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THE WIND FROM TERRANORA
オーストラリアのTweed Coastからの便り

書庫風景(Tweedと近辺編)

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雲海を見る条件

私の住むTerranoraはTweed Volcano Rangeの一端で、山の稜線を縫うように走るTerranora Roadからは、Mt Warningに続くTweed Valleyを見渡すことができます。このTweed Valleyには早朝、良く雲海が発生します。

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発生条件は、風が無い、夜間に気温が急激に低下する、前日に雨が降った...などありますが、雲海をみることが出来る条件は...













運かい。

Brunswick Heads(片仮名で”ブランズウィック・ヘッズ”と書くらしい...)は、オーストラリア最東端の街Byron Bay(バイロン・ベイ)の少し手前にある町。TweedとByronの間にあって、素通りされがちの、小ぢんまりとした港町。

この町のはずれの広場では、月に一度の割合でマーケットが開かれる。多くのStallholders(出店)は近辺のマーケットと掛け持ちのようで、特に目新しいStallholderが出店しているわけではないのだが、のんびりとした雰囲気の漂うマーケットである。
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ところで、このマーケットの真ん中あたりで見かけたアイスクリームやジュースを売るキャラバンでは...
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キュートなお姉さんが、ジューサーに連動している自転車を漕ぎながらオレンジ・ジュースを絞っていた。究極の”エコ・ジューサー”である。あまりに可愛らしかったので、少しお話をして、写真を撮らせてもらった。ポーズまでしてくれて、きゃはは、可愛い〜。四十路おやじは、こんなしぐさにめろめろになってしまうのである。ばかたれぇ〜

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私の住むTerranoraは、Tweed ShireのSuburb(サバーブ)、
「サバーブ」とは日本の「町」や「村]に相当するのであろうか。

オーストラリアの住所は、基本的には、通りの名前と、このサバーブ名によって成り立っている。
それぞれのサバーブにはPostcode(ポストコード)、日本の郵便番号に相当するものがあり、
(通りにおける)番号、通りの名前、サバーブ名、ポストコード、州名、の順で記載する。

例えば...
以前住んでいた家は、Mango Hillというサバーブ(Postcode 4509)のSonglark Courtの12番であったので、

12 Songlark Court,
Mango Hill 4509 QLD

Mango Hillは、現Moreton Shireのサバーブであるが、
郵便物には、この市や郡に相当するCityやShireの名前を記載する必要が無い。

さて、私の住むTweed Shireであるが、
人口密度がクイーンズランド(ゴールドコースト)との州境に極端に偏っており、
従って、州境近辺では交通渋滞が激しい。
土地柄、この人口密度の高い州境には、リタイヤメントした高齢の人々が多数居住しており、
これらの高齢の人々も車を運転するので、車の運転が非常にしにくい。
全ての高齢者がとは言わないが、反応の遅い車の割合が高いと感じるのは、先入観だけからではあるまい。

一方、この州境の人口密集地を抜け、Tweed Riverを渡ると、
人口密度も、交通量も極端に落ちる。

基本的には、サバーブの家屋が密集している道路では、50km/h、
それ以外では表示に則り、80km/hから100km/hで走ることができるが、
Tweedの山間部で時々見かけるのが、このUnlimited Speed Signである。

イメージ 1
(画像はインターネットから)

これは、いくらでもスピードを出しても良いという意味でのUnlimitedではなく、
道路状況に応じてスピードを調節しなさいという意味でのUnlimited、
NSW州においての制限速度の上限は、110km/hであるので、
例えこのサインがあるところでも、110km/h以上のスピードで走れば、スピード違反になる。
もっとも、このサインがある道路は大抵、ワインディング・ロードであるので、
とてもではないが、110km/h以上のスピードで走ることはできないが。

さて、こんな車社会のTweedではあるが、最近増えているのが自転車を漕ぐサイクリスト、
特に集団で走るサイクリスト達である。

(つづく)
オーストラリアは完全な車社会で、
都市部を除いて、自家用車無しの生活は非常に不便、
いや、不可能と言っても過言ではない。
それは一概に公共の交通機関が著しく劣っていることに由来するが、
広い国土に少数の人口が居住する国柄であるので、
こればかりは仕方が無い。

私の住むTerranoraは、ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)に属するが、
クイーンズランド(QLD)との州境に位置し、地理的にも、経済的にも、QLDとのつながりが強い。
実際、私の家からもQLDのゴールドコーストの空港(Coolangatta)を望むことができ、
州境まで車でほんの10分程度、
QLDの州都であるブリスベンまでは120km、車で一時間強の時間距離である。

120kmというと、東京から三島、宇都宮、前橋、甲府、水戸辺りまでの距離だが、
時間距離的には、横須賀、相模原、八王子、大宮、取手、千葉といったところであろうか。
こちらでは都市部を除いて、実際の距離と時間が一致するので(100km/h)、
例えば、120kmは1.2時間、すなわち一時間強と計算することができる。

しかし、これが公共の交通機関となると話が異なる。
我が家の近くにもバスの停留所があるが、
公共の交通機関を使ってブリスベンからTerranoraの停留所までの時間距離を逆算してみた。

