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レコード盤にはどんな音がはいっているのかなぁ〜?

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最近モノラル左右別の二台体制にしたCAPRICEの音を聴いて
改めてFIDELIXの目指した音について思う事を書きたいと思います 。

自分がFIDELIX社の中川さんに30年以上前に初めて会った時
「FIDELIXの音はどんな音ですか?」と聞いたところ。
「全ての音が目で追えるほど鮮明で、響きが空間にパァーッとひろがる音です。」
と言っていたのを良く覚えています。

自分はオーディオを始めて暫くは力強く反応の速い軽く乾いた低音と
スピーカーのセンターに立つボーカルなどのリアルな音像を求めていましたが
フィデリックスの機器を使って音を追求していくと
ある時、その音像の周りから何やら出ている事に気が付きました。
それがしだいにハッキリと見え始め、その音源を中心として空間の彼方まで飛び散る様がわかるようになりました。
私が中川さんに「音像から響きがフレアか後光のように放射状に出る様が見える」というと
中川さんは「オーラの様に出るんでょ?私は中学生の時から実際の音にそれがある事が見えていましたよ」と答えました。
そして今まで気が付かなかったそれが目を瞑って聴くと実際の演奏にもある事が分ったのです。
そしてその響きが空間の広さを支配している事も分りました。

この様にFIDELIX社の左右のchが分離されたアナログ機器では 
音像から響きが空間にコロナの様に放射状に飛び散る様を再現できるまでの能力を有していますが、
これまでのデジタルではこの点は全く聴くことができずにいました。
しかし、それを此処二年程度で脅威的に進化したデジタルの音で聴く事になります。

それはmonoCAPRICEの作り出す空間が今まで聴いてきたDACやCDPとは一線を隔している事です。
これは空芯カートリッジとデュアルモノプリが作り出すアナログの音をも超えるほどの圧倒的な空間感で
音のエネルギーが中央に集中せずに音源から広大な空間全体に「パァーッ」と広がる様に聴こえる(見える)のです。

この為、今までは聴き手に向かって放射される様に聴こえていた音のエネルギーが分散され
空間に放射状に広がる様になりますのでとても耳に心地よく、CAPRICEがもともと持っている音も優しいので
長時間の鑑賞にも疲労感が極度に少なくなる事です。

そして響きが音像に纏わりついて塊にならないので音像の周りに大きなスペースが出来て
音像は音像、響きは響きと完全に分離して聴く事ができるので立体的に聴こえ
まさにmonoCAPRICE自身が「音像は小さく、音場は広大に」と話しかけて来るようです。
monoCAPRICEにする事で、もはや手には入らないアナログ機器でなくても
『中川 伸の目指した空間』 は多くの人に身近に感じてもらえるはずです。

FIDELIX社にもCAPRICEの出力を全て片chの8パラにする為の接続ケーブルの注文が増えてきているそうですし
この記事を読んで少しでも多くの方にmonoCAPRICEの作リ上げる小宇宙を体験してもらえれば嬉しく思います。

先日知合いになった audiofun さんのブログに最近導入したmonoCAPRICEのレポートが載りました。
かなりの好結果の様ですので見に行っててみてください。
それとaudiofun さんのスピーカーはエール音響の最上級ドライバーDEP、振動版はBeですよ。
同ブログの他の記事も是非いっしょに見てくださいね。


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最近導入したモノ2台使用のカプリースの音は素晴しく
デジタルの目標として長い間使用してきたVICTOR社の傑作カートリッジMC-L1000と比較しても
これを超えているのではと思うほどです。

すでにカプリースI2S+QA550改導入時には通常の鉄芯入りカートリッジとダイレクトドライブ型プレーヤーの音は上回っていましたが、ベルトドライブ型プレーヤーと空芯ダイレクトカップル型カートリッジとの比較では「まだデジタルは追いついてはいないな」と感じていました。

