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THE WIND FROM TERRANORA
オーストラリアのTweed Coastからの便り

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釣り友、Wayneに触発されて捜し求めるDream Fish(夢の魚)、Golden Trevally、
Tweed Riverの本流でも、Mooball Creekでも釣ることができなかった。
そこで、週末、Brunswick Headまで足を延ばした。
Terranoraの自宅からは車で30分程度、今回はミニ同伴である。

ミニを釣りに連れてゆく場合、「安全」が第一になるので、
Rock WallやOffshore Rock(磯)での釣りは不可能である。
オーストラリアにおけるもっとも危険なスポーツはRock Fishing(磯釣り)で、
残念ながら、Rock Fishingの犠牲者の多くは、Non-English Speakersなのである。
そのため、南のVictoria州ではライフジャケットの着用義務化の動きもある。

Brunswick HeadはBrunswick Riverの河口南側に広がる小ぢんまりとした街であるが、
キャラバンパークの裏手の川沿いには、子供が遊べる小さなビーチがあり、
このビーチでミニを遊ばせておき、遊んでいるミニを望みながら釣りをすることができる。
そして、遊びに飽きたミニは時々戻ってきて、釣りをすることができるわけだ。
時々戻ってきては釣り竿を降り、真剣な顔をしてリールを巻くミニ、
WhitingやBreamをちゃかちゃかと釣っていた。

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ミニが時々やってきて釣竿を奪うので、今回はGamakatsuの「早がけ12号」を使用。
この釣り針、シロギス用の釣り針なのだが、さすが世界に誇れるGamakatsu針、
超軽量でありながら50cmのコチが掛かっても折れない頑丈な釣り針で、
5cmのクサフグから50cmのコチまで掛けることができる万能釣り針なのである。
ただし、釣り針のフトコロ(折れ角度)が小さいため、
口の大きな魚には針掛かりが悪いという欠点がある。

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規定サイズより少し小さなWhitingやBreamを適当に釣っていたところ、
なにか大型の魚が食らい付き、餌を奪っていった。
丁度、上げ潮で、外洋水が入りはじめたので、
これは大きな釣り針に取り替えた方がよいかな、と思い巻き上げていたところ...
針に餌がついていないのに、ぴくぴくっと小さな引きがあった。
何だ????

きらきら光る金色の「早がけ」の空針に食付いてきたのは...
なんと、私のDream Fish、Golden Treavallyではないか!!
思わず大笑いしてしまった。小さくても立派なお姿だ。

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この後、釣り針を大型の丸せいご針に変えたが、
およそ20分に渡り、30cm前後のGolden Treavallyが数匹釣れた。
Golden TrevallyにはMinimum Sizeが設定されていないようだが、
Silver TrevallyのMinimum Sizeは30cm以上なので、今回は全て逃がした。
私が欲しいのは、Wayneの釣った36cm以上のGolden Trevallyなのだ。

どうやら、Trevalliesは満ち潮に乗って、川の上流に向かっているようだ。
20分後にはぴたりと釣れなくなってしまった。
結局、2時間ほど釣りをして、規定サイズ以上の魚は、クロダイ一匹(30cm)にヘダイ一匹(25cm)、
ミニを連れての釣りだったので、2匹持ち帰りできただけでも良しとすべきか。

キャラバンパーク裏のビーチでリラックスした時を過ごした後、
Down Townに繰り出し、Brunswick Hotelで昼食を食べた。
HotelとはPub(パブ)のことで、このBrunswick Hotelのガーデン・エリアはとても人気がある。
多くの観光客でにぎわっていた。

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私はKaramari Ring(イカリングのフライ)、ミニはChicken Nugget(チキンナゲット)をオーダー、
二人とも、ぺろりと食べてしまった。

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Brunswick Headからの帰り道、Pacific Motorway沿いのHumble Pieに寄った。
ちなにみに、"Eat Humble Pie"とは、「ごめんなさい」、「間違っていました」という意味で使われる。

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お財布の中身をみたら、残念ながら5ドル紙幣が一枚だけ...
仕方がないので、ミニのPieだけを頼んだ。彼が食べたがったのはStake Pie、
でも、内緒でLean Stake Pieをオーダーした。
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「ちょっとくれない?」と訊いたら、上皮だけをくれた。
彼が食べている間、「ちょっとくれない?」とずうっと訊いたが、
黙々とスプーンでグレイビーを食べて、外皮も全て食べてしまった。
全く、食い意地の張ったばかたれである。
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ちなみに、この日の晩御飯はライス・ヌードル入りのトム・ヤム・チキン、
スパイスから作った私のオリジナルである。

