みきまろ 唐津・糸島 ひとり旅!

正確さを伝えるには自分の足で現地へおもむきこの眼で確認する

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昔、大入には、配崎山の南麓と陸部の街道筋に二つの集落があった。配崎の集落と陸部を結ぶ幅100m
余りの砂質地帯が冬場の風波が激しい折、しばしば侵食され配崎集落が孤立する、死活問題を抱えていた。海岸沿いに土俵を積み重ね潮止め堤防を造り侵食を防ぐが、冬場のヤガメ(大風や大波)でたちまち壊されてしまう。

庄屋の家に男衆が緊急招集され「潮止め工事」の会議が始まった。そんな中信心深い一人の若者が、仕事着のまま遅れて駆けつけた「。効果の上がらぬ工事への不満、石垣工事には費用が無い、日にちが掛かると危険な事」の説明をを聞いた。若者は、顔面を紅潮させ「遅れて来た上若造が意見を出すのは生意気ですが、大工事でやっているように、人柱を立て、堤防に魂を入れて守る意外方法は無いと思います」と
人命を犠牲にすると言う大問題を申し立てた。あまりの事の重大さに満座は一瞬静まり返った。

若者は続けた、「私は三日三晩続けて同じ夢を見たのです。昔土佐から来て大入を開拓したお坊さんが
夢に現れ、誰か人柱に立って信仰の魂をささげ、竜神の怒りを鎮めれば潮止めは成功し、ヤガメも起こらぬであろう」と話した。また「人柱に立つのは誰でも良い訳ではない、話し合いの時、左肩に横じま模様の布で継ぎ当てをした着物を着た者を人柱にせよと言ってあった」と語った。
左肩に横じまの布で継ぎがしてあるにはその若者であった。やがて若者は「私が人柱に立ち大入のため潮止めを守ります」と覚悟を決め申し出た。

工事の前日、堤防の基礎になる場所に穴が掘られ、白装束で身を固めた若者は、数珠を手に穴の中で北の海に向かって祈りながら埋められた。村中の人々が唱える祈りはやがて泣き声に変わり、いつまでも若者
の名前を呼び続けた。

この若者のお陰で、工事は成功し、潮止めは二度と壊れなくなっただけでなく砂質地帯は自然に海の方へと広がって行った。
この人柱慰霊塔は、若者に感謝の誠を捧げ、慰霊すると同時に、構成にこの美談を伝えるため建立された

(糸島新聞刊 糸島伝説より)

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いつまでもそんなとこ住んでないで引っ越せばいんじゃね?

2018/10/6(土) 午前 8:56 [ もりもり ]


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