ビールの缶で戦車作れるよ

月2-3回しか更新しないという、実にアレなブログです。

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【長文注意 ※これでもかなり削りましたけど長くなっちゃった。ごめん】

中学の頃、友人からカセットテープを借りました。そのテープには眼が眩むほど煌びやかで、身体が
きしむほど切なくて、怖いほど荒々しくて、泣きたくなるほど優しくて、途方もないほどカッコいい音が
ぎっしり詰まっていました。その時は30年後もその人の音を追いかけているとは思いもしなかったの
ですが…。しかし、終わりは当たり前のように来るものです。終焉を迎える前の、僕の一日を追って
記事を書きます。今日は少し気合入れて綴ります。


その日は早めに起床しました。こういう場合は「遠足の日の子供」がよく例えとして使われますけど、
今回は違います。どちらかというと「本命に告白する日」とか「第一志望の会社の最終面接」の方が
近いと思います。期待と緊張と不安が綯交ぜになったような、そんな気分です。会場となるヤフオク
ドームには既にグッズを求める人が並んでいたようです。昔は「LIVEってのは音を聞いて、その空間
を共有することに意味がある」と考えていましたので「一応実用品として使えるもの」てな感じのもの
を記念にちょいちょい買うくらいで、並んでまで買うもんじゃないと思っていたのですが、今回は少し
並ぶ方の気持ちがわかりました。グッズって勲章なんだよな、きっと。LIVEに行く事を「参戦」と表現
する人が多いのですが、その例に倣うとオーディエンスは「戦友」でグッズは「勲章」なんでしょう。
ま、結局は並ばなかったんですけどね。


毎回、一緒にLIVEに行く人は「社長」です。最初にLIVEに行った時は、まだ駆け出しの管理職だった
僕も社内でナンバー2の位置になった訳でして、比較的自由に身動きが取れるようになってきました。
LIVEに行く前にちょい仕事の打ち合わせをします。ま、LIVE前なのでいつものワイシャツにネクタイ
姿じゃなくTシャツなんですが、社長はいっぱい氷室Tシャツ持っているはずなのに普通のシャツで
福岡に来てました。「あれ?今日は普通のシャツなんですね」と尋ねると「体重が増えてね…入らん」
と苦笑してました。んー、それなら仕方ない。新しいシャツを買えば、そっちは入るんじゃないかな?
という訳で会場に向かいました。Tシャツは限定ではない方のものを購入しました。結局並ばない所
がいつもの僕らですw


会場に着くと社長は真っ先にビールを購入です。僕は運転もありますし下戸でもあるのでお茶購入。
ロビーで「関係者筋から聞いたんだけど、今日は布袋が来るぞ」とかフカシこいているおっちゃんが
いました。来る訳ないじゃん。何故自分の願望をさも確定事実のように言っちゃうかなーと苦笑です。
開演直前に席に着きます。開演前から、スタンドでもアリーナでもWAVEが起きまくりでした。全員が
「今日は全力で楽しんでいってやる!」という雰囲気があって、なんかニヤけまくってしまいます。ま、
今日は言わば祭りですもん。開演は15分くらい押したかな?ほどなく客電が落ちました。正面左右
のスクリーンには歴代のTOURの様子が次々に繰り広げられます。「KING OF ROCK SHOW」から
「NEO FASCIO」、「OVER SOUL MATRIX」、「L'EGOISTE」…今迄の思い出が次々に蘇ってきます。
「あー、これは当時の彼女と行ったなぁ」とか「氷室ファンの友達もこのドームのどこかにいるかな」
とか考えてしまいます。そしてLIVEは幕を開けました。終わりの始まりです。


SETLISTは後述します。実は1曲目から涙腺少し崩壊しました。社長が横にいなかったなら、きっと
人目もはばからず泣いてたかもです。マフラータオルで汗をぬぐう振りをして目のあたりを押さえて
ました。中学、高校、大学、社会人になって、少し紆余曲折を経て、また社会復帰して前線に出て、
その時々に必ず勇気付けられてきた曲の数々。SETLISTに「ソロ曲が少ない!BOOWYは前回も
散々やったから別にいいや」とか言ってた僕も考え方が変わりました。僕は死ぬほどBOOWY好き
だったのを思い出したのですね。あーだこーだとワガママ言ってましたが、結局全部好きだった訳
ですよ。1曲目でそれに気付いてからは「今回は全曲噛みしめて楽しんでやる」と思いましたです。
BOOWY曲が続いても、そこからは妙なわだかまりが吹っ飛んでいるので気にならなくなりました。
四半世紀以上、憧れてきたんだもん、今更四の五の文句は言えませんw


