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THE WIND FROM TERRANORA
オーストラリアのTweed Coastからの便り

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Coeliac(Celieac、セリアック、シリアック)とはグルテンに対するAutoimmune disease(自己免疫疾患)、
遺伝的要因の強い疾患で、
人類の30人に1人の割合でセリアックを発症する遺伝子を保有していると言われています。

遺伝子を保有していても、必ずしもセリアックを発症するというわけではありませんが、
オーストラリアにおいては、100人に1人の割合でセリアックを発症、
さらに全体の75%のセリアック患者はUndiagnosed、未診断のままのようです。

ほんの15年ほど前までは、セリアック、グルテン・フリーといった言葉は一般社会には浸透しておらず、
それは、Hospitality Industry(サービス業)も例外ではなく、
グルテンが摂取できないセリアック患者は、非常に肩身の狭い思いをしてきました。
外食そのものをあきらめてしまったセリアック患者も数多くいることでしょう。

最近では、セリアック疾患に対する理解と共に、グルテン・フリーといった言葉も浸透し、
どのレストランでも、グルテン・フリーのメニューを用意するようになりました。
それこそ街角のCorner Shopでも、グルテン・フリーの言葉が目に付きます。

さらに、セリアックを疾患していない人々の間でも、食事をグルテン・フリーにする傾向が強まっています。
これは、一種のファッション的な要因もあるでしょうし、
また、グルテン・フリーの食物はお腹に優しいので、
近代の人工的な食物に、消化器官が疲れた人々の間で好まれているということもあります。

一昔前...かれこれ10年ほど前になりますが、
私は真剣にHealth Shopping Villageの構想を私の勤める会社に提言したことがあります。
健康をテーマにした小売店を集めたShopping Villageをブリスベンの一角に開くことで、
当時、私の住んでいたMango Hillの近くに、寂れたShopping Villageがあったので、
そこを買い取ってHealth Shopping Villageを開こうと提言しました。
オーガニック食料品、マッサージ、Alternative medication、ヨガ、図書、オーガニック・レストラン...
ブリスベンに点在する健康に関する小売店を集めたShopping Villageで、
一種の予感を持って、絶対に繁盛すると思ったものです。

残念ながら、シャチョーの反応は...

このProjectがうまくいったらね

そう言われ続け、10年が経過してしまいました。

さて、そんな私が今提言するのは...

グルテン・フリー・クルーズ

クルーズの食事は、基本的に全てグルテン・フリー、
セリアック疾患の人々を対象としたクルーズです。
このクルーズでは、セリアック疾患ではない人々はMinority、少数派です。
つまり、グルテンを含んだ食事を特別に注文しなければなりません。
日常的に食されるパンやパスタの類は特別注文なのです。
しかも、グルテン入りの食事は少数派ですので、決して美味しいものではなく、
また肩身の狭い思いをして食事をしなければなりません。

Wagamama restaurant(わがままレストラン)は、アレルギー対策レストラン、
あらかじめアレルギー対象物質を登録しておくことで、
いちいちオーダーの度にアレルギー対象物質の含有の確認をしなくて済むという、
私の考えたレストラン・システムです。

Wagamama Cruise(わがままクルーズ)は、グルテン・フリー・クルーズ、
少数派を対象としたクルーズです。
今までパーティなどで、グルテン・フリーということで肩身の狭い思いをしてきた人々も、
このクルーズでは多数派、思いっきり楽しい食事をすることできます。


シャチョーに提案してみようかな。
でも、答えはきっと...


このProjectがうまくいったらね


一体、いつのことになるやら。

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(画像はインターネットから)

続・バカタレの友人

バカタレの友人、バカタレWayneは、
生まれてこの方、日本食を食べたことがなかったという。
年末のクリスマス・パーティで、そのことが話題になり、
Self Invitation、つまり勝手に私の独り居酒屋に参加することを決めてしまった。

その時の「Wayne飛び入り独り居酒屋」のメニューは確か...

サラダ三種(ナムル、コールスロー、きんぴらズッキーニ)
肉じゃが
餃子
焼き鳥
てんぷら(シロギス、サヨリ)
巻き寿司(スモークサーモン、玉子焼き、アボガド)
...

