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THE WIND FROM TERRANORA
オーストラリアのTweed Coastからの便り

書庫移民の雑談

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冬真っ盛りのここTweed、今朝の日の出は6時28分、そして日の入りは5時17分、一日が短かく感じる季節だ。ゴールド・コーストのHinterland(内陸)で山火事が発生しているらしく、先週後半から薄煙が漂う毎日、朝焼け、そして夕焼けが美しい。
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先週のカレーはSweet potate curry、サツマイモのカレーであった。あらかじめ圧力鍋で一時間ほど煮込んだBrisket(ブリスケット)を薄切りにしたものと、たまねぎと、ダイスに切ったサツマイモとニンジンを、カレー粉と共に炒めて、ストックを少し加えて煮込んだカレーで、ベスト2に入るカレーと大好評であった。ちなみにブリスケットとは、ブリトニー・スピアーの助っ人という意味ではなくて、牛の肩ばら肉のことで、塊で売られている。1kgあたり7ドル前後と格安の肉であるが、煮込みに使うと、とても美味しい。

ここのところ週末は、魚だけを食べることにしている。魚介類の豊富な日本では、週末に魚?だから何なの?であると思うのだが、ここオーストラリアでは新鮮な魚介類を毎週末入手することは非常に困難なのである。ちなみに、先週末は白身魚の寿司(コチ、キチヌ、シロギス)と白身魚丼、それからネギトロ丼。
三種類の白身魚を使って、握り寿司なども作ってみたが、面倒になってしまっていつもの通りの丼に落ち着いた。
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そして、今週末はシメサバ丼とアジフライ。シメサバはこの世のものとは思えないほど美味しかった。もちろん、あの世に行ったことがないので、あの世の食べ物の味は判らないのだけれども。アジフライは、シマアジとギンガメアジを使ってのフライで、こちらも特上であった。強いて比べるなら、ギンガメアジの方がシマアジよりふっくらしていて美味しかったかな。
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最近、ビールを飲むと、膝が痛むということに気がついた。三十代後半まで続けていたラグビーの後遺症で、専門医からはいずれ手術が必要と言われている膝であるが、とりあえず、痛くて歩けなくなるまで手術はしないことになっていた。とうとう手術をしなければならないのかと滅入っていたところでのこの発見、痛風なのかなぁ...
この先、膝痛を我慢してビールを飲むべきか、あるいはビールを我慢して膝痛から解放されるべきか、悩むところである。ちなみに、最近飲んだのはおフランスからのビール、Kronenbourg 1664 Blanc、Wheat beerでフルーツ・ジュースのよう。Murray's Whale Aleはクラフトビールだけれども、ちょっぴり残念な味。ちなみに、先週はほとんどビールを飲んでいないので、膝は痛んでいない。
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Scarlett Johanssonの"Lucy"を観たけれども、まぁまぁかな...Luc Bessonの映画は好きなんだけれども、いつも終わり方が悪いんだよなぁ。良かったのは”Lion”くらいか。まぁしかし、Scarlett Johanssonが相変わらず美しかったので、良しとすべきか。


8月に入ったけれども、まだまだ寒い日が続きそう。幼生飼育の水温調整に苦労しそうだけれども、なんとか乗り切らなくては。がんばれ、さとし、なんとかなるさ。
寒いんだか、暑いんだか判りにくい天気が続くここTweed、この時期には珍しく、雨降りの日が多い。もっとも、今年の雨季は少雨だったので、雨降りが乾季にずれ込むことは予想されていたことだけれども。

今週末は、月曜日がQueen's Birthdayでお休みなのでLong Weekend。オーストラリアは16ヶ国ある英国連邦王国(Commonwealth realm)のひとつだから、英国の女王様(Elizabeth II)が元首、そのお誕生日を祝う祝日なのだけれども、女王様の本当の誕生日は4月の21日。お誕生日を祝う祝日は国によって異なるようで、伝統的に5月の下旬から6月の上旬なのは、北半球ではこの時期晴れの日の確立が高いからだそう。

国土の広いオーストラリアは、州によってこの時期の天候パターンが異なるので、一概にこの時期晴れが多いとは言えないけれども、大陸の東側沿岸は、モンスーン由来の雲が赤道付近まで北上するので、晴れの確立が多くなることは確か(今年は雨降りみたいだけれども)。