今回は今までのLIVEと少し違った印象でした。MCの多さは特筆すべきでしょう。今まで色んな事
を喋らなさ過ぎた、一方通行だったと言っておられました。自身で不器用とか喋るの苦手とか言い
ながら、過去のトークを見ると意外に饒舌で笑いも交えたお喋り上手なヒムロックですが、今回の
LIVEほど喋りまくっているのを過去に僕は見た事がありません。BOOWY時代のJUST A HEROの
事や佐久間正英さんの事、骨折のお話(他の箇所で散々書かれているので割愛)、興業保険の話、
ロスでTAKUROやB'zの松本氏と交流している話。バラエティに富んだ話がバンバン飛び出して
少しビックリしました。個人的には熊本の震災への気遣いを見せてくれたところは嬉しかったな。
めんたいビートへのリスペクトも語ってましたね。いつもの「会場間違える」「公演数間違える」的
な天然要素はなく、この会場に集まってくれたオーディエンスへの気遣いが窺えました。おっと、
忘れちゃいけないのがステージアクション。ここ数年はステージ真ん中で、同じポジションでしか
歌っていなかったヒムロックがステージの横に移動したりしてました。マイクを観客に向ける頻度
も少なかったのは、「この声で歌おう」という責任感のようなものを感じていたのではないかな。


本編終了後、アンコールで「The Sun Also Rises」を聴く事が出来ました。本日のハイライトはここ。
凄くしんどそうなヒムロックは、EN1をたった1曲で終えてしまいます。もしかしたら体調そのものが
思わしくなかったのかもですが、感極まって泣いてしまったという話も読みました…。これ、もしか
したら「本来演奏するはずだった曲」が減っているかもしれません。大阪、名古屋より少し曲数が
少ないのですね。ただ、もし感極まってヒムロックが泣いたってのが事実であれば、僕らみたいな
オーディエンスからしたら「ファン冥利に尽きる」です。僕はこの出来事が勲章だと思っています。
以前「Cloudy Heart」で同様の事がありましたが、あの客席にいた方々が羨ましくてならなかった。
今回はアレに近付けたかな?と思ったり。今回の公演はきっとヒムロック自身も「噛みしめている」
感があったように思います。


EN2は「Angel」と「Summer Game」でした。賛否両論あるかもですが、実際この2曲は彼の代表曲。
ただ、この2曲を聴いている時には「もう福岡でLIVEを観る事はないのか」という複雑な心境でも
ありました。僕が次に参戦するのは、最終日。東京、待ってろください!



KYOSUKE HIMURO  「LAST GIGS」  2016.05.14 福岡ヤフオクドーム

01.DREAMIN’
02.RUNAWAY TRAIN
03.BLUE VACATION
04.TO THE HIGHWAY
05.Baby Action
06.ミス・ミステリー・レディ (VISUAL VISION)
07.WELCOME TO THE TWILIGHT
08.”16″
09.LOVE & GAME (Re-mix)
10.IF YOU WANT
11.LOVER’S DAY
12.CLOUDY HEART
13.PARACHUTE
14.WARRIORS
15.NATIVE STRANGER
16.Marionette
17.ONLY YOU
18.RENDEZ-VOUS
19.BEAT SWEET
20.PLASTIC BOMB
21.WILD AT NIGHT
22.WILD ROMANCE

アンコール1
23.The Sun Also Rises

アンコール2
24.ANGEL
25.SUMMER GAME


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うん、なんだかんだいっても、四半世紀も愛したら、結局許してしまうほど愛はコユイよね!
許す許さないじゃないか。それを越えてしまってる何か。

イメージは、順風満帆かと思ったら、かぼちゃさんも紆余曲折あったのね。
あたしも、いつも心をたたせてくれるのが氷室京介の歌だった。

2016/5/16(月) 午前 6:00 あさひむ

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Cheers to the best of the day

かぼちゃさ〜ん最高の日に乾杯〰

>僕が次に参戦するのは、最終日。東京、待ってろください!

