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火曜日と水曜日に行われたカンピオナート第3節(正式には第4節ですね)の結果&評価です。
まず火曜日夜に行われた、ノヴァラ−インテル戦から。
インテルが全くいいところのないまま1−3で完敗を喫した試合で、この敗戦の結果、ガスペリーニ監督は予想通り解任されてしまいました。
今シーズンの公式戦4試合を消化し、1引き分け3敗ですから致し方ない処置です。
しかし、それにしてもガスペリーニの3−4−3システムがここまでインテルにフィットしなかったとは、予想外でした。
あともうひとつ、僕はガスペリーニがもう少し柔軟性のある監督だと思っていましたが、結局1試合を除き3バックにこだわりすぎてしまいました。
しかしこの責任は、オフでの移籍マーケットで、3−4−3システム用にガスペリーニが望んだ選手を獲得しなかった(出来なかった)首脳陣にもあるでしょう。
試合後にペイTVで試合中の興味深いシーンを映していました。
それは試合後半の出来事で、監督からの指示ではなくカンビアッソが勝手にラノッキアに4バックに変更しようと持ちかけているシーンです。
これだけでも、3バックにこだわるガスペリーニから選手が離れていっていることが伺えました。
森本がサイドへ流れてディフェンスを引き付け、空いたスペースに後ろから中盤の選手が飛び出してゴールを狙うというような、素人目でもわかる仕掛けに易々とハマって常に危険にさらされていましたから。
後任監督はラニエーリですが、まあこういう立て直しに向いている監督であることは確かです。
マッツォーネやトラパットーニタイプの系列で、システムへのこだわりがなく、選手の特徴を重視するタイプですし、チーム内外をうまく纏めるコムニケーション能力も持っています。
今更仕方がないことですが、昨シーズンの途中でベニテスを解任せずにそのまま監督をやらせていたほうが良かったのではないかと、思うこの頃です。
ボール支配率:ノヴァラ36,4%、インテル63、6%、シュート数:ノヴァラ10本(枠内7)、インテル9本(枠内2)
森本の評価は6、5と悪くないですが、ペナルティにつながるプレーや、3点目につながる右サイドでのプレー等7以上を貰ってもおかしくないプレーでした。
水曜日夜のミラン−ウディネーゼ戦。
インテルの不調ばかりが目立っていますが、ミランもバルサ戦での引き分けを除けば、ぱっとしない試合内容で、この試合でも前半ウディネーゼに先制され、後半若干19才のエル・シャラウィのシュートでなんとか引き分けに持ち込みました。
ディ・ナターレをトップに据えて素早いカウンター攻撃を仕掛けるウディネーゼに苦しみました。
ウディネーゼは昨シーズン大活躍したサンチェスとインレル、それに守備の要だったサバタを放出し、戦力ダウンと見られていましたが、代わりに生きの良い若い選手がのびのびとプレーして、今シーズンも上位争いに食い込みそうです。
ボール支配率:ミラン、67、8%、ウディネーゼ32,2%、シュート数:ミラン10本(枠内3)、ウディネーゼ8本(枠内4)
試合は観戦していませんが、ウディネーゼ、ジェノアとともに首位に躍り出たユーヴェの試合結果&評価。
ボール支配率:ユーヴェ、63、8%、ボローニア36,2%、
シュート数:ユーヴェ14本(枠内9)
ボローニア7本(枠内3)
ホームでボローにあと引き分けは誤算のようですが、ピルロのゲームメイクがこの試合でも光っていたようです。
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いつも楽しく拝見させていただいてます。
今日のボローニャ戦、インテルはどんなメンバーを組むのでしょうね。長友というよりもスナイデルとフォルランの関係性が向上すれば、必ず勝率は上がってくると思います。マイコンも復帰間近ですしね。
ちなみに僕はASローマが好きなので、インテルと揃って今季初勝利を願ってます。ユベントスとナポリをともに追い掛けましょう。
