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THE WIND FROM TERRANORA
オーストラリアのTweed Coastからの便り

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備えあれば憂い無し

日本列島には、ふたつの大型台風(27号と28号)が接近しているがようだが、
相互作用(藤原の効果)により、このふたつの台風の進路予想の判定が難しいようで、
今後の台風の進路は、予報とはずれる可能性が指摘されている。

一方、ここオーストラリアでは、
シドニー近郊のBlue Mountainsで発生したブッシュ・ファイアーが、
先週、200戸以上の家を灰にしたが、
今週に入り、ふたつのブッシュ・ファイアー・フロントがつながり、"Mega-fire"を形成した。
そのファイアー・フロントは300kmにも及ぶと言う。
300kmといえば、横浜と名古屋間に匹敵する距離である。

明日の水曜日、シドニー近郊の天気予報は...

最高気温35℃、湿度20%以下、風速20〜30km/h(時には50km/h以上)


関係諸機関は、最悪の事態を想定して、すでに早め、早めの避難を勧告している。

Climate Changeが事実であろうとあるまいと、近年の天候は確実に変化し、
過去の記録が『あてにならない』ものになっていることは、紛れも無い事実である。
事実から目をそむると、そのしっぺ返しは必ず訪れる。

日本における台風の被害が、
そして、オーストラリアにおけるブッシュ・ファイアーの被害が拡大しないように、
ただただ、祈らずにはいられない。

http://au.news.yahoo.com/nsw/a/19460704/temperatures-to-rise-across-nsw-on-weekend/


電力依存的生活

Gulf of Carpentariaで発生したCyclone OswaldはCape Yorkを横断、
勢力を落とし熱帯低気圧になったものの、
大陸の北東沿岸(クイーンズランド州沿岸)を南下、
1月27日の日曜日の夜半にはここTweedにも達した。

この低気圧、時速20〜25kmと足が遅かったため、
各地で大雨をもたらし、洪水を引き起こし、
また、強風を伴う被害も広がり、竜巻の被害も出たようだ。

幸い、サイトの建設途中の建物は無事であったものの、
仮設トイレがなぎ倒された。
また、サイト付近でTweed Riverが氾濫、
サイトの西側を走るPacific Highwayは冠水し、
Tweed Valley Wayも冠水のため通行止め、
そのため、サイトの出入り口付近で大渋滞となり、
帰宅時、200m進むのに40分もかかってしまった。
降雨量は去年の洪水の時よりも少なかったのだが、
満月の大潮(27日)と重なり、逃げ場を失った水が溢れたようだ。

さて、週末はAustralia Dayのため、三連休だったのだが、
Ex-cyclone Oswaldの通過と重なってしまったので、
停電の連休となってしまった。

ここTerranoraは山間のサバーブなので、嵐に弱い。
毎年、この時期、4、5回は停電する。
昨シーズンは、近所の電柱が風でなぎ倒されて、
復旧まで12時間ほどかかった。

日曜日の午後から風が強くなってきたので、
これは絶対に停電すると思い、早めにシャワーを浴び、早めにご飯をたべて、
5時過ぎ、TVニュースでも観ようとTVのスイッチを入れたところで停電になってしまった。
やることが無いので、7時過ぎには眠ってしまったが、
どうやら真夜中に復旧したようだ。

月曜日は朝の10時前から停電、
夕方になっても復旧せず、結局復旧したのはまたもや真夜中、
真夜中に復旧したが、一時間ほどでまた停電、
その後のことは眠ってしまったので判らないが、
朝(4時)に起きたら、すでに復旧していた。
良かった、良かった。

停電中、暇なので、掃除でもしようかな...と思ったのだが、
掃除機は使えなかったんだ。
もちろん、洗濯もできない。

それじゃぁ、インターネットでも...
そうだ、インターネットも使えなかったんだ。

それじゃぁ、料理でも...
冷蔵庫を開けることは避けなければならなかったんだ。

ガレージに物を取りに行ったら、真っ暗、
そうだ、電灯はつかなかったんだ。

それじゃぁ、ビールでも飲むか...
しまった、冷やすのを忘れていた。

仕方が無い、近所のボトルショップへ買いに行こう...
ボトルショップも停電、開いているわけが無い。

Climate Changeを引き起こしているのは、
紛れもなく電力の元となる化石燃料の燃焼なのだけれども、
こうして電力に依存している生活を捨てる覚悟が私にはあるのだろうか...
残念ながら、今のところ無い。