( ◠‿◠ ) / waiting!! happiness love

2016/5/16(月) 午前 7:38 [ にゃんこ ]

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カボちゃんのテンションの高さから、かなりいいライブだったのが伝わってきます

そうそう、行くまでは好き勝手言ってても、いざ始まれば、バンドの曲だろうとソロだろうと大はしゃぎですよ
特に、バンド時代から好きだった40代以上の人ならなおさらですよね

オイラは、最終日のみの参戦ですが、いまだに「もっとソロプリーズ」って思ってます。
でも、1曲目のイントロを聴いた瞬間にテンション振り切れる自信もあります
だって、スキだもんよ、当然じゃん

最終日、同じ空間にカボちゃんもいるですね〜
お互いに最後(と言いたくないけど)のライブを盛り上げようぜぇ〜

2016/5/16(月) 午前 11:01 ★ひで★

記事ありがと
ちょっと泣いてくる

2016/5/16(月) 午後 0:34 tama

ちょっと泣いてくる僕も

2016/5/16(月) 午後 6:07 kiku

ライブお疲れ様でした。
初日にファンにとっては少しショックな発言があり、バカみたいに氷室さんの気持ちを探ってばかりいて純粋に楽しめなかったりして(◞‸◟;)でもツアーを通して観るとまるで人間ドラマのように氷室さんの人生を感じています。

MCの大さに心配もしたけどファンの気持ちに寄り添ってくれていて嬉しかったし楽しかったです。
そして私も1曲目で涙腺崩壊〜カボチャ様同様ソロだろうがBOOWYだろうが全部好きだ〜‼︎

自分の感想ばかりでごめんなさい。ラストも弾けましょうね‼︎

2016/5/17(火) 午後 1:58 [ maria ]

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あさひむさん、そうなのよ。歴史があるのですよ。ヒムロックを否定されるのは自分の一部を否定するようなもんなんです。BOOWYも然りなんだよね。

最後は暴れてきます。気持ちの整理はついた!

2016/5/18(水) 午前 10:11 カボチャ頭

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にゃんこさん、マジで最高でした。可能なら全部行きたかったなー。

東京、待ってろやーーー!暴れに行くぜー!(と言いつつ行儀の良い僕)

2016/5/18(水) 午前 10:13 カボチャ頭

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ひでさんは多分わかってくれるかなーと思ってました。同世代、同じようにヒムロックと歴史を作ってきたもんね。戦友みたいなもんです。


ドームの日会えたらいいね。

2016/5/18(水) 午前 10:15 カボチャ頭

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たまちゃん、これみんなを泣かせるために書いたんだよね。泣け!泣け!

ってのは嘘です。が、ちょっと真面目に書きましたよ。

2016/5/18(水) 午前 10:19 カボチャ頭

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kikuさんもほぼ同世代の感覚が共有出来ますよね。わかっていただけるかなーと思います。

泣けるかどうかはともかく、正確に書こうとは思いました。が、ヒムロックが「35年間生きてきて」なんて事を言ってた=やっぱり天然だった事が発覚しましたw 聞き逃してたか…

2016/5/18(水) 午前 10:55 カボチャ頭

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mariaさん、今回のツアーはミュージシャン氷室京介のLIVEでもあるけど、人間氷室京介の生き様を見届けるLIVEと考えてます。

倒れても立ち上がる姿を見て育ったから、フィナーレまで突っ走って欲しいです。本人に悔いの残るLIVEにならないよう後押しするのがファンの役目だと思います。

今回の僕、真面目すぎww

2016/5/18(水) 午後 0:56 カボチャ頭

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「35年間生きてきて」ってまじか(笑)
デビューして35年って事??
泣いてたのにwww

2016/5/18(水) 午後 1:24 tama

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そこがやっぱりヒムロックww

2016/5/18(水) 午後 10:30 カボチャ頭

行きたかったけど行けず…。
最終日も楽しんできてください!

2016/5/23(月) 午前 1:12 [ おがちん ]

お久しぶりです♪
明日(あけて今日)でほんとうに最後なんだなぁ(T T)

わたしは東京の初日と最終日の2日間。

初日は圧倒的に楽しかったや〜〜サマゲで氷室さんが感極まって歌えなくなった時は、ウルッときちゃいましたけど
最終日は・・・感情にまかせよう。

2016/5/23(月) 午前 2:59 れあ

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おがちんさん、最終日全力で臨みました。凄まじかったです。
あんなに熱いLIVEはもう二度と経験できないかもしれません。

ありがとうございました。

2016/5/25(水) 午前 1:58 カボチャ頭

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れあちゃん、おひさです。最終日は圧巻でしたね。僕の人生でも
あんなに覚悟決めて臨んだ事もなかったし、あんなに全力で応えて
くれたLIVEもなかったように思います。

あ、一応下ネタなしで真面目に書きましたw

2016/5/25(水) 午前 2:01 カボチャ頭


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