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こんばんは。
今日の診察で、初診の子2頭に癌を見つけました。
どちらもかなり進行している状態で残念ながら長くは生きることが出来そうにありません。
一人は他の病院に通っていたそうですが、症状の改善がなく転院してこられた方、もう一人は
3日前から元気がなくなった事が気になって来院された方でした。
どちらの子も触診でお腹を触って分かる腫瘤がありました。
エコーやレントゲンで確認するとやはり明らかな腫瘤がありました。
はっきりとした診断はCTを撮影して、バイオプシー検査をしてということになるのですが、
症状や転移の像などを総合的に判断してほぼ癌で間違いないと判断しました。
初めて来院された飼い主さんにこのような厳しい診断を説明しないといけない場合、かなり
心苦しいものです。
状態が状態ですから、飼い主さんに良いコメントをすることはできません、どちらかというと
飼い主さんにとってはショックなことばかりお話することになります。
治療法であったり、今後予想される症状であったり、余命であったり、つい先日まで元気だと思っていた
子が今ある状態を知って泣き崩れる飼い主さんも少なくありません。
飼い主さんに一番聞かれる事は余命についてです。
もちろん治療の効果や癌の進行具合によっても差がありますからおおよその事しか言えませんが、
今までの経験である程度の期間がわかります。
今回のように、外部からの触診でわかるような癌があり、症状が出ている場合、ほとんどの子は余命
が一か月を切っています。
大型犬の場合は1週間を切っていることが多いです。
自分の経験上ですが、皮膚やリンパ節、骨など以外の胸腔、腹腔にできる癌は発見された時点
でほぼ末期です。
定期健診などで偶然初期に発見されることはありますが、症状などがでて検査したときに見つかるものは
ほとんどが進行したもので、手の打ちようがないことが多いように思います。
飼い主さんにとっては寝耳に水で、まったく信じられないという方がほとんどだと思います。
突然、自分の子が末期癌だと言われれば当然ショックです。
でも、なってしまったものはどうしようもありません。
冷たい言い方かもしれませんが、飼い主さんには前を向いて、今後どうしてあげるかを先に
考えてほしいと思います。
もっと早く発見できればと後悔してもその子が良くなることはないのであれば、今後をいかに
過ごさせてあげるかを考えてあげることの方がその子にとって重要だと思うのです。
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先日、猫の癌をみつけていただいた飼い主です。末期で手の打ちようがないと言われた時は、ショックが大きく頭の中が真っ白になりました。
ちょっとした異変にもっと早く気づいてやれていれば…と自責し続けています。
先生のブログを読ませていただき、嘆き悲しむよりも、今この子にしてあげられることは何か?を考えることにしました。
今はストレスを避け、好きなものを食べさせて、少しでも楽に生きてもらえる環境をつくってあげたいと思っています。
申し訳ないのですが、処方いただいたお薬も、嫌がるので与えるのを止めました。すみません。
残された時間を大切にし、最後の最後まで寄り添っていきたいです。
先生には、言いにくい状態を的確な言葉でご説明いただき、心から感謝しています。
2013/3/21(木) 午後 1:44 [ 中山千里 ]
先週。うちの子を診察してもらいました飼い主です。
ブログを拝見しうちの子の事だと思います。
昨日か今日もう一度診察しCT検査等決める予定だったのですがブログを拝見し余命が長くない事が分かり検査をしない事に決めました。
もうほとんど体力もなく動く事も出来ませんが残された時間を大切にし、精一杯の愛情を注ぎたいと思います。
転院にもかかわらず親切に診察して頂き本当に感謝しています。
2013/3/25(月) 午前 0:13 [ mom*44*3j* ]