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法律脳
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・ひとへに風の前の塵に同じ。

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 「敗戦国の惨状」



 昭和21年1月頃だと記憶しておりますが、2,3日東京に行く用事ができました。
中学時代の約4年間東京で過ごしたため、この東京行きはとても嬉しく、
喜び勇んで上京しました。勿論、当時は汽車に乗るだけで大変で3時間から5時間、
場合によって徹夜で並んで切符を手に入れ、超満員の車中で行動するのが普通でした。

 若いため、その辺の所は問題ありませんでしたが、
東京に着いてその変貌に仰天しました。
新宿は駅もすごい状態でしたが店はほとんどがバラックでした。
確か伊勢丹と三越は残っていたと思いますが、殆どの建物は損傷し、
色々な物が売られていましたが全く今の赤ちょうちんのような店がほとんどでした。

 それでも闇物資と思われる色々な物(食物に限りません)が売られており、暫く振りで昔の食物に遭遇し、さすがに東京だなあと思いました。
特に暫く食べていなかった今川焼が高価でしたが売られており、
無けなしのお金を叩いてむさぼり食べたことを覚えています。
 
 ただ、2mもあるMP(アメリカのポリス)やアメリカ兵(黒人もいました)が大威張りで町を活歩し、中には傍若無人の振る舞えをしていた軍人もいました。

 特に、慰安婦(当時はパンパンと言っていました)らしき女性が彼等にへばり付いている光景を多く目にし、とても情けなく思いましたが、彼女達にも色々の都合があったものと思いますが敗戦国の情けなさを染みじみと感じさせられました。
 
 米兵はすべてピストルを所持しているため
悔しくても手出しすることは出来ませんでした。

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