け皿にしました。お皿ごと食べられるアイリッシュ・シチューの出来上がり! アイルランドの美味しいビール、Kilkennyと一緒に頂きました。このKilkennyのビール缶の中にはプラスティックのボールが入っていて、注ぐ時にとてもきめ細かいあわ立ちになります。きめ細かくのど越しすっきり、私の好きなビールの銘柄の一つです。 アイルランドでは今頃まだまだ寒い日が続いていることでしょう。 そんな中で食べるシチューは体を温め味も格別のことでしょう。 ここブリスベンでは、まだまだ残暑厳しく、秋の気配は感じられません。 汗だくになりながら食べたアイリッシュ・シチューでしたが、 北の国アイルランドを彷彿させるには十分で、お味も格別でした。 はるか彼方の緑の国アイルランド、いつか一度行ってみたいものです。
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前回の料理による世界一周の旅はカナダ(メイプルシロップ)でしたが、 今回はカナダから再び太平洋を横切りベトナムへ。 ベトナム料理のローストダック(Vietnamese Roast Duck)に挑戦してみました。 料理の前にベトナムについて少々。 ベトナム社会主義共和国は、ベトナム共産党が政権を握るCommunist Country(共産国)で、 人口は八千四百二十四万人ほどで、これは世界12位。 首都はハノイですが、最大の都市はホーチミン。 中国、ラオス、カンボジアと国境を接する、南北に細長い国です。 ベトナム人の友人が何人かいますが、彼らに共通することは、 とても穏やかで優しい雰囲気を持ち合わせているということです。 私は、彼らのこの穏やかな雰囲気が大好きなのです。 ちなみに、オーストラリアはベトナム戦争の際、 National Service Schemeを敷き、 Department of Labour and National Serviceに登録していた20歳の中から誕生日による抽出法で徴兵、 正規の兵隊も含めて延べ5万人の兵士を出兵し、 496人の戦死者を記録しました。 オーストラリアの暗い過去のひとつです。 さて、話を戻してロースト・ダック。レシピーは近所の図書館で借りてきた本を参考にしました。 これが今回のロースト・ダックの材料全て。材料は2つに別れます。ダックはオーガニックブッチャーで売っていた2.2kgのものを使いました。 (漬け込み用のたれ(マリネード)) Nuoc Mam(フィッシュソース) 80ml しょうゆ 30ml 蜂蜜 30ml Five-spice powder 1テーブルスプーン Ground Ginger 1テーブルスプーン (スタフィング) しょうが 90g にんにく 4かけ レモングラス 1束 ねぎ 4束 まずは漬け込み用のたれを混ぜ合わせます。 ダックを漬け込む前に良くマッサージして、皮と身がほぐれやすいようにします。 たれにダックを漬け込み.... 24時間冷蔵庫にカバーをかけずに保存します。そのほうが皮がクリスピーになるからです。また、その間2,3度たれをかけなおします。 さて、漬け込み24時間後、スタフィングの準備をします。全ての材料を細かく切り、すり鉢でつぶします。 これらつぶしたスタフィングをダックのお腹の中に詰め込み、紐で縛ります。 さあ、いよいよローストです。オーブンに入れる前に、櫛でダックの体中に穴を開け、脂が出やすくします。 オーブンを220℃にプレヒート、ダックを上のラックに載せ、下にトレイをひきます。脂がたらたら落ちてきますので、トレイにたまった脂を15分おきにスプーンですくってダックにふりかけます。 約1時間半、ビールを飲みながら待ちます。今日のビールはCoopers Orignial Pal Ale。別にビールでなくても良いのですけれどもね。 本には220℃となっていましたが、少し高めのようなので、途中210℃まで下げ、さらに200℃まで下げました。最初から200℃から210℃でも良かったかもしれません。ダックの焼き上がりにあわせて、一緒に頂く付け合せの野菜類を準備します。左上から時計回りに、きゅうり、人参、コスレタス、炒めたにんにくの芽とにらの芽。これらをライス・ペーパー(生春巻き)に巻いていただきます。付け合せのチョイスはうちの庭にあったものを使ったためで、お好みでよろしいのではないでしょうか。ソースは醤油をベースにしょうがのおろし汁、スイートチリソース、フィッシュソースを使ったSonglarkオリジナル。 さて、1時間15分後にローストダックができました!真っ黒ですが失敗ではないのです。参考にした本の画像にもありますが、フィシュ・ソースと蜂蜜の糖分が凝固し、黒くなっているわけですから、一種のカラメル状態ですね。ですからこの皮をたべても焦げ臭くないのです。 皮や肉をそぎとります。外側の皮はパリパリ、内側の肉はジューシー、これは本当に上手にできました! これらをお湯に浸して柔らかくしたライスペーパーの上に他の付け合わせと一緒に並べて... くるりと巻いて、ハイ出来上がり!特製ソースにつけていただきました。パリパリとジューシーのコンビネーション、さらにもちもちのライスペーパー...なんとも言いがたい食感です。ダックのお味はターキーとも異なるし、もちろんチキンとも異なるダックの味としか言いようが無いのですが、こくのある味で、ターキーのようにぼそぼそではなくて、チキンのように脂っぽくない、とでも言いましょうか。「Yummy!」と唸る味です。 一緒に飲んだワインはSticksのShardonnay 2006。SAのYalla Valleyからのものです。 今回のベトナム式ロースト・ダック、大成功でした。毎日食べれるものではないですが、年に1,2度は食べてみたいものです。 |
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さて、今回は前回のニュージーランドから一気に太平洋を飛び越えてカナダへ。 といったところで、カナダ、カナダ...一体何がご当地料理なんだろう。 Internetで調べてもろくなものが無い。 Quebec(ケベック)に住む友人にもメールで聞いてみたけれど、 カナダ料理といったら何?という質問に対し、 グレイビーたっぷりのフレンチフライ(チップス)かな? というつれない返事。 そういえば、彼女、こちらに滞在していた時も、 ろくなもの食べてなかったものなぁ。 もっとも、Quebecはフランス語圏なので、 フランス料理の影響を受けているそう。 普段は滅多に作ることの無いパンケーキを作ってみた。 何故かというと、パンケーキといえばメイプルシロップ、 メイプルシロップといえばカナダ、だからだ。 世界に流通しているメイプルシロップの80%以上はカナダ産だという。 このメイプルシロップ、もちろんメイプルの木の樹液だけれど、 その昔は木に直接蛇口を差し込んで搾取していたらしい。 ひとまとめにして、蒸留所に送るらしい。 だって、蛇口をひねったらメイプルシロップが出てくるんですよ。 今回作ったのはオーストラリア式のパンケーキ、 イーストを入れないので、膨らまず平っぺったい。 材料は2人前で以下の通り。 卵1個 牛乳1/2カップ 砂糖1/2テーブルスプーン(5ml) バター少々 なんかいまいち、輸出仕様だからか仕方が無いか。 飲みごしはビールなのだけれど、確かに飲んだ後味にライムの風味がする。 ライムの他にレモン味もある。まぁ、わざわざ飲むものでもないのだが、話題提供に、ということで。 |






