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レコード盤にはどんな音がはいっているのかなぁ〜?

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Benz Micro ルビー2 を聴く

それではそろそろ接着剤も固まってきたので『Ruby2』を聴いてみましょう。
シェルはオーディオクラフトのAS-12Kを密着化した物を使いました。
静かで肌理細やかな音が流れだしました。
やはり空芯コアカートリッジの持つ音です。音色は穏やかで優しい音のするカートリッジです。
暫くレコードを聴いていましたが、少し低域が膨らむ様ですし、またバスドラのアタック音が丸いようで、空間も少々曇っている事がわかります。

ボディが木製なので この音がするのかと思いましたが、フィデリックス社から新製品のセラミック製ミッチャクシェルが送られてきていましたので、これに付け替えると見違える様になりました。
振動を速やかにアームに伝える効果なのか、少し曇って聴こえていた空間もスカッと晴渡り澄み切った音にかわり、低音の膨らみも引き締まり改善されます。
私はセラミックシェルは高域に癖があるので あまり好きではありませんでしたが、このシェルはセラミック特有の高域の癖が無い様です。
歪みが少なく鮮明でありながら優しい音と滑らかな空間、そしてバランスの良い音域、
このシェルとの組み合わせで『Ruby2』の持っている能力は超一級のカートリッジに名を連ねるに値するものだと思います。
イメージ 1

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今までにBenz Microのカートリッジは『グライダー』と『L2 Wood』の2機種を手元に置いて聴いてみましたが、いずれも磁性コア入りカートリッジでしたので、しだいに空芯カートリッジの良さが分かってきた頃だったので、いずれのカートリッジも今は手放しています。
そのベンツマイクロのカートリッジの中でフラッグシップ機だけはコイルの巻き枠に宝石のルビーを使った機種があります。名前はそのままの『ルビー』です。
https://www.phileweb.com/ec/?p=5876
もちろん宝石のルビーは非磁性ですので空芯カートリッジとなりますが、最上位機種だけに価格も当時のハイエンドで、欲しくてもなかなか手にできる物ではありませんでした。
イメージ 1
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今回入手の『Ruby2』です。外殻はパイプに使われる高級木材のブライヤーで綺麗に目玉模様が入っています。今回の物も前出のオルトフォンの『Jubilee』と同様にダイヤチップ脱落品を修理した物です。
https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/29293828.html
オルトフォンの『Jubilee』の記事でも書いたのですがソリッドボロンのカンチレバーを採用している為、カンチレバー先端に穴を開ける事ができず、切り落とした先に接着剤でチップを貼り付けてあるだけです。
ですのでチップを保持しているエポキシが劣化してしまうと、突然チップが脱落してしまう事故になるのです。この劣化の一番の原因となるのが液体のスタイラスクリーナーで、私は普段から針先の掃除には目の積んだブラシで擦るだけで、液体クリーナーは使用しない様にしています。
元々ついているチップはラインコンタクト針ですが、今回は特殊楕円針をつけてみました。これら二つのチップは無垢針と接合針、マル針と楕円針ほどの音質の差は無いと判断しています。

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カートリッジを盤面に置くとアームが内側に滑り入ろうとする現象は一般にはインサイドフォースと誤解されて呼ばれていますが、実際には今回フィデリックス社が動画で示したアームをオフセットした事で起こる左右の音溝の針圧差によってカートリッジのカンチレバーの支点が内側に向かって振れる現象です。(これを最初に定義したのはSME社です。)https://www.youtube.com/watch?v=6xpm6R3z3NE

この現象に限ってフィデリックス社では(SME社の定義に従って)インサイドフォースと明示していますが、オフセット角の付いたアームに取付けたカートリッジの針が音溝の変化する抵抗に引っぱられてカンチレバーがアームの支点と一直線になろうとしているだけ(見た目はカンチレバーが外側に曲って見える)の単純な事なのです。もちろんダイナミックに変化する針先と音溝との抵抗によってフラフラと動くカンチレバーの支点が正しい信号変換など出来るはずもなく、昔からあたりまえの様にアームを曲げてきたこと(オフセットを付けた事)自体が間違っていたのです。
このサイドフォース現象がピュアストレートアームでは起こらないことから、フィデリックス社のアームは『ゼロ・サイドフォース』と名前が付けられました。

もう一つ誤った名前で呼ばれてきた先のインサイドフォースですが、針先をレコード盤に落とすといきなり内側に引き込まれ滑る現象ですが、此方はフィデリックス社ではスケーティングフォースと区別して呼んでいます。

この内側にアームが滑る現象をスケーティング現象と明示すれば、一般に言われているインサイドフォースキャンセラーはインサイドフォースをキャンセルする事はできず、スケーティング現象のみキャンセルしていることからアンチスケーティングと呼ぶ方がスッキリします。
かたや、スケーティング現象は実際の音質には影響は殆ど無く(音溝のないレコード盤をかける事など絶対にないわけですから)、かたや、サイドフォース現象は音質に多大な影響を及ぼす事はピュアストレートアームを実際に使用してみた方なら御理解頂けると思います。

これら2つの現象を混ぜて考えてしまうと とても複雑な動作に見えますが、ハッキリと分けて考えれば、それほど難しい動作ではない事も分かります。

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MITCHAKU-Zの誕生

フィデリックス社から新たなMITCHAKUシェルが発売となりました。

MITCHAKU-Z です。
http://www.fidelix.jp/products/mitchaku/mitchaku-z.html
通常のオフセットアームにピュアストレートアームの動作をさせる事が出来る様に
中川さんが考えてみた様です。

これで通常のプレーヤーで手軽にピュアストレートアームの効果を試してみる事が出来ると思います。

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フィデリックス社のサイトに中川さんがピュアストレートとオフセットアームの動作説明の為に作った模型の動画の解説記事が掲載されました。
http://www.fidelix.jp/others/tonearm&turntable2.html

トーンアームとターンテーブル2 (曲がったアームの動作)

ぜひ読んでみて下さい。

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