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レコード盤にはどんな音がはいっているのかなぁ〜?

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私のPL-31Eに使用しているモーターはいわゆるジャケットサイズの低価格のプレーヤーに使われている小型のDCモーターですが、
https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/26926666.html
https://blogs.yahoo.co.jp/milonhit/26998103.html
ベルトドライブに使われているモーターを色々聴いてみて
小型の物の方が大型の物より音が良い事は分かっていましたが、この理由を考えては
小型の物の方がローターの径が小さくなり磁力が引き合う力がかかる作用点の直径が内になるからだと考えました。ただそれだけの理由で音が良いわけではありませんので、他の理由についても後付けで考えてみました。

それまで使用していたシンクロナスモーターでは電圧を下げてトルクを極端に弱めると滑らかな音になりますが、スタート時は手で補助しなければ定速に達するまで時間がかかるデメリットもありました。
しかし、小型のDCモーターを電池駆動で動かした時の音質は遥かに歪みが少なく滑らかでありながら、スタート時にはサーボが働く事でトルクがかかり、立ち上がりは手で補助をしなくてもスムースにスパッ!と定速に達するのです。そして定速に達してしまえば半年は電池交換をする必要がないくらい電流を使わない事から、極低トルクで回っている事が分かるのです。
低トルクで回せる理由はプレーヤー本体のスピンドルシャフトのベアリング化やマグネフロート化をし、極低抵抗にした事が最も大きな要因となっている事は想像はつくと思いますが、他にもうひとつあるスピンドルシャフトもこの低抵抗に貢献していると思われる事です。

それは小型DCモーターのスピンドルの直径は2mmと模型に使われる物と同じ極細の径で、上部スラスト軸受は普通の滑り軸受ですが、通常のシンクロナスモーターに使われている軸は細くても6mm程度はある事から、これに比べれば今までの経験上このモーター自身の回転抵抗は極端に小さいと思われることです。

そしてこのモーターの下部軸受けはドーナツ状の金属のスラスト軸受が樹脂の穴にはまっていて、そこにこの2mmのシャフトが貫通し、下側のローターの重さを支えるのは構造体の樹脂そのままの簡単な物で、一見するとローターの重さが下部の樹脂にかかり、回転抵抗が増えると考えられますが、ローター自体が小さく軽い為、外周にある固定極のリングマグネットの磁束の中に引張り込まれてローターが浮く様になり、底部軸受けへの負担も少なくなるのではないかと考えたしだいです。(マグネフロートの効果もあるか?)

いずれにしてもこの小さなDCモーターが 私の目標としてきた『手回しプレーヤーの音』を実現する為に大きく影響を及ぼした物である事に違いはありません。

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いったん涼しくなったと思ったら、また蒸し暑くなってきましたね。

長年使っているパソコンと事務作業をする椅子の座面がボロボロになったので、ネットでたまたま目に留まった価格の安い椅子(おそらく中*製)を買ったのですが、これが酷い代物で短期間のうちに座面の中のウレタンが潰れヘナヘナになり、交換したはずの元のボロ椅子に逆戻りになってしまいました。まさに安物買いの銭失いの見本です。

 これにはコリゴリしましたし、一日のうちでも長くいる場所ですので、考えを改め、同じ轍を踏まないように確かな物を選択しようと思っていました。先の椅子は座面はシッカリしていてボロボロになりながらも長く気に入って使っていたのですが、座面が合皮で耐久力がありませんでしたので、今度は本革製の物で探していて良さそうな物が見つかりました。
イメージ 1
エルゴヒューマンのベーシック、本革、ブラックにしました。
今日届いて、早速座りながらこの記事を書いていますが、確りとした座り心地はこれからこの椅子と長い付き合いになりそうです。

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ピュアストレートアームがオフセット付アームに比べて
何故音が良いのかが この画像で一目瞭然です。
フィデリックスの中川さんが制作した模型で説明しています。
それにしても良く出来てます!
私はこの画像を見て思わず噴き出してしまいました。


オフセットアームは回転方向にダイナミックに変化する音溝の抵抗に針先が引かれる力によって真っ直ぐになろうとしてフラフラと内側に動いて無駄に音溝のエネルギーを使っているのです(支点が安定しない為にトランジェントが悪くなる)。
一直線のピュアストレートアームは全く動くことなく音溝の力を瞬時に信号に変換している事がわかります。
この二本のアームを実際に比較して聴いた音の差もこの動作の通りなのです。

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嬉しい便り。

やっと異常な猛暑が一段落し、嘘の様に涼しい日になっています。体が楽ですね。

以前、私のアナログプレーヤーのブログの記事を見て『PL-31D』の改造の依頼が北海道の方からありました。
私は『PL-31E』をベースとした改造をお薦めしているのでが、「アームは別の物を使う」というのでスピンドルシャフトのベアリング化とマグネフロート化、DCモーターへの載せ替え、アームの穴位置の変更、スイッチ類の交換などの改造作業をお受けし送り返しました。