本当は7品目くらいあったのだが、
もう随分前のことなので忘れてしまった。

生まれて初めて食した日本食に、Wayneは随分感動したらしく、
共通の友人に言いふらしていた。
それはそれで嬉しかったのだが、
今回も、釣りに出かける前から

「魚が釣れたらSatoshiのところでまたご馳走だ!」

と一人張り切っていた。

実際、最初に45cmのコチが釣れた段階で、
勝手に「また日本食が食べられる!」と上機嫌...
まったくのバカタレ振りである。
そして、そのバカタレ振りに振り回される私も、バカタレではあるのだが...
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さて、釣りへ行った翌日の日曜日、
ゴールドコーストのMiami High(マイアミ高校)の校庭で
日曜日の午前中に開催されるオーガニック・マーケットへ行ってきた。
このオーガニック・マーケット、決して規模の大きなものではないのだが、
オーガニックの野菜が手頃な値段で購入できるばかりではなく、
日本でも馴染みのある野菜が入手できる。
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ししとうとごぼう、それから枝豆を購入、
晩の「Wayne飛び入り独り居酒屋(その2)」のメニューに加えることにした。

「Wayne飛び入り独り居酒屋(その2)」のメニューだが、
PCの横の紙に走り書きが残っていた。
Iron Chiefの道場六三郎氏ではないが、
晩の独り居酒屋のメニューを考えた時の走り書きだ。
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ポテトサラダ
マーボー豆腐
照り焼き(キチヌ)
てんぷら(コチ、シロギス)
ワンタン
お好み焼き
きんぴらごぼう

走り書きには記されていないけれども、
枝豆の塩茹でイカとししとうの味噌炒めも作った。

ところで、バカタレWayneだが、彼はキチヌを好まない。
おそらく食べ方を知らないからだと思うのだけれども、
規定サイズ以上のキチヌが釣れても、放流してしまう。

それで、今回釣れたキチヌを照り焼きにしたわけだが、
彼が食べ始めるまで、何を照り焼きにしたのかを言わなかった。
照り焼きキチヌを食べたWayne、

"Hum.... yum! what this is?"
(う〜ん、これは美味い!何て言うんだこの料理?)

"It's called Teriyaki, pretty good, ah?"
(照り焼きだよ。うまいだろ)

"Yah, what kind of fish meat this is, so good!"
(何の魚を使っているんだ?それにしても美味い!)

"It's bream."
(キチヌだよ)

"What?"
(何だって?)

"Bream."
(キチヌ)

"Bream?"
(キチヌ?)

"Yah, bream."
(そう、キチヌ)

"......... it's nice sause, I mean...."
(...ソースが美味い...)


まったく、どこまでもバカタレ振りなのか...
でも、次回の釣りからは、キチヌが釣れても、キープするそうである。
これで一つ、彼のステレオタイプが解消した。

コチのてんぷらでは、

"This is small flathead Tempura. We could have bigger one, but unfortunately, we have only small fish."
(ハイ、小さなコチのてんぷらだよ。
今日は大きなコチのてんぷらを食べることもできたんだけれもさ、小さいのだけ。)

"....."

(無言)

"How's the taste of small flathead, is it ok?"

(小さなコチのてんぷらの味はどうだい?)

"......"

(無言)

バカタレ同士というところか。
Gold Coastの片隅にHelensvale Quality Organic Meatsという名前の、
いかがわしいOrganic Butcher(肉屋)がある。
このButcher、どこのOrganic Cetifiersからも認証されていないにもかかわらず、
"Certified Organic"を名乗り、オーガニックではない肉をオーガニックとして売っているとしか思えない。
(過去の記事はこちら)

当初、Organic Cetifiersの団体のひとつBFAに連絡して、
このBucherが"Certified Organic Bucher"でない事をことを確認したわけだが、
BFAは認証団体であり、会員(認証を受けた商品、商店)が規則違反した場合は罰則を課すことができるが、
会員以外の規則違反には効力が及ばす、手出しをすることができないらしい。
それでは、一体どこへ行けば良いのかと聞いたところ、
州政府のHealth Departmentでこれらの食品に関する虚偽表示、表示違反を取り締まっているらしい。
以前、キムチの賞味期限問題で連絡したDepartmentである。

