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日本代表はコートジボアールとの初戦に手痛い逆転負けを喫しましたね。 負けてしまった要因は幾つか考えられます。 この大会に備えたテストマッチでは相手に先制点を簡単に与えてしまう守備の弱点が問題視されていましたが、その欠点を補う積極的な攻撃姿勢で勝利を得ていました。 ところがこの試合では先制点を奪った後、失点を喫しないように守備に気を遣うあまり、持ち味の素早いパス回しを生かした攻撃的サッカーが影を潜めてしまい、受身の姿勢に入ってしまっていました。 激しい雨の中の試合という環境も素早くパスを繋げるのが持ち味の日本代表にとって不利に作用してしまい、特に後半に入ってコートジボアールのパワーに押し込まれてしまいました。特にドログバを投入した時の印象は子供の喧嘩に大人が割って入ったように思えるほど、体力差が目に見えて表れていました。 テストマッチでは香川のように調子の良さそうに思えた選手がこの試合ではまったく仕事が出来ず、逆にテストマッチで冴えなかった内田がきっちりと自分の仕事をするなど、テストマッチはあくまでテストマッチでしかないことがハッキリ表れていました。 コートジボアールの2ゴールは右サイド(日本側左サイド)からの攻撃で、シュートを許したポジションもほとんど同じでした。 テストマッチでは日本側右サイドを突破される場面が多かったのですが、この試合では逆です。 ところでこの日本がいるC組はD組のイタリアが勝ちあがった場合に対戦することになる組なので、イタリアも気になるはずなのですが、地上波のTV放送(国営放送のRAI)では日本戦3試合は放送する予定はなく、無視されたような状況です。 特にコートジボールとの』初戦はこちらの夜中の3時からのキックオフだったので、新聞に掲載されるのも遅れるためラガゼッタでの取り扱いも小さいものでした。 この敗戦で日本の予選グループ突破は非常に厳しくなりましたが、2連勝に期待したいと思います。 ボール支配率も掲載なし。コッリエーレ・デッロ・スポーツ紙のホームページでは コートジボアール57,7%、日本42,3%。このコッリエーレ紙のホームページの試合結果情報は中々良くできています。日本はゴールを奪った直後から前半25分まではボール支配率で相手を上回っていましたが、後は逆転された後の少しの時間帯だけで、全般的に相手に主導権を握られていました。 シュート数:コートジボアール21(枠内5)、日本7(枠内2) 次にイングランドーイタリア戦。 シュート数イングランド18本(枠内5)、イタリア13本(枠内4) 日本とは逆で、不甲斐ないテストマッチとはうって変わって素晴らしいパフォーマンスを披露しました。 テストマッチでのイタリアほど信用出来ないものはありません。 試合前に僕が不安に思っていたピルロとヴェッラッティのツイン司令塔もお互いかぶらずに上手く棲み分けが出来ていました。この二人にデロッシ、マルキジオを加えた中盤クァルテットは各国のこれまでの第1戦を観る限り、ドイツの中盤と並んで素晴らしく機能している中盤だと思います。 ブッフォンの代わりに起用されたシリグについてはまったく不安を持っていませんでしたが、右サイドバックのダルミアンの安定感のあるプレーは予想外でした。 イタリアはセンターバックのパレッタをボヌッチに代えるぐらいで、このイレブンをベースに戦っていくと思います。 敗れたとはいえ、イングランドも前線のスピードを生かしたロングパスを多用した攻撃で悪くなかったと思います。ラガゼッタのイングランド選手への評価は辛口すぎると思います。 これまでのところ今大会でのベストゲームといえる素晴らしい試合でした。 このイタリアは1978年Wカップでのイタリアとアプローチの仕方が似ていると思います。 あの時もそれほど期待されていませんでしたが、初戦のフランス戦に勝利して一躍優勝候補としてクローズアップされました。 次に1−3と予想外の結果に終わったウルグアイ−コスタリカ戦。 ボール支配率・ウルグアイ55,7%、コスタリカ44,3% シュート数:ウルグアイ9本(枠内3)、コスタリカ13本(4) 前半23分にカヴァーニのPKでウルグアイが先取すると、そのままウルグアイが楽勝するのかと思いましたが、攻守の切り替えが速いコスタリカの生きの良いプレーに翻弄され逆転負けを喫しました。 このグループでウルグアイが首位通過するとの予想が多かったのですが、GKが不安定で司令塔がいない中盤では、グループ予選突破も厳しそうです。 ウルグアイの次戦はイングランドとの文字通り生き残りをかけた決戦、面白くなりそうです。 予想通りの結果で終わったコロンビア−ギリシャ戦とアルゼンチンーボスニア戦は評価だけアップしておきます。 にほんブログ村 セリエA] |
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