今回MONO CAPRICEの調整が落ち着いた事から 本当にMC-L1000の再生するアナログの音を超えているのか聴き比べをしてみました。

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システムは下記です。
QA550改>I2S>MONO CAPRICE2台>MCR38プリ>LX-8MONOデバイダー2台>LB4パワー6台>ALTEC A5+SW  
 ↑                      ↑
電気二重層キャパシタ電源     MC-L1000< FR64FXトーンアーム< AR ES-1改ターンテーブル

確かにmono CAPRICEがL-1000を上回っているのは低域です。L-1000と言えどアナログは低域に極僅かに甘いところがありますが、モノカプは曖昧なところが全くなく鮮明です。この明確さは中域までおよび、
意外な事にアナログよりも重心が低く厚みも力強さもモノカプの方があります。

そしてモノカプの圧巻なのは空間のスケールの大きさからくる開放感とそこに広がる響きです。
MC-L1000も音の広がりでは素晴しいのですが、モノカプはこれを上回ります。

音色についてはCAPRICEは元々温度感は高く、聴き疲れのない優しい音なのはCAPRICEを聴いた皆さんが認めてくれるところなので この点はアナログとの比較でも とても良く似ていて違和感は少ないと思います。

以前のステレオ使用のCAPRICEは明らかにMC-L1000と比較して重めの音でしたがmono CAPでは全く遜色なく軽く反応の良い音になっています。この事により演奏者の楽器のドライブ感が大きく向上して活き活きとしてきている事が分ります。

ただ一つMC-L1000の音にmonoCAPが わずかに及ばないところがあります。
それは微妙な色合の差です。
MC-L1000は喩えて色鮮やかなフルカラーの音ですが、monoCAPRICEは音の色数には制限があるように聴こえます。
これはやはり16bit/44.1の制限からきているのかもしれません。
私は これ以上の音は今後の進む方向であろうDSDに期待したいと思います。

以前よりMC-L1000の音をデジタルで抜くのは容易では無いと思っていましたが
今回の比較で総合的には多くの部分でmono CAPRICEがMC-L1000を上回る結果となりました。


追記
かなり前の記事ですが、この方もmonoCAPRICEについてこの様に書かれています。
御参考にしてください。
http://asoyaji.blogspot.jp/2011/11/pcm.html

昨日、雪まるださんと久しぶりにオフしました。
ステレオ仕様の機器のモノラル使用の比較試聴をしましたが
その時、雪まるださんが感じた事がそのまま掲載されていますので見てください。

前回の記事で CAPRICE2台のモノラル使用での大幅な音質向上が確認できましたので
ここで何故ここまで音質に効果が有るのか再確認のために実験をしてみました。

私のメインシステムはプリアンプを除いてデバイダーもパワーアンプもモノラルタイプです。
(MCR-38プリアンプはデュアル・モノです。)
過去にステレオ仕様のチャンネル・デバイダーを使用していたのを モノ仕様にして2台使った時の大幅な音質改善の経験があった事から、DACのモノ使用の結果はある程度の予測はできていました。

では何故この様な効果があるのでしょう?
中川さんの考えでは完全に筺体を左右に分離する事によりアースループが出来ない事が一番の理由だと言います。
それならばと此処で このモノカプリースを使って実験をしてみました。
実験はいたって簡単です。写真の様に2台のモノ仕様のCAPRICEを同軸ケーブルで左右の任意の端子に接続するだけです。

  赤い端子のRCAケーブルで左右のカプリースを繋いで見ました。
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これで左右のアースは繫がった事になり変化要素は純粋にこれだけです。
しかし試聴の結果の差は歴然です。
空間は縮み元のステレオ仕様のCAPRICEの音に戻ってしまいます。
この事からアースを通して左右が互いに干渉しあっている事が分ります。
一つの筺体内にアースを共有した2台を入れるのと完全に筺体を分けてしまうのとでは全く意味が違うのです。

このモノラル使用の究極の音の分離感と空間の広がりは一聴の価値ありです。
ぜひ挑戦して聴いてみてください。

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