さっきTrawlerから連絡があって、次のBundabergへの帰港は月曜日か火曜日の予定だそう。Bundabergへ行くのは日曜日か月曜日の午後かな...1.7トンのトランスポーターを担いで行くので、"not so squeezy!"で有名な5トンのキャンター君で行く予定。Bundabergまでは片道、7時間くらいかな...途中、雨が降らなければ良いのだけれども。

どうも今日の文章は「・・・けれども」が多いなぁ。「けれども」には接続助詞として使われる場合と、終助詞として使われる場合の二通りの使われ方があって、接続助詞としては、内容の矛盾する事柄を結びつけたり、前置きと本題を結びつける場合に、終助詞としては、断言せずにあいまいに表現する際や、不安、あるいはあきらめを隠しつつ願いを表す際に使われるのだそう。まったく、こんな薀蓄はどうでも良いことなのだけれども。




STAP細胞、雑感

理化学研究所の小保方氏らによるSTAP細胞の件は、
事実を知れば知るほど、滅入ってしまうのだが、
一連の報道を追随して、ひとつ気になったことがある。

それは、発表当時のサイエンティフィック以外の加熱した報道への批判、
そして論文の捏造
が判明した後の執拗までの報道に対する批判、
(今の段階ではまだ捏造とは言い切れないが、あえてこの言葉を使うことにする)
つまり日本のメディアへの批判である。

私は、この批判は的を得てないと思う。
何故ならば...
市場の原理に基づくならば、
市場、すなわち、それを求める国民がいて、
その国民の欲求を満たす記事を提供するのが、
今の日本のメディアであると思うのだ。

言い換えれば、サイエンティフィックな部分以外での過熱した報道、
そして、掌を返したような報道は、
国民、つまりあなた自身が求めているもの以外、他ならない。
メディアが悪い、政府が悪い...と批判する前に、
これらを形成するのは、あなた自身であるということを認識するべきだ。
メディアという産業に従事する人たちも、政府を形成するする人たちも、
あなたと同じ日本国民である、ということを認識すべきだ。

People get the government they deserve

この言葉の持つ意味は大きいと思う。

今回のSTAP細胞の件で、もうひとつ気になったことがある。
3月14日の調査中間報告で、
ノーベル賞受賞者でもある野依理研理事長は、以下のようなことを述べている。

「似たようなことが起こっているのであれば、時代のなせる業、カルチャーが変わったなと非常に心配している」

若い世代を批判するということは、ひとつ前の世代、つまり彼自身の世代の批判であるということ。

いまさらのように、
徹底的に教育を施す、というようなことを言っているが、
今回の件は、そうしなかったツケがまわってきただけの話しだ。
責任を時の流れに押し付けてはならぬ。

私の時代は...、私は古いタイプの研究者だから...
というのは言い訳に過ぎぬ。
理事たるもの、時代の先を見渡した采配が求められるものと思うのは、私だけであろうか。

前回の記事にも書いたことなのですが、どうも、私の心は乱れているようで、いくつかの記事の原稿を書いたものの、どうしても、ネガティブな世界に引き込まれてしまい、ろくな文章を書くことができません。

文章というのものは、まさしく心の鏡、ささくれた心の元では、文章もささくれてしまうようです。

これはいかん...

というわけで、今回はあえて「です・ます」さんに登場してもらい、文章を和らげてもらっています。

今週も先週に引き続き、雑用の嵐、サイトでは植木職人となっています。サイトには人工的に作り上げた400mほどの土手があって、その土手の斜面にネイティブの植木を植えなければならないのです。本来、9月の上旬に植木を届けてもらう予定だったのですが、しばらく雨が降っていなかったので、土はからからのかちかち、納入を雨が降るまで延期にしてもらっていたのです。

先週、久しぶりにまとまった雨(14mm)が降りましたので、月曜日と火曜日に、1300本の植木を納入してもらいました。ちなみに、全ての土手の斜面を植えつくすには、3500本ほどの植木が必要、残りの2200本は、1200本が来週の月曜日、1000本は降雨の様子を伺っての納入予定です。