最終便のバスは、Terranoraの停留所に夕方の6時1分に到着する。
このバスの出発点はTweed Heads。

Tweed Heads(5:35pm) → Terranora(6:01pm)

このTweed Headsを出るバスに乗り継ぐためには、NSWとQLDの時差を加味して、
QRのVarsity Lakesの駅を午後3時26分発のバスに乗らなければならない。

Varsity Lakes(3:26pm) → Tweed Heads(4:09pm(5:09pmEDST))


このバスには、Varsity Lakes駅に午後3時15分に到着する電車、
すなわち、ブリスベンのCentral駅を午後1時54分に出発する電車に乗らなければならない。

Central(1:54pm) → Varsity Lakes(3:15pm)

つまり、夏の間は午後1時54分、
EDSTが解除される秋と冬の間でも午後2時54分にはブリスベンを離れないと、
我が家にはたどり着くことができない。
公共の交通機関を使った場合、ブリスベンから我が家までは3時間強、
自家用車と比較して3倍近くの時間がかかってしまうのだ。

ちなみに、ブリスベン近郊の公共の交通機関はゾーン制で、
ブリスベンのCentralから州境のCoolangattaまで18ゾーン、
CoolangatttaからTerranoraまでは4ゾーンなので、合計22ゾーン、
料金表によると片道、28.90ドルかかる。

今現在、こちらのガソリン代は1.50ドル前後、
車の場合、維持費や登録料が加味されるので、一概に計算することはできないが、
1リットル当たり10km走るとして、単純計算でも18ドルである。

3時間、28.90ドル(公共の交通機関)

VS

1時間、18ドル(自家用車)


自家用車に頼りたくなってしまうのもいたし方が無いというところか。

国土面積も、人口密度も、生活様式も全く異なる日本とオーストラリアの両国を比較することはできないのだが、
公共の交通機関が発達している日本、うらやましく思わずにはいられない。

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前回の記事は先週末の日曜日、
「ここ数週間、雨降りの日が続いているここTweed...」
という書き出しであったが、今週末も雨...

私のサイトの記録によると、2月は28日中、雨降りの日は24日(!)、
トータルで569mmの降雨が記録された。からりと晴れたのは、2日間だけである。
ちなみに、同僚のDavidの住むサンシャインコーストでは1000mm、
すなわち1mの降雨量があったらしい。

数週間ほど前から、デッキの改修を行っているが、
雨降りのためサンディングも滞り、デッキング・オイルも塗布できずにいる。
アウトドアーの家具は全て仕舞ってあるので、たまちゃんも床で眠る毎日である。

イメージ 1

さて、このデッキからは谷を挟んで、Bilambil Heightsの山並みを望むことができるが、
このBilambil Heightsの稜線に沿って、何本かの大きな木が見える。
直線距離で、4kmほどあるので、かなり背の高い木に違いない。

イメージ 2

イメージ 3

雨降りばかりの週末で、やることが他にないので、

一体どれほど背の高い木なのか、Bilambil Heightsまで見に行ってきた。

早速見つけたのは、背の高いNorfork Island Pine。

イメージ 4

そして、こちらが右側の少し背の低いNorfork Island Pine(奥が背の高いNorfork Island Pine)。

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Norfork Island Pineは、オーストラリア、ニュージーランド、そしてニューカレドニアに生息するが、
NSWの沖合いに浮かぶNorfork Islandが原産。
ちなみにNorfork Islandは、Load Howe Islandと共に、ぜひ一度訪れてみたい島。

イメージ 6
Norfork Island
(画像はインターネットから)

イメージ 7
Load Howe Island
(この画像もインターネットから)

予報では、来週も引き続き雨模様、
一体いつになったら降り止むのだろうか。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ...
とは宮沢賢治の没後に発見された遺作のメモの冒頭文。
以下、Wikipediaからの引用。
(原文)
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

(現代語訳)
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な身体を持ち
欲は無く
決して瞋いからず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
良く見聞きし判り
そして忘れず
野原の松の林の蔭の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくても良いといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
皆にでくのぼうと呼ばれ
誉められずもせず
苦にもされず
そういうものに
私はなりたい

(英語訳)
not losing to the rain
not losing to the wind
not losing to the snow nor to summer's heat
with a strong body
unfettered by desire
never losing temper
always quietly smiling
every day four bowls of brown rice
miso and some vegetables to eat
in everything
count yourself last and put others before you
watching and listening, and understanding
and never forgetting
in the shade of the woods of the pines of the fields
being in a little thatched hut
if there is a sick child to the east
going and nursing over them
if there is a tired mother to the west
going and shouldering her sheaf of rice
if there is someone near death to the south
going and saying there's no need to be afraid
if there is a quarrel or a lawsuit to the north
telling them to leave off with such waste
when there's drought, shedding tears of sympathy
when the summer's cold, wandering upset
called a nobody by everyone
without being praised
without being blamed
such a person
I want to become
ここのところの長雨ですっかり気分が鬱してしまっているが、
雨ニモマケズ 風ニモマケズ、立ち向かってゆこうではないか。
結局、最後に残るのは、思い出だけなのだから。

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