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今日は自社養成について考えようと思っていたのですが、JEXの記事を読んだ関係で「社会人からパイロットを目指すコース」について考えてみようと思います。
社会人からパイロットを目指す場合は、年齢によって選択肢が変わってきます。
①社会人から航空大学校を目指す。(〜24才11ヶ月)
航空大学校は24才代まで受験が可能です。私の周りにも社会人になってからも航空大学校を受験した人間がいました。大学を卒業しても多い人で2年間はチャンスがあることになります。航空大学校以降の進み方については、先日のブログで説明したとおりです。
②自衛隊幹部候補生(飛行幹部)を目指す。(〜24才11ヶ月)
自衛隊の幹部候補生学校(航空・海上)も24才代まで受験が可能です。航空・海上自衛隊の幹部候補生の試験では「一般枠」と「飛行幹部枠」の2つが設定されています。「飛行幹部枠」で受験する場合は、試験で自衛隊の航空身体検査が行われます。この飛行幹部枠で採用された場合は、ほぼ確実にパイロットコースに進むことができます。また「一般枠」でもパイロットコースに入る事は可能です。しかし本人の希望は、ほとんど考慮されませんので、パイロットになれる確率はかなり低いです。
自衛隊のパイロットになってから、エアラインのパイロットを目指す方法については、後日、アップしたいと思います。
③大学の操縦学科を目指す。(年齢制限なし。20才台中盤までが望ましいのでは)
昨今、設立が相次いでいる大学の操縦学科も選択肢の一つです。気をつけなければならないのは、「事業用操縦士」「多発限定」「計器飛行証明」の3つをとらせてくれる課程を大学が準備しているかどうかです。
私の調べた限り、一部大学では「事業用操縦士」だけしか技能証明を取得できない大学も存在します。そのような大学に行くのは時間とお金の無駄です。必ず計器飛行証明までを扱っている学校に行かねばなりません。
「東海大学」ではANA本体への採用の道があるようです。成績次第では、本体への就職も夢ではありませんので活用する価値はあるでしょう。
気になる学費ですが、パンフレットの価格だけを見ると、「海外留学・自費免許取得」とほとんど変わらない価格となっています。しかし、どういった飛行時間で想定した学費なのかが不透明ですので、時間あたりの単価を大学に確認して、正確な学費を見積もる必要があるでしょう。おそらく、相当額、学費が上がると思います。
実際に大学を卒業した方で、情報をお持ちの方は、ぜひ教えてください。
また、欠点としては4年間という時間です。自費取得の場合は、早ければ2年で免許の取得が可能です。既に大学卒業資格を得ているのであれば、時間的にはデメリットが多いと思います。
④海外留学・国内訓練校でパイロットを目指す。(年齢制限なし。)
特に年齢制限はありません。主にアメリカで自家用・多発・事業用・計器飛行証明を取得してから、日本の国内訓練校で技能証明取得を目指します。
実際に、社会人からパイロットを目指している方は、このパターンが一番多いのではないでしょうか。
ポイントになるのは、信頼できる海外訓練校を選ぶこと。そして、国内訓練では就職実績の高い学校を選ぶことであると思います。
⑤大手子会社の自社養成課程を受験する。(〜最大30才)
大手子会社の自社養成は、年齢制限内であれば受験は可能です。ただし、自社養成の中で一番、年齢制限が緩和されていたJ-AIRは昨今のJAL再建の関係で、募集をしていません。
ANA子会社が再編されて誕生する、新子会社の動向に注目しておきたいと思います。
御意見などございましたら、ぜひコメントお願いします。
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