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地理・交通系お気楽ブログ(仮)
熊本&九州地方の地理・交通・歴史の話題や旅の話などをぐだぐだと。

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昨日(12月16日)午後3時、九州中央自動車道[E77]の小池高山IC(御船町)〜山都中島西IC(山都町)間10.8㎞が開通しました。

さっそく走り初めがてら、夕方4時過ぎに車を小池高山から山都中島西まで往復しましたが、天気は雨模様、しかも途中霧が発生していたこともあって残念ながら景色はよく見えませんでした。しかしながら、これまで御船の町中から七滝経由で国道445号の山道を延々登り続けていたことと比べるとその速達効果は抜群で、改めて九州中央道の建設意義を強く感じましたね。

※上野吉無田IC出入口近く、県道221号に設置されている道路案内表示板。くまモンも開通をお祝い。
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※暫定的な終点である山都中島西IC。山都の中心地、矢部浜町まではおよそ10㎞強。
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※九州中央道開通を祝うくまモン その2。山都中島西IC出入口にて。イメージ 3

九州中央道は熊本県の嘉島Jctから宮崎県延岡までの95㎞を結ぶ新直轄方式の高速道路として建設が進められています。現在、宮崎県側では延岡IC〜蔵田交差点間(北方延岡道路)の13㎞と日之影深角IC〜雲海橋交差点(高千穂日之影道路)の約3㎞が部分的に開通しており、さらに高千穂IC〜五ヶ瀬東IC間も事業着手されました。

一方、熊本県側は嘉島Jct〜小池高山ICまでのわずか1.8kmが2014年に初開業しただけで、山都・高千穂方面の連絡ルートとしては全く機能していない状態が続いていました。今回、山都町の中島西ICまで開通したことで、ようやく既存国道を代替する新ルートとしての面目を多少なりとも果たすようになりました。

※先月11日に開通したばかりの日之影町区間・雲海橋交差点。ただ、深角までの一区間の開通だけでは何のメリットもないのか、通行量はごくわずかでした。
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そんな九州中央道の開通を控えた先々週の土曜日(8日)に「開通直前の高速道路を歩こう!」というウォーキングイベントが催され、私も参加してきました。
4年前の 嘉島JCT〜小池高山IC開通記念ウォーキング や今年5月に参加した新・天草1号橋「天城橋」ウォーキングもそうでしたが「この日だけしかできない体験」という類のキャッチフレーズにホント弱いんですよね(笑)。
ただし、今回歩けるのは山都西中島ICと上野吉無田ICの間の往復約5.4㎞だけでしたが・・・

中島西ICが開通記念セレモニー開催地&ウォーキングの出発点ではあるものの、その周辺には車を停め置きできるような場所はないため、ウォーキングに参加するためにはまず御船と矢部に2か所ずつ設置された臨時駐車場から発着する無料のシャトルバスに乗らないといけません。
ところがこのイベントを企画した「建設促進期成会事務局」が想定していた以上に参加者が集まったらしく、結果、シャトル便の発着所である御船の役場前にはバスに乗るための長い行列が・・・ 普段はスクールバスやコミュニティバスとして活用している小型のバス3台で往復させてるものだから、ただでさえ便数が少ないうえに積み残しも出る有様。

いつ乗れるともわからないバスを寒風の中待つこと1時間近く。やっとのことで狭いバスに押し込められ、国道445号をだらだらと走り続けてようやく中島西ICに到着しましたが、もうこの時点で結構疲れてしまいました(笑)。

気を取り直して、いざ出発。
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インター出口の取り付け道路となる部分をてくてくと登っていきます。
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出店のテントの前を通って本線上へ。
こうやって写真だけ見るとウォーキング参加者がほとんど見当たりませんが、これはイベント開始から既にかなりの時間が過ぎてしまってるから。事実、翌日の熊日には溢れんばかりの参加者の写真が掲載されていました。
くまモンも開通記念セレモニーに来ていたようですが私は見ずじまい。先着限定の記念品ももらえなければ地元の方々の振る舞いも完売という状況でした。
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山都中島西ICから歩き出す間もなく現れる、次の上野吉無田ICまで2㎞の表示板。
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上野橋という小さな橋梁を渡ります。周辺は見渡す限りの山岳風景。
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これだけ山の中なんだから鹿とかイノシシなどの動物は出るでしょうな。
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陸橋をくぐった先から中島西IC側を振り返ってみる。終点まで500mという表示板。
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上野吉無田ICまであと1㎞。その先には大きく右にカーブする八勢川大橋が。
今回歩いた区間ではたぶん一番のメインスポット。
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八勢川大橋の擁壁に取り付けられている11㎞のキロポスト。
嘉島Jctからここまで11㎞というのは思いのほか近く感じます。
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安全のため橋の際には近づけないので(監視員あり)、白線の内側から橋上の景色を眺めてみる。高圧鉄塔があるだけの山岳風景。下に流れているのがズバリ八勢川。
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橋を渡ると「ゆずり車線」の標識と、かなり高いところにかかる陸橋が現れます。
全国の直轄方式の高速道路よろしく、九州中央道も片側一車線区間が大半を占めます。
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山を切り開いた切り通し区間。白いコンクリ吹き付けが眩しい。
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上野吉無田ICまであと500m。
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切り通しを抜けると一気に開けた風景になり、左に大きくカーブしながら上野吉無田ICへと近づきます。
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上野吉無田のIC周辺はこんな感じ。
中島西からわずか2㎞。果たして、ここにICが必要なのかどうか?
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中島西IC方面へ振り返ってみる。この付近はゆずり車線が設けられているため、片側2車線あります。
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山都中島西ICまで2㎞。ちなみに中島西IC(中島北地区)は山都町ですが、ここ上野地区は御船町です。八勢川が町境となっています。
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上野吉無田ICに到着です。標識をみると県道55号接続(実はこれも間違いだったりします。下記参照)となっていますが、実際は県道221号に接続しています。以前当ブログでご案内したことがある、御船中心部からぐみ坂を通り「凱旋門」へと至る県道ですね。
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高速上を歩けるのはここまで。ここから本線の下をくぐって再び山都中島西IC方面に向けて折り返します。
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上野吉無田ICから小池高山IC方面を望む。この先、九州中央道はトンネルを5つくぐり、一気に山間部から平野部へと駆け下ることになります。
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ここで標識の間違いを指摘。
上野吉無田インターで「県道55号線に接続」と表示されていますが、この近隣を通っているのは県道57号線(益城矢部線)なんですよ。
55号線は山鹿市南島から鹿央エリアを抜けて熊本市北区植木の鈴麦へ至る道(山鹿植木線)なので、このインターがある御船町上野地区とは一切関係がありません。建設に携わった関係者はどなたも気付かなかったんでしょうかね?
なお、この県道57号はかなりの部分が未整備状態の「険道」なので(特に益城〜上野・田代〜平成天神橋間)、ドライブルートとしてもおすすめできません。
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・・・後篇に続きます。

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