早速、Health Departmentに電話をして事情を話すと、捜索を約束してくれた。
あれから半年後、Health Departmentから捜査が完了した手紙がきた。

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要約すると、どうやら虚偽の表示があったらしい。
しかし、今回はこのButcher(小売)と仕入先の卸売りに、
今後同じような過ちを起こさないように警告を与えるにとどめた、
今後、監視を続けるが、とりあえずこれにて終了、
ということが記されている。

消費者を舐めてはいけない。
同じ過ちを犯したら、次はアブドーラ・ザ・ブッチャーに言いつけてやるからな!
余談だが、アブドーラ・ザ・ブッチャーはUSのアトランタで、
"Abdullah the Butcher's House of Ribs and Chinese Food"というBBQレストランを経営しているらしい。
ちなみに、本名はLawrence Paul Shreve(ローレンス・ポール・シュリーブ)、
得意技はもちろん「地獄突き」、テーマミュージックはPink FloydのOne of These Daysである。



オーガニック崩壊

我が家は様々な理由があって、普段食するものはオーガニック食品が中心です。
でも、時々、ジャンクフードを無性に食べたくなることがあり、
月に一度だけ、Naughty Night(ふしだらな夜)と称し、
ミニと共にジャンクフードをたらふく食べる日を設けています。
もっとも、普段からジャンクフードを食べなれていないミニと私は、
事前のエキサイトメントとは裏腹に、食べ始めるとげっそり、
食べ残してしまう場合がほとんどです。

普段の生活の中で、食する食品をオーガニック食品・製品だけにすることは無理があります。
それは金銭的、あるいは便宜的な理由にのみならず、
そもそも、オーガニック食品というものが限られているということにあります。
私は偽善的なHippieではありません。
ですから、精神的な理由でオーガニック食品を食しているわけではないのです。
美味しいものは美味しいと思って食べたいですし、
本来はIngredients(素材料)の表を気にしないで食べたいのです。

自分がそうであったように、ミニ(9歳)もジャンクフードを食べたい年頃です。
そんな彼に、オーガニック食品ばかりを押し付けるのは、親のエゴと私は考えるのです。
それで、たまに彼の好きなものを食べさせるのですが...

まず最初は...
Hans Cheerios Sausages。
日本では魚肉ソーセージだと思うのですが、こちらで豚肉と牛肉の加工肉です。
HansのCheeriosはグルテン、人工調味料、人工着色料を含んでいないので、
ジャンクの中でも割と安全です。
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さて、次は、本当のジャンク、Maggie 2 minute noodle、いわゆるインスタントラーメン。
インスタントラーメンになんでそんなに目くじらを立てるの??と思われるかも知れませんが、
彼はこのMaggie 2 minute noodleに、粉末調味料(人工調味料)を振りかけて、ばりばり食べます。

Oh, Yuk!!

ベビースターラーメンをむさぼっていた自分の子供の頃を思い出したら文句も言えませが、
ミニはPCゲームをしながら、Maggie 2 minute noodleをばりばり、ぼりぼり...
複雑な心境です。
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確かに普段食する食品はオーガニック主体ですが、
私はアルコールを摂取しますし、時間が無ければジャンク・フードも食します。
ですから、ミニにオーガニックだけを与えることに抵抗があるのです。
自分はアルコールを含めたジャンクを楽しんでいるのに、ミニには一切禁止!では、
偽善というか、矛盾を感じらずにはいられないのです。

世間一般では「知らぬが仏」とも言うようです。
もっとも「後悔先に立たず」とも言いますが...
でもこの際、思い切って目をつぶることも大切なのかもしれません。
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知らぬは仏の肉屋

ブリスベンに住んでいた頃、肉はMeat-Ting PlaceというオーガニックButcher(肉屋)から購入していました。
Meat-Ting PlaceはPaddingtonとMcDowellに店舗を構えています。
肉に限らず、オーガニック商品には必ずOrganic Certifiesの印が付いており、
Meat-Ting Placeの店頭にもCertifiesの名前と番号が記載されています。

