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同じことを感じていた

みけねこ姫も同じことを感じていました。
デジタル朝日の記事から。

伝統、ファンタジー化した平成 朝ドラに目立つ内助の功


 
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 「朝ドラ」ことNHKの連続テレビ小説で「まんぷく」が今年3月まで半年間放送された。主題歌を歌うのは、平成が始まった1989年にデビューし、女性ファンを中心に支持され続けてきた「ドリームズ・カム・トゥルー」だ。
 ♪もらい泣き もらい笑い もらい怒り もらいっ恥じ――。30年にわたって衰え知らずの吉田美和のボーカルが、こんな一節を伸びやかに歌い上げる。
 「他者から人生の目的や感情をもらってばっかり。主人公の生き方を象徴する歌詞ですね」。そう語るのは、ジェンダーの視点から社会学を研究する大阪大の木村涼子教授だ。主人公の福子は、チキンラーメンの生みの親である日清食品創業者・安藤百福の妻がモデル。「(夫が)本気なら、それを支えるのは私の役目です」などと夫の才能にほれ込み、信じ、付き従う姿勢を何度も言葉にする。
 木村さんは、愛する夫を支え、彼の事業のヒントになる知恵を出す福子のような生き方を描くことは、ドラマの一類型としては納得できるという。ただ気になるのは、福子や周囲の女性たちに「主婦」的なライフスタイルが目立つことだ。
 劇中では戦中や敗戦まもない時期も描かれるが、この時代には「戦争未亡人」を含めて、賃金労働をする女性は多かったという。専業主婦は高度成長期にサラリーマン家庭が増えて庶民に広がった。「『まんぷく』で男は外/女は家庭、という性別役割分業が当然のように描かれていることは、歴史的事実に沿わない」と木村さんは言う。
 朝ドラのヒロインは仕事を持って自立する女性というイメージが強いが、2010年に「ゲゲゲの女房」がヒットして以降、「ごちそうさん」「マッサン」、そして「まんぷく」と、専業主婦の「内助の功」を描いた作品が目立つ。
 現代女性の不安や葛藤を描く作家の山内マリコさんは「朝ドラに揺り戻しのようなことが起きているのは、女性が社会で働くことに夢が持てなくなっているからでしょうか」と心配する。
 非正規雇用が当たり前になり、とりわけ女性には、入試や採用、昇進でも、家庭を持つ際にも、不利な構造が残る。「成功する男性と結婚して安定したい、という願望は止められない。しかし昭和の結婚は、夫が主役で妻はあくまで脇役。女性は自分の人生を生きられないことに苦しんだのでは。『まんぷく』では内面の葛藤もなく、夫にはいはい付いていく描き方が目についた。過剰に従順なヒロイン像には危うさを感じる」と山内さん。
 平成には、女性の社会進出や性的少数者など多様性を重んじる社会への理解はそれなりに浸透した。だが一方で、「伝統的」な家庭観や性別観を持ち出し、時計の針を巻き戻そうとする保守的な勢力も目立った。
 そんな時代のなかで、「古きよき日本」を懐かしむ作品も人気を集めた。
 05〜12年に3作品を世に出し、大ヒットした映画シリーズ「ALWAYS 三丁目の夕日」もまた、気の短い町工場の経営者を支える良妻賢母を演じた薬師丸ひろ子の好演が光る作品だった。昭和30年代という高度成長が実感できる時代設定。テレビや冷蔵庫など物質的な豊かさが目に見え、未来への希望があふれる。
 「昔はよかった」と昭和ノスタルジーに湧いた。だが本当にそんなに素晴らしい時代だったのか、とジャーナリストの佐々木俊尚さんは疑問を呈する。当時は公害が社会問題化し、殺人事件の認知件数は現代の倍以上。家庭での男尊女卑はまだまだ根強かった。
 美化された、ファンタジーのような世界がなぜ支持されたのか。「経済成長への郷愁と、共同体を喪失していくことへの恐れではないか」と佐々木さん。90年代後半に山一証券の破綻(はたん)などで終身雇用の「神話」が崩れ、非正規雇用が急増する。「会社」という日本的な共同体が弱り、寄る辺なさに人々はおののいた。
 そのころ「保守」を掲げて、台頭したのが安倍晋三首相だった。1次政権が発足した06年に出版したベストセラー『美しい国へ』では「三丁目の夕日」に触れて、「いまの時代に忘れられがちな家族の情愛や、人と人とのあたたかいつながりが、世代を超え、時代を超えて見るものに訴えかけてきた」と絶賛している。
 「生きている現実のなかに守るべきイメージが見いだせると、保守は穏当で中庸だ。だが過去を極度に美化する復古主義になると、過激化して排外主義に陥りやすい」と金沢大の仲正昌樹教授(政治思想史)は指摘する。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称された戦後昭和の繁栄が遠くなったいま、テレビでは外国人が日本を称賛する番組が乱造され、書店には嫌韓・嫌中本があふれる。
 仲正さんは、現在の「保守」を自称する人々の思考は、戦国武将をイケメンとしてめでるブームのような構造ではないか、といぶかしむ。歴史や伝統が実体からかけ離れて、好きなキャラクターのように理想化されていく。かつての保守思想は、福田恆存や小林秀雄など文化人が持っていた教養に裏打ちされていたが、いまはそうした抑えが利いていない、と危惧する。
 平成の低迷に呼応するかのように、新元号には「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように」(安倍首相)との願いが込められた。「初めて国書を典拠」と日本独自の歴史と伝統が喧伝(けんでん)され、令和の世がまもなく始まる。(宮本茂頼)



みけねこ姫も、
夫の夢を自分の夢として、
自分の人生を捧げる女性を描くドラマが多すぎる、

と思っていました。

夫の夢が自分の夢
が悪いかというと、そうではないと思うのですが、

それしか、自己実現の方法がないとしたらおかしいです。
自分の夢は夫の夢の実現、とは限りません。

夫に限らず
子どもの夢を自分の夢として尽くす女性もいます。
「そうしたいのだから」と言われると
それ以上の言葉を失いますが、

女性は、他者の夢を自分の夢とするしか
生きられないのはおかしいです。

自分の夢を生きたい、と強く願います。

他者の夢を自分の夢とするヒロインが
わらわらと出てくるのは、違和感を覚えます。
そして、それが望ましい
とされる価値観には同意できません。

それを「伝統的」と美化しようとも
他者の夢はその人のもの。
自分の夢を生き、自分の人生を生きたい

みけねこ姫はそう願います。


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ですよね。たまたま同じならいいですけど、それでもただ支えるだけというのは違和感あります。妻の夢を夫が支えるドラマはないのでしょうかね??

2019/4/20(土) 午後 0:44 [ nekomaru ]

ねこまるちゃんこんばんは。同意してくれてありがとうございます。夫婦が協力して同じ目標に向かうのなら良いと思うのですが、他人の夢は自分の夢にはならないのが原則だと思います。

少し前の朝ドラ、「あさが来た」は妻の夢を夫が励まし応援していてとてもよかったです。あの夫は、妻の能力と可能性を伸ばすことのできる、最高の配偶者だと思いました。

2019/4/20(土) 午後 9:15 [ みけねこ姫 ]


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