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法律脳
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・ひとへに風の前の塵に同じ。

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 よい発明であると自分が思うと普通は誰かに自慢したくなるのはよく解ります。中には発明を具現化し、これをPRする人もいます。更に、試作品を作って第3者に見せて自慢する人も過去にはかなりいました。

 また、大学等の教授でも学会で前刷等を配り、出席者に誉められて特許出願しようとする方もおられました。身内に自慢することは良いとしても第3者に対して前記のような行動をした場合はそこで完全に新規性を失ったことになり、その事実が判明すれば特許を受けることはできなくなります。

 この事は承知しているようで不用意に行っている方が今でも存在しています。注意がとても必要のことと思います。勿論、審査官はそこまでわかりませんのでその出願が特許されることも有りますが大きな問題を残します。

 仮りに、先行技術が存在していることを気が付かずに出願した場合や前記のように自ら新規性をなくす行為をした後に出願した場合は特許されたとしても無効理由を有することになります。

 よって、新規性のないこと(新規性の喪失と言います)が第3者が解った場合には無効審判と言う手続をすることによりその特許は簡単に無効になる可能性があります。この事は通常はあまり行われておりませんが、侵害関係の事件が生じた場合はよくある事実です。

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