イメージ 1


金曜日の夜半から、日曜日の早朝にかけて、
久しぶりにまとまった雨が降ったここTweedではあるが、
(記録を調べたら、サイトに10mm以上の雨が降ったのは7月16日、4ヶ月前のこと)
どうやらここオーストラリア大陸の東海岸は、これからしばらく干ばつが続く予感だ。
それはSOIからも察することができる。

イメージ 1

ここオーストラリアで、過去20年間生活して気がついたことのひとつに、
多雨の年は、Possible showerと予報されると、高確率で降雨があるのに、
干ばつの年は、Possible showerでは雨が降らないということだ。
それは、Bureau of Meteorologyの提供するレーダーイメージを見ていても一目瞭然で、
多雨の年は雨雲の発達、干ばつの年は衰退が顕著である。

雨の予報には、大まかにふたつ、Shower(シャワー)とRain(レイン)、
NZのビルダー達にも、どう違うのか...と問われたのだが、
Showerは局地的な雨雲による降雨、一方、Rainは広域的な雨雲による降雨とでも言おうか、
Rain periodに入ると、ほぼ100%、全域で降雨が認められるが、
Showerは局地的なので、数Km離れているだけで100mm近くの降雨量の差が認められたりする。
金曜日からの雨はRain、SE-QLDからNorthern NSWにかけての広域に渡って、
20mm以上の降雨があったようだ。

「恵みの雨」とは、乾燥した大地を潤し、草木を生育させる雨、慈雨ともいう。
雨が、まさしく天の助けのように降るさまより、
待ち焦がれていたタイミングで訪れる機会や事柄に関しても同様の言葉を使う。

ここのところの乾燥した気候の元、
どうやら私のココロも乾燥してかさかさであったようだ。
心機一転、この雨が「恵みの雨」になるよう、
また明日から始まる激務に臨むことにしよう。

イメージ 2

贅沢 = 虫との共存

どうやら、日本人は「世界遺産」という言葉に弱いらしい。
私も、そのことを意識して、過去の記事でも、

「ここTweedは世界遺産であるGondwana Rainforests of Australiaを背後に控え...」

という記述を多用し、Tweed = 世界遺産、ということを強調する節があるようだ。

元々、Gondwana Rainforests of Australiaは、Central Eastern Rainforest Reservesと呼ばれ、
NSW側、すなわちTweed Rangeが世界遺産に登録されていた。
それがQLD側ににも伸張し、Gondwana Rainforests of Australiaと改称した経緯がある。

QLD側のMountain Rangeを卑下するつもりは無いのだが、
植物相は、NSW側とは明らかに異なる。
質、量共に、QLD側のMountain RangeはNSW側のそれとは比べものにならない。
例えば...

Springbrook National Parkの一角にある
Best of all lookoutsのWalking Track途中にあるAntactic Beechという古代木、
森の中にポツリ、周りには柵がめぐららせ、

いかにも

という感じなのだが、
NSW側のBorder Range National Parkへ行けば、このAntactic Beechの森がある。
Walking Trackの両側に、

それがどうしましたか?


という感じで
Antactic Beechが密生しているのだ。
悠久の森...という言葉がぴったりで、
誰もが神秘的な気持ちになれる。

交通の便が悪く、QLD側の
National Parkと比べてビジターの数が極端に少ないこの
Border Range National Parkにはキャンプ場が点在する。
もちろん、これらのキャンプ場には、電気も無ければ水道もシャワーも無。
ただ単に更地を提供しただけのキャンプ場である。
もちろん、ケータイの電波も届かない。

Border Rangeでのキャンピング...
虫たちとの共存ではあるが、
「世界遺産」の中でのキャンピング、
これに勝る贅沢は無いと、私は思う。
一緒に贅沢をしに、ゆきませんか?

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今年も洪水の予感

予報通り、週末の日曜日からRain Periodに入り、雨がやまない。
この時期のSouth-East Queensland及びNorthern NSWの典型的な天候ともいえるのだけれども、
今週の雨雲は、昨年始ブリスベンを中心に大洪水を引き起こした雨雲に匹敵、
あるいはそれ以上かも知れない。
予報では昨日、今日がピークのようだが、雨は今週末にかけて降り続けるようだ。
去年のような強烈な雨雲ではないのだけれども、長雨が心配だ。

幸い、レーダー・イメージによると、雨雲の中心は沿岸部なので、
昨年のようなブリスベン川があふれ出すような洪水は起こり難いと考えるが、油断は禁物である。
実際、土地の低い所では、すでにFlush-flooding、あるいはLocal-floodingが発生しているようである。


物は失っても、取り戻すことができる。
でも、失った命は決して戻ってこない。
自身も含めた人々の安全を祈るばかりである。

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