というわけで、夢の魚、Golden Trevallyは掌サイズではあったが、美味しい一日であった。
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先日の夜半、ビールを飲んで良い気分でいたら、私のケータイにText messageが入った。
こんな夜半に誰だろう...と開けてみたら、
釣り友のWayneから、画像付きで次のようなメッセージが入っていた。

Caught a 36cm Golden Trevally at your special spot today.
(36cmのコガネシマアジをSonglarkのスペシャル・スポットで釣ったよ。)

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Golden Trevally??? My speical spot???

Golden Trevallyは、私がここTweedに引っ越してきて、釣りを始めてからずうっと狙っている魚種で、
過去、一度だけ、Hasting Creekで10cmの稚魚を釣ったことがある。
My special spotとは、Boyds Bay Bridge近くのKennedy Drive沿いのTerranora CreekのRock Wallで、
かなりの高確率でFlatheadを釣ることができる、私のお気に入りの場所である。
ただし、潮の関係で、釣れない時は全く釣れないので、
10分釣りをして釣れなければ、あきらめて他に移らなければならない場所でもある。

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Wayneは、Golden Trevallyは私のDream Fish(夢の魚)であるということを知っている。
また、先日一緒に釣りに行った時に、私のお気に入りのスポットも教えてあげたので、
この場所をYour special spotと表現したのであろう。

早速、Wayneに電話をして、いきさつを聞いてみたら、
「小さかったけれど、結構引いたよ、アハハハ!」なんていう得意気のWayneの声が返ってきた。
どうやら、私と全く同じ仕掛けで、このGolden Trevallyを釣り上げたらしい。

くっ、くやしぃ〜!!

私の対抗心がメラメラと燃え上がってきた。
早速、翌日の午後、仕事を休んでGolden Trevallyを狙いに釣りに出かけた。
しかし、Wayneが釣ったMy Special Spotにはどうしても行きたくない。
私にもプライドというものがあるのだ。
違う場所で、彼より大きなGolden Trevallyを釣り上げたい。

しかし...
以前にも記事にしたことがあるが、釣りに大切なのは「無心」
邪心があると、その邪心を魚が感じ取るので釣れない、というのが私の信念である。
この日、4時間もの間、様々なスポットで釣り糸を垂らし、
Tweed Riverのみならず、Mooball Creekまで足を延ばしたのに結果は散々で、
4時間も釣りをしたのに、お持ち帰りできた魚は、コチ1匹とクロダイ2匹だけであった。

夢の魚、Golden Trevallyを釣るためにまずは心を鎮める必要があるようだ。
その晩、世界に誇れるGamakatsuの釣り針にハリスを結ぶ作業に徹し、
この針に掛かるGolden Trevallyを夢見て、心を鎮めた。

翌朝、5時過ぎに目が覚めた私は、
ほとんど本能的に、釣り道具を準備して、Fingal Headへ出かけた。
この磯は、沖合いにCook Islandを望み、大物が期待できる磯なのだが、
南の外洋に直接せり出している磯なので、Swell(うねり)があると、危なくて釣りにならない。
Dozer DriverのBasオヤジなどは、ずぶぬれになっても釣りをするらしいが、私は磯釣りが怖い。
従って、Fingal Headへは滅多に行かないのだが、
前日、Mooball Creekで釣りをしていて、
Swellの高さはある程度承知していたので、敢えて出かけてみたのだ。

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幸い、外洋はべた凪状態で、Swellもほとんど無い。
早速、釣り糸を垂れてみたところ...
釣れるは、釣れるは、Darts(コバンアジ)の入れ食いではないか!
花咲かじいさんではないが、コバンアジがざっくざっく、
餌が水面に落ちると同時に掛かってくるのである。
一時間釣りをして、30匹ほどコバンアジを釣り上げただろうか...忙しい釣りであった。
30cm以上のコバンアジが10匹釣れた段階で、竿を収めてしまった。

あぁ、私のDream Fish、Golden Trevallyはいずこに。
ちなみに、この日に釣り上げたコバンアジは、コバンアジ・フライにして頂いた。
去年、熱海で食べたアジフライより10倍は美味しかった。

