読者の方からMSA(Minimum Sector Altitude)の設定基準についてご質問がありました。
【ご質問内容】
翼の友IFR ページ63/78 問題番号 FP-23;FP-24 翼の友IFRページ44/78 問題番号 AP104
に記載されている緩衝区域とは何を指すのでしょうか? また、②各セクターの周囲5NMまでが、障害物の評価対象となる。 とはどのようなことでしょうか?
質問のあった問題の図はコチラ↓
エリアの境界に記載している「緩衝区域」についてのご質問でした。
MSAは基準点であるNAVAIDから半径25nmの間で障害物からの安全高度を確保した参考高度です。問題集ではその断面図を載せております。
横から「緩衝区域」を見ると分かりにくいですが、上から見てみますと、以下のようになります。
図を見て頂くと、半径25nmの一つのセクターをグルリと取り囲むように、更に幅5nmの緩衝区域が存在することが分かります。(飛行方式設定基準 Ⅰ-4-8-2)
この緩衝エリア内の地表面がMSA算定の対象となります。
左側はNWセクターにしか高い障害物が無い場合です。この場合は、左側の計算値のMSAとなります。
右側は緩衝区域に高い障害物がある場合です。この場合は、セクター外の障害物によりMSAが決められます。
訓練でよく使用する空港について、ぜひ、ご自分でもMSAと該当する障害物を確認してみて下さい。
ご質問ありがとうございました。
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