暫くして再びこの方からの改造の依頼があり、今度は「『MU-31D』と言うフォノモーターが手に入ったので改造できるか見てほしい。」と連絡がありました。
https://audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/etc/mu-31d.html
「前回作った『PL-31D改』の音が気に入ったので、どうしても持っているロングアームを付けて使ってみたい。」との事でした。
写真を見ると『PL-31D』からフォノモーター部を取出した物の様なので送ってもらうと、全く同じ構造でしたので、これも改造をお引受けしました。前回と同様の改造が終わり返送しましたが、暫くするとメールが届き、出来上がったプレーヤーの写真も添付されていました。
イメージ 1
綺麗に仕上がっていますので是非写真を拡大してみてください。前はDENONの『DP-80』フォノモーターを同じ様に使われていて、かなり良いと思って愛用されていたのですが、「元には戻れなくなった」そうです。
キャビネットの製作は此処に依頼したそうです。
https://www.facebook.com/H.T.Navi/

IKEDA MUSA-Uとロングアームでマグネフロートを聞きたかったんですが、
思った通りの素晴らしい再生音です。
武蔵野フォン明鏡も良いですがやっぱりIKEDA MUSA-Uに軍配が上がります。
明瞭で自然なストレスフリーの音 これでオーディオ遍歴も終了です

と嬉しいコメントを頂きました。

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私の目標としてきた『手回しプレーヤーの音』を具現化したPL-31E改ですが、部品の供給や完成品の御依頼を頂き、お渡ししました皆様には高い評価を頂戴していて
制作した者といたしましては何よりの幸いと思っております。

さて、このプレーヤーも暫く使ってからメンテナンスをして頂かないと知らぬ間に音質が劣化してきます。そうならない為にも是非メンテナンスは欠かさずお願いしたいと思います。
まず、このプレーヤーの一番の命とも言える超低抵抗のスピンドルシャフトは ボール・ベアリングを使ってはありますが、ベアリング自体の劣化を防止するためCRCのSUPER5-56を吹きかけてあります。このオイルは粘性がとても低く私のスピンドルシャフトに使うにはピッタリのオイルですが、暫くすると揮発成分が飛んで粘性が高くなってきます。粘性が上がってしまうと超低抵抗回転のせっかくの解放的な音の良さが失われてきてしまいます。
こうならない為にも1ヵ月に1回位はスピンドルシャフトを抜いてCRCのSUPER5-56を中に軽く一吹き、上部ベアリングにも極少量を吹きかけてください。
ついでにDCモーター上部のスラストにも極少量を一吹きしてください。
徐々に増えた回転抵抗がオイルを吹きかける度に一気に解消されて、見違える様な音の変化には驚きますよ。私はこれをやる度にいつも感激していますから。
 年に一回位はシャフトユニットを止めている三本の低頭ビスをはずしてユニット底部のキャップを外し、パーツクリーナーなどで溜まった古いオイルを洗浄すると良いでしょう。この時に垂直軸に使用している中のスチールボールを紛失しない様に注意してください。

次は電源に使用している単一マンガン乾電池ですが、6本使用して9Vの電圧を得ています。この電池の交換時期ですが、PL-31E改の回転抵抗が小さいので電流が殆ど流れない為に毎日2〜3時間聴いても半年以上は使用できますし、4V台後半の電圧になっても正常なスピードで回りますので 交換時期がわかりづらいと思います。しかし「なんとなく音に勢いがなく少々音楽が大人しいかな?」と感じたら交換時期です。テスターで測ってみて使用限界は5Vまでで、5Vを切ったら乾電池は交換でしょう。

続いてDCモーターのスピード調整法ですが、このモーターはクォーツロックなどの高精度のスピード保持機能はありませんので、時間経過とともにドリフトします。特にベルトなどを交換した時はピッチがずれますので時々スピード調整が必要です。
まずプレーヤーキャビネットの両側に雑誌を重ねて挿し込み下から手が入る高さを確保してからDCモーターの底にある2つの穴に細い精密ドライバーを挿し込みます。Lの刻印があるほうが33回転、Hの刻印のある穴が45回転です。私の製作したプレーヤーは⊕ドライバーがほとんどですが、マツシタのモーターを使われている方は⊖です。ストロボを見ながら右に回すと速度が増します。ドライバーを押し付けるとサーボが外れてプラッターが高速回転をしますが、押し付ける力を緩めれば正常な回転に戻ります。これを何度か繰り返してスピードを調整します。(45回転の場合は逆の左回しが速度uPのモーターがあります。)
クォーツロックであればスピード調整をしなくても安定して回るので便利ですが、常にスピードを調整しようとして、ある範囲の中におさめようとしますので、回転が細かく加減速するので結果的には違和感の大きい音になるのです。

交換用のドライブベルトは此処で手に入ります。
http://analog.ev.shopserve.jp/SHOP/pioneer-keb-004-a.html

重要事項を追記しました。
スピンドルシャフトに使用しているCRC-556スーパーですが、通常のCRC-556でも可と書きましが、通常のCRC-556は長時間経過でシャフトが固着する危険がありますので使用はしないでください。556スーパーは潤滑油として使っても問題ありません。

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