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行きつけの魚屋さんへ行ったら、新鮮そうなScad(スカッド)とTailor(テイラー)が。
Scadとはここオーストラリアではアジを総称したものだが、
今回探し当てたのは目が大きいメアジ。
メアジを4匹、それからテイラーの三枚に卸した切り身を4枚購入(合計$18)、
その晩は早速テイラーのパンフライにした。

このスカッド、ここオーストラリアではもっぱら大型魚種の釣りの餌として使われる。
しかし、この魚屋さんでのメアジ
魚釣りの餌としてはもったいないくらい、獲りたての新鮮なもの。
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本当はアジフライにしようと購入したものなのだが、
テイラーのパンフライでおなかは満腹。
しかも、アジフライはほんの数週間前にしたばかり。
ディープフライは2ヶ月一度くらいしかできない。

そこで思いついたのがシメアジ。
シメサバは有名だけれど、サバもアジも同じアジ科魚類、
しかもアジの方がサバより格上である。
きっとうまいシメアジができるに違いない。
早速、このマアジを三枚に卸し、塩に漬けた。
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4時間ほど塩に漬け身から水分を出し、しばらく水洗い。
いつもここで水洗いが足りなくて「シオサバ」になるのだが、今回は助言もありしっかりと水洗い。
ペーパータオルでしっかりと水気を取り、薄皮をはがして甘酢に漬けた(昆布つき)。
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翌日、クロダイの刺身と一緒に。
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こっ、これは...

美味すぎる...

こんなに美味しいシメアジは今まで食べたことが無い!
しかも4匹分、8枚のシメアジ、まだ6枚も残っている。
こんなに幸せな気分になったのは久し振りだ。
刺身のほかに酢飯と一緒にシメアジご飯、スモークサーモンと一緒に頂いた。
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美味しい食べ物を頂くと顔が自然とニコニコ顔になる。
鏡をみなくても自分の顔がニコニコ顔になっているのは判る。
本当に幸せな気分にさせてくれたシメアジであった。

幸せついでにストロベリー・アイスクリームなど。
普段、デザートは食べないのだが、ブログを読んで頂いてくださる甘党のあなたへの嫌がらせ。
これも本当に美味しかった。
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さて、前日に釣り上げたコバンアジをフライにすべく、
磨き上げられた出刃包丁を取り上げた。

アジフライは、小アジのぜいごだけをこそげ取り、
背開きにして皮を残しておいたものが美味しい。
しかし、今回のコバンアジ、体長が40cmほどあり、従って皮も堅い。
それで身を三枚におろし、あばらにあたる腹骨をとりのぞいた後、皮をはぐことにした。
ちなみにこのコバンアジ、アジのくせしてぜいごが無い。
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魚をさばくのは慣れているのだが、今でも1つだけ苦手な作業がある。
それは皮をはぐ作業だ。

私は左利きなので、出刃や柳葉包丁の刃の裏表が逆になってしまうのだ。
三枚におろす時は出刃を背骨に押し付けるようにおろすので、それほど問題は無いのだが、
皮は柔らかいので、包丁の刃が逆だと皮にそって包丁を這わすことがとても難しいのである。
だからいつもはScanpanのテフロン加工されている小さな洋ナイフを使用している。
洋ナイフは裏表が無い上、テフロン加工されているので、金臭さが魚の身に移らないから好都合だ。

しかし、今回は体高の高いコバンアジ、
Scanpanのナイフが小さすぎて使いにくく、柳葉包丁のお世話になった。
案の定、皮が途中で切れてしまって、片方の身はあまり上手に皮をはがすことができなかった。

三枚におろした切り身をさらに2等分にし、中骨(中落ち)をとり、
塩コショウをふり、ライスフラワーをまぶした。
コバンアジのほかにも前日の朝に釣ったクロダイも三枚におろしフライにすることにした。
クロダイは白身で淡白なので、皮を残しておいた。
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さて、美味しいアジフライを作るにあたり欠かせないのが、
からりとした衣の食感と、噛んだあとのふわっとした食感、そしてジュッと染み出すあのアジ独特の味覚。

私はからりとした衣を作るためにパン粉の代わりにコーンフレークを使う。
これは私の発明と思っていたのだが、
先日有名なシェフがTVで紹介していたから、そんなことも無いのであろう。
でも、絶対私の方が先にコーンフレークを使い始めていたもんね、という自信はある。