ここ、オーストラリアには、8つのOrganic Certifiesがあります。

Standards Australia
National Association for Sustainable Agriculture Australia (NASAA)
Biological Farmers of Australia (BFA)
Demeter Bio-dynamic Research Institute (DBRI)
Organic Growers of Australia (OGA)
Tasmania Organic-Dynamic Producers Inc. (TOP)
Organic Food Chain (OFC)
Safe Food Queensland (SFQ)

この中でも、特に効力が高いのがNASAAとBFA、私は仕事の関係でBFAとのつながりがあります。

さて、ここTweedに移ってから困っていることは、近所にOrganic Butcherが無いこと。
近所のColesにもOrganicのお肉は売っているのですが、極端に種類が少ないのです。

インターネットで調べた結果、我が家から車で30分程度、ゴールドコーストのHelensvaleというところに一軒、
Helensvale Quality Organic MeatsというButcherがあり、先日、訪れてみたのです。
しかし、このButcher、なんだかいかがわしい雰囲気。
とにかく安いし、においがなんともOrganic的ではないのです。
Oragnicの肉は普通のお肉の1.5倍から2倍の値段がつきます。
それは、それくらい手間隙をかけなければ出来ないからです。
また、Oragnicの肉は傷みがはやいですし、また一切の薬品を使えないので、
オーガニック専門のButcherでは普通の肉屋特有の消臭剤のにおいがしないのです。

このOrganicという一般名詞、地上の生き物からつくれられたものは全てOrganic(Inorganicではない)ですので、
生き物から作られた食品であれば、Organicという単語を重ねてもなんら問題はありません。
ですから、このいかがわしいButcherが"Organic"と名乗っても、ここオーストラリアでは法的問題はありません。
しかし、"Certified Organic"となると話は別です。
"Certified Organic"とは、上記の8つの団体が設定する様々な基準に則り検査を受けて、
これらの基準をクリアーした商品にのみに与えられる称号で、
法律で"Certified Organic"を名乗る場合、認証団体の名称と認証番号を即答しなければなりません。
そのためにも、商店、商品には認証団体のロゴと認証番号があらかじめ記載されているのです。
つまり、これらのロゴや認証番号は「食の安全」を記す印で、
規約を破った場合、多額の罰金が科せられます。

ところがこのHelensvale Quality Organic Meats、認証団体のロゴや認証番号が記載されていません。
それで、店主にどこのOrganic Certifiesから認証されているのかを訊いてみたところ、
認証団体や番号は忘れた、うちの店の商品は皆、"Certified Organic"で問題は無いと言い張るのです。

今思えば、この時、このButcherから肉を買うことをあきらめるべきだったと思うのです。
取引先の銀行名を忘れる小売店主はいないでしょう。
それと同様のことで、ビジネスのコア(核)になるOrganic Certifiesの名前を忘れるわけがないのです。
また、顧客(私)に即答できないのは法律違反でもあります。
しかし、車で30分もかけてわざわざ訪れたButcherだったので、
鶏のもも肉を8つ、牛のひき肉を1kg、それからベーコンを購入したのです。

普段、Organicの鶏のもも肉8つは、1.2kgくらいなのですが、
このHelensvale Quality Meatsでは2kgもありました。
Organicの鶏のもも肉はこれほど大きくなりません。
また、牛のひき肉にも脂身が多く、
ベーコンの脂身の幅はOrganicのベーコンに比べて2倍以上ありました。

帰宅後、早速BFAに連絡をして、このButcherがBFAに登録されているか調べてもらいましたが、
もちろん、BFAには登録されていません。
それで、BFAのほうからこのButcherに連絡を取ってもらったのです。
一時間ほどして、BFAから折り返し電話連絡が入りました。
以下、BFAからの報告です。

Helensvale Quality MeatsはOrganic Certifiesを表示できない
Helensvale Quality MeatsはOrganic Certified Numberを表示できない
従って、Helensvale Quality Meatsの扱っている商品はCertified Organicではない

ということでした。

週末に開かれるマーケットでも「Organicなんちゃら」という商品を並べているStore Holderを良く見かけます。
「知らぬは仏」とは言いますが、知ってしまった以上、私は確かめずにはいられません。

余談ですが、Free RangeはCertified Organicとは異なります。
Free Rangeとは、Cage(ケージ)ではないというだけのことです。
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