ところで、私は小学生の頃、東京の亀戸の総武線沿線にあった父の社宅に住んでいました。総武線を挟んで反対側は、今では公園になっていると思うのですが、元々は日立製作所の工場跡地、長い間、空き地として放置されていました。私が小学生の頃ですので、もう40年ちかく前のことなのですが、総武線はすでに高架線、高架の下は格好の遊び場で、我々は土手山(どてやま)と呼んでいました。

おそらく、元々は高架ではなく、土手の上を総武線が通っていたからなのでしょう。
この土手山で、せーやんとのりと一緒に遊んでいた時のことです。草むらに、蓋の無い円筒形の箱をせーやんがみつけたのです。かなり重く、中に何かが入っているようです。しかし、蓋がないので開けようがありません。それで、箱を壊して中身を取り出そうと、その円筒形の箱を高架のコンクリート壁に投げ飛ばしました。

箱の中から、ごろりと転がってきたものは...

人の生首だったのです。

「ぎゃーっ!!!」

三人、先を競って土手山を後にしました。走っている途中で、三人とも、あれはマネキンの首であったということに気がついたのですが、恐ろしくて、恐ろしくて、その日はその箱の元に戻ることができませんでした。翌日の放課後、再び、せーやんとのりとの三人であの箱のあった場所に戻って見ました。箱はあったのですが、生首は消えていました...

あの生首、今は何処にあるのでしょうか...あっ、なにか視線を感じませんか?
あなたの後ろから、あなたをじっと見つめているかも知れませんよ、あの生首。


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(画像はインターネットから)

書きたいことがたくさんあるのに、考えがまとまらず、文字にすることができない...それが今の私の状況である。実際、過去一週間、書き始めた記事は5つほど、どれも書き始めたものの途中で考えがまとまらず、Draftの書庫に保存してある。私はこのような状況を、"Constipation of thought(思考の便秘)"と呼んでいる。ちなみに、会議などでだらだらとするつまらない話は、"Diarrhear of speech(下痢の講和)"、どちらもろくなものではない。

元々このブログはそよ風ブログ、読者に柔らかい気持ちになってもらえたら...そんな思いを込めて書き始めたものだ。しかし、私も生身の人間、喜怒哀楽という四つの要素がどうしても文章に現れてしまう。ここ数日の原稿は、「哀」70%、「怒」30%くらいの文章、起承転結の「転」の部分でつまずいてしまい、どうしてもひとつの文章として仕上げることができないのだ。

最近、サイトワークが忙しく、寝る前に溜まっているデスクワークを片付けなければならないということもあるし、EDSTが採用され、時計が一時間先に進んだことも影響していると思うのだが、心が乱れているということは否定できないと思う。

なんてね...

ばかたれおやじが何を言っているのか。ビールばかり飲んでいるから、すぐに眠くなってしまってうのである。ぐーたらが原因であることは、明白なのである。というわけで、今週のビールは、Stella Artois、元は、ベルギーのビールなのだが、オーストラリアでライセンス生産されたもが安く出回っているしかし、今回得たのは、UK産のStella Artois、特価でオーストラリア産のStella Artoisと同額の$39.99。

オリジナルのStella Artois、あるいはオーストラリア産のStella Artoisとどう違うのかというと、外装に関しては、ネックの部分の包装紙が無いということ。私としては、あのキャップにかかる包装紙がStella Artoisの高級感を示していたので、少々残念である。

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さて、肝心のお味の方であるが、まさしくヨーロピアン、オーストアリア産のStella Artoisは、あっさりとした感が否めないのだが、このUK産のStella Artois、まったり感があり、本国ベルギー産のStella Artoisにより近い味がすると思うのだ。

さて、今この記事は、このUK産のStella Artoisを飲みながら書いているわけであるが、本当は、「価値観」について書き始めた記事なのである。人には様々な「価値観」があること、その「価値観」の比較には何の意味も持たないこと、そして、異なる「価値観」への批判は愚かであるということ...そんなことを書き出したのだが、もう、どうでも良くなってしまった。

There is nothing better than an ice cold beer.

誰が言ったのだろう...まさしくその通りだと思う。

そうそう、こんなのもあった。

There is nothing either good or bad but thinking makes it so.

これはWilliam Shakespeare。

やっぱり、酔っぱらいおやじはろくなもんではない。

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