コーンフレークを使うとからりと揚がるのは、
コーンフレークにはグルテンが含まれていないためだ。
しかし、コーンフレークにはグルテンが含まれていないので、
揚げる前に衣の作り置きということができない。
衣をあらかじめつけてしまうと、
グルテン(=バインダー)を含んでいない衣が水分を吸ってぼろぼろ剥がれてしまうのだ。
従って、揚げる直前、すなわち揚げながら衣の準備をする必要があるわけだ。
これは本当にせわしない作業で、
油の温度調節と揚げ物の面倒、そして衣の準備と大変な作業なのだ。

からりと揚げるためには油の温度も重要で、
揚げ物には170℃から180℃の油温が適温とされているが、
私は200℃近くまで温度を上げてしまう。
これで揚げ物に油が全く残らず、食べた後の胸焼けが防げる。
ただ、大抵の油のSmoking Pointは200℃以下なので、
揚げ油にはSmoking Pointが200℃以上のRice Bran OilとAvocado Oilをミックスし、
ごま油で香り付けしたものを使っている。
また、200℃では厚切りの豚肉などは中まで火が通らないことがあるから注意が必要。

さて、本題のコバンアジフライだが、まずはコーンフレークの衣の準備。
ハンドミキサーで粉砕。
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全ての材料をそろえ、ガスコンロの周りにこれらの材料を配置し、
一気に作り上げてしまう。
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一方、付け合せだが、アジフライといえば千切りにしたキャベツにパセリだが、
私はオーストラリア人、フライといえばChips(チップス)である。
しかし、脂っこいものが苦手な私には油で揚げたチップスは少しきつすぎるし、
それに、暖かいアジフライとチップスを同時に頂きたい。

そこで、便利なのがTefalのActifry、油はほとんど使わずからりとしたChipsが出来上がるし、
出来上がり予定時間を知らせてくれるので、それにあわせて揚げ物ができる。

まずは事前にジャガイモを細切りし、水分を良くふき取っておく。
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Actifryにこれらのジャガイモを入れて、
Teaspoon一杯のオリーブオイルを振りかけてスイッチを入れるだけ。
出来上がりまでの時間がカウントダウン形式で表示される。
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残り時間が10分になった時、油の入った鍋に火をいれて、200℃まで上がるのを待って、
大忙しで衣の準備と揚げ物を同時進行で行った。
ちなみに、揚げ油は再利用せず、その都度新しい油を使う。

10分後...

たら〜ん♪

それはそれは美味しそうなアジフライ(クロダイ付き)とチップスの出来上がり。
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ちなみにマヨネーズはこちらで買える唯一砂糖の入っていないマヨネーズ。
こちらのマヨネーズには大量の砂糖が使われており、
その昔、マヨネーズと言えばキューピーのマヨネーズしか食べることができなかったのだが、
キューピーのマヨネーズには人口調味料と保存料が多量に使われているらしく、
身体に合わなくなってしまった。
従って、今はこのマヨネーズ。でも滅多に使わない。
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さて、本題のお味だが...

うっ、うまい!

これが言葉にならぬ美味さというものか。
味覚を言葉にするのは本当に難しいものだが、
ここまでたどり着くまでの道のりともあいまって、感無量の味というところか。

からりと揚がり、余分な油は一切付いておらず、さくさく、
それでいて中身はジューシーでふわふわ、
しかも、淡白ながらあのアジ独特の風味もある。
コバンアジさん、Dart、Dartと外道扱いしてごめんなさい。
見直してしまいました。

クロダイさんも衣はさくさくで中身はホクホク。しかも皮が付いているので旨さも百倍。
惚れ直しましたぜぇ、クロダイアニキ。

思い起こせば、日本旅行中のあの熱海でがっかりしたアジフライに始まり、
いま、こうして自らの手で美味しいアジフライにたどり着くことができた。
以前の「うな丼への道」をマラソンの42.195km完走に例えるなら、
今回の「アジフライへの道」は短期決戦、400mハードルで優勝した気分とでも言えるか。

しかし、このコバンアジのフライ、確かに美味しいのだが、いまいちインパクトに欠けるのである。
外道的アジで、棚から牡丹餅ならぬ、棚からコバンアジだったし、
お味のほうも少々淡白で、なにかもの足りない感じが否めないわけでもない。
400mハードルで優勝したのは良いが、実はアジア大会での優勝で、
オリンピックまでまだまだ長い道のりが残されている、という感じか。
やはり、ここは王道のテイラーかシマアジのフライを食べて、初めて世界の王者になれるのであろう。