[ nonar ]
2011/9/24(土) 午前 3:51
>しかしこの責任は、オフでの移籍マーケットで、3−4−3システム用にガスペリーニが望んだ選手を獲得しなかった(出来なかった)首脳陣にもあるでしょう。
私もまったく同意見です。彼が望むような補強ができないならなぜ彼を彼を連れてきたのか。ベニテスの時もそうでしたけどなぜこの監督を連れてきたのかというポリシーというかどのようなチームを目指すのかいという長期的な展望がフロントにないからこういうことを繰り返す羽目になる。それに尽きると思います。
[ アンブロ ]
2011/9/24(土) 午前 8:40
>しかし今のところ、マスコミもインテルファンも長友に対する評判は上々です。
ありがとうございます。そうですか、上々ですか。
しかし、25年来のセリエAファンの俺から見ると、長友の課題はキック(特にクロス)の精度ですね。その他はまあ合格点をやれると思いますが。
長友に限らず日本人選手は総じて、欧州や南米の選手に比べるとキックの精度が低いと思います。
長友にガレス・ベイルぐらいのキックの精度があれば、世界で5本の指に入るSBだと思います。
[ シュガソルト ]
2011/9/24(土) 午後 1:16
私もガスペリーニがあんなに3バックに固執するとはおもわなかったです。

ラニエリの評価、意外でした。ローマやユベントスで苦虫を噛み潰したような顔でピッチサイドに立って、なかなか勝ちきれない試合が多かったイメージしかなかったので。でもいろんなビッグクラブでしてきたってことはそれだけ評価されているってことですもんね
ラニエリインテル楽しみです。
[ ピルロファン ]
2011/9/24(土) 午後 11:51
nonarさん
3−1で勝利したボローニヤ戦、スナイデルは負傷で欠場しましたが、システムが戦い慣れているー3−1−2(若しくは4−4−2)に戻ったので、外から見ていても選手に戸惑いが感じられませんでした。これからの追い上げに期待しましょう。
[ CALCIOの友 ]
2011/9/25(日) 午後 10:06
アンブロさん
モラッティさんは選手・監督を獲得するときも、解任・放出する時も、優柔不断なところがありますね。
僕個人としては、長年の目標だったスクデット連覇やチャンピオンリーグ優勝も果たせたことだし、2,3年はタイトルから離れてもいいですから、チームの将来を見据えての若返りに取り組んで欲しいと思っています。
[ CALCIOの友 ]
2011/9/25(日) 午後 10:15
シュガソルトさん
クロスの精度ですが、セリエAでも正確に蹴れる選手が少なくなりましたね。
昔ならサイドハーフやサイドバックのイタリア人選手でクロスの巧みな選手が何人もいたのですが、今や代表選出するのにも苦労している状態です。
[ CALCIOの友 ]
2011/9/25(日) 午後 10:20
ピルロファンさん
ボローニアに勝利して、先ずはホッとしたところです。
ナポリも足踏み状態ですし、今シーズンは混戦になりそうです。
[ CALCIOの友 ]
2011/9/25(日) 午後 10:23
>2,3年はタイトルから離れてもいいですから、チームの将来を見据えての若返りに取り組んで欲しい
私もおっしゃる通りだと思います。
FFPでこれからは簡単に大物選手連れてくることもできなくなるでしょうし。ラニエリはそういう意味でもうってつけの監督じゃないでしょうか。今年はノンタイトルでも世代交代が進んで数年後”あれからインテルの新しいサイクルがはじまったんだよね”といえるような状態にしてほしいですね。
[ アンブロ ]
2011/9/25(日) 午後 11:00
アンブロさん
それも出来ればイタリア人選手の若手を育てて欲しいですね。
せめて先発メンバーの半分ぐらいをイタリア人が占めるようになって欲しいです。
[ CALCIOの友 ]
2011/9/27(火) 午前 8:06