翼の友〜プロフェッショナル パイロットを目指して〜

プロフェッショナルパイロットを目指す。海外ライセンスをとる。パイロット訓練に興味がある。そんな人のためのブログを目指してます。

航空工学

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最近、訳あってAN2(航法計算盤)を久々に触っています。
そこで、思いだしがてら、三角形と裏三角形を図で分かりやすく表現してみました。
表三角形は上空で風を求めるために。裏三角形はWCAとGSを求めるNAV LOGの計算に使用します。
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いろいろな高度の種類

イメージ 2イメージ 1
今日のテーマは航空工学です。
ある人に「高度とは何ですか?」と質問したとすると、
「地面からの高さだと思います。」
「平均海面からの高さ(海抜高度)です。」
「高度計の針が指している数値なんじゃないですか。」
等々、いくつか答えが出てくると思います。これらは、ある意味全て正解です。
一口に「高度」といっても、実は何種類も「高度」はあるのです。

それでは、スクリーンの右端から、順番に「高度」を説明していきましょう。
①絶対高度
 これは、地表面(水面)からの距離を指します。一般的に電波高度計にて測定された値は、この高度となります。

②計器高度
 これは、アルチメーターセッティングにQNHをセットした場合に表示される、計器表示の高度です。単純に、地表の気圧と飛行高度の気圧の差を表示しています。このため、気温が高い日は、空気塊の膨張により、真高度よりも高めの高度を飛行します。逆に寒い日は空気塊が縮むため、真高度よりも低めの高度となります。

③真高度
 これは、平均海面からの高さを表しています。計器高度を温度補正することにより求められます。例えば、飛行する空域がもし国際標準大気(ISA)だったとしたら、計器高度=真高度となるわけです。
 
④気圧高度
 気圧高度計のアルチメーターセッティングに「2992」をセットした場合に、計器に表示される高度です。29.92インチ面(Standard Datum Plane)からの高さを表しています。航空機の性能を求める際によく用いられます。

⑤密度高度
 気圧高度を温度で補正したものが、密度高度となります。温度が高いと空気の密度が下がりますので、密度高度は上昇します。つまりは、密度高度とは「現在の空気の濃さは、標準大気の空域の●●●●ftでの空気の濃さと同じ」という事を意味しています。これも、航空機の性能を求める際によく用いられます。

 つまりは、出発前のパフォーマンスの確認において、QNHから気圧高度を算出し、温度を加えて密度高度とします。離陸後は計器高度で飛行し、ILSのFAF通過時に気温による真高度の差を感じつつ、最後はレーダー高度計で絶対高度を確認しつつ進入をする・・・・・・ といった、使い方になると思います。
 
 本日は以上です。御意見・御質問などなど、おまちしています


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