究極のアジフライの旅はまだまだ続くのである。
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美味しいアジフライを求めて、Tailor(テイラー)フィッシングへ行くも不発。
小アジを求めて、サビキ・フィッシングへ行くも不発。
魚屋へ行けばイワシに目が移り、なかなか美味しいアジフライにたどり着くことができない。

週末、近所のおじさんと話をしていて、Fingal Headでたくさんのテイラーを釣っている人を見たという。
しまった...朝、Fingal Headへ行くかMooball Creekへ行くか迷った末、
Trevally(トレバリー)を求めて、Mooball Creekへ行ってしまったのだ。

Trevallyにもいくつか種類があって、Giant Trevally、和名をロウニンアジと呼ぶが、
これは1m80cm、80kg、つまり私と同じサイズくらいまでに成長する。
単独行動するので、浪人武士に見立ててロウニンアジ、
あるいはいかつい顔の鰓蓋骨の線がまるで切り傷跡のようなのでロウニンアジなどの由来があるようだ。
(画像はインターネットから)
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Mooball CreekやHasting Creekなどの入り江には
Golden Trevally(コガネシマアジ)の若魚が入ってくるので、それを狙ったわけだが、
釣れるのはBream(クロダイ)やTarwhine(ヘダイ)ばかり。
入れ食い状態なのは良いのだが、本当に欲しいのはアジフライなのである。

水面より少し高い岩場から釣りをしていたが、
水はとても透明度が高く、水深4mくらいの底が良く見える。
クロダイやシロギスがうじゃうじゃいるのが見える。
その時突然、足元の水中を大きな大きな黒い物体が一匹の魚をくわえて横切った。
何だぁ!?と思ったら、横切った先から鵜が浮かび上がり、
心配そうな顔できょろきょろと周りを見回している。
本当にびっくりした。

さて、この日、あまりにも悔しかったので、
夕方、Terranoraから車で10分程度のFingal Headへ出かけてみた。
数名、釣りをしている人がおり、10分ほど彼らの様子を眺めていたが、何も釣れる気配がない。
当たり前だが、もうテイラーはここにはいないであろう。
しかし、このまま引き下がるのも癪なので、とりあえず釣りをはじめることにした。
潮があがってきているので、崖下に下りるのは危険なので、
崖の上からの高い位置からの釣り、従って餌釣りだ。
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一投目...何もあたり無し。
二投目...何もあたり無し。
三投目...

餌をイワシからエビの剥き身にかえたところ、ガツ、ガツとあたりがあった。
少し待って大あわせ。何かかかったぞ!

引き上げる途中、きらきら光る魚体が見えてきて、なんだかがっくりしてしまった。
Dart(ダート)...
尻尾がツバメの尻尾みたいに長いのでSwallowtail(スワローテール)と呼ぶ人も多いが、
Rock Fishing(磯での釣り)、あるいはSurf Fishing(砂浜での釣り)の外道的魚である。
大きなものだと1mを超えるものもあるが、今回のは40cmほどの中型魚。
非常に泳ぎの速い魚で、身体は薄身、
外洋性の回遊魚に多く見られるが、堅い表皮に小さなうろこ、体表を粘液が覆う。

しかし、我々はダート、ダートとばかにするが、
れっきとしたアジ科魚類で、和名をコバンアジという。
小判のように円くすべすべきらきらしているからこの名前がついたのであろう。
ちなみに、兄弟種でもう少し体高が高く、丸みを帯びている種がいるが、
こちらはマルコバンという名前が付いている。
どうも私にはマルコオバンと聞こえてしまい笑えてしまうのだ。
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しかし、海産物には変な名前のものが多いものだ。
ロウニンアジ、コバンアジ、マルコバン...
中にはイレズミコンニャクアジなんていう名前のアジさんもいるのだ。
体表に紫班があり、棘鰭が無いことからこの名前が付いたのだと思われる。
スベスベマンジュウガニ(岩場に生息する毒を持った小カニ)や、
ブンブクチャガマ(ウニ一種)、ヤリマンボウ(尻尾が槍のようにとがるマンボウ)など、
誰が名付けたか知らないが、もうすこしセンスの良い名前は無いのかいね、と思うような名前も多い。

話が随分それてしまった。
ダート一匹を釣り上げたところで、雲行きが怪しくなってきて、小雨がポツポツ、
竿をしまい、帰途に着いた。
さあ、明日の晩御飯はコバンアジフライだ。
一体どんなお味のアジフライができるのやら。
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