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レコード盤にはどんな音がはいっているのかなぁ〜?

フォノイコ『LEGGIERO』

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フォノイコ『LEGGIERO』の記事が載っていましたので御紹介します。

この方は私の改造したPL-31E改のターンテーブル部を使いSTAXのアームを付けて聴いています。この度「レジェーロ」を購入された様ですので御紹介します。

レジェーロの記事はこのページの一番下になります。
http://www14.plala.or.jp/matsukyo777/amplifier.html
2014年末に発売されたフィデリックス社のフォノイコライザー『LEGGIERO』は
予想通りに それほどの時間を要さずして最初期ロットの100台を売切り、
今は第二ロット分をまもなく完売しようとしています。

さすがにアナログブームとはいえ20万円のフォノイコが100台を即売切り、その後は同じ勢いで売れると思ってはいませんでしたが、音の分かるオーディオファイルの方々に認められて徐々に浸透してきている様です。
http://ark2001.kir.jp/
熊本県の有名なオーディオファイルの方のホームページです。
『2017.10.12 今年のボーナス 』に導入記事が載っていました。
フォノイコライザーLEGGIEROの最大の特徴は超高S/Nですが
「音楽が始まるまでノイズが全く聴こえない」と好評のようです。
広大な空間表現の為にも音楽の微細な響きをノイズに埋もれさせない為にも
できるだけ静かな方が有利なのは当然です 。

この数値を達成するのはアマチュアレベルの自作フォノイコライザーではほぼ不可能な性能ですが、優秀な技術者でも大変で、この値を達成する為に必要なPchの高gmFETが手に入らない今となっては、このフォノイコライザーと同等のS/Nの物を作る事はもう出来なくなっているのです。
また達成できたとしても極微小の信号を扱うヘッドアンプ部では高gmFET以外のバイポーラトランジスタの様な素子では微小信号の再現性で音質的に大きく劣る事になってしまうのです。
今回のLEGGIEROは電源トランスを本体から外に出しましたが、中川さんの話では この-156dBVを測定して出すにはトランス部を1m以上も離さなければ達成できないほどシビアな性能なのだそうです。
しかし、実際に使用する時はトランスの筐体はある程度離せば人間には分らないので(人の耳はIHF-Aカーブなので)
そこまで神経質になる事はないそうです。
LEGGIEROは発売いらい予約も含め販売は好調で
すでに第2ロット分の発注をかけたそうです。
アナログレコードを聴く人の数がかなり少なくなっている事から考えると
これは驚異的な事なのです 。

前の記事でLEGGIEROの超ハイインピーダンス受けによる音質の特殊効果について書きましたが
もう一つ今まで中川さんが秘密にしてきた音質に大きく影響する特徴があります。

私が最初にフィデリックス社から購入したのはLZ-12MCプリアンプですが
これに載っているフォノイコライザーは中域以上はキメ細やかで優しい音でとても気に入っていましたが、低域はロックも聴く私には押し出しが不足で、生演奏の芯のある「ガツン!」とくる迫力と厚みが不足して物足りなく聴こえました。(大人しく聴こえる)
この事は何時も中川さんに話していたのです。
なのでLZ-12MCを使用している頃は「世の中にはもっと音の良いプリアンプは存在するのではないか?」と思う不安定な気持ちが常にありました。

しばらく時が流れ「新しいプリアンプが出来たので聴いてください。」とフィデリックス社より連絡があり
MCR-38プリアンプが送られてきたのです。

その時私は「それ程音は変わらないだろう」と思っていて、価格もけっこうな値段だったので購入にはけして前向きではなかったのです。
しかし聴いた時の音は衝撃的なものでした。
LZ-12MCでも良いと思っていた中高域はもっと自然でキメ細かくなり
不満のあった低域はもう文句なしの力強く厚みのある重心の低い音だったのです。
購入を決めるのは即決でした。

そして、MCR-38を長い間使用してきて色々なプリアンプと比較をしましたが、他のプリアンプと比較する事自体が無駄な事で
「比較するのは他のプリアンプとなどではなく入力側の音のみだ!」と悟る事になるのです。
当時は「なぜこんなに音が良くなったのか?」を中川さんに聞いたのですが、
その事については「秘密です。」と話てはもらえませんでしたが
ここにきてその秘密を少しづつ話てくれる様になりました。

MCR-38には42個ものレギュレーターが載っていますが
中川さんはアンプの終段が電源を通して初段を揺るがし、その揺れた信号が終段で増幅され、また初段を揺るがすループが出来る事で音質が著しく悪くなる事に気が付いたのだそうです。この対策としてアンプの終段に独立のシャントレギュレーターを入れてループを完全に切り、初段に全く影響しない様にしたのだそうです。
(LZ-12は初段と終段を分けてはありましたがレギュレーターはシリーズレギュレーターでまだまだ不足だったのです。)
この効果は特に低域に現れ重心は低く厚みのある力強い音の再現ができる様になったのです。
実際MCR-38はロックのバスドラのアタックの瞬間も分かるほど力強く厚みのある低音を吐き出します。
左右完全分離の効果もありオーケストラの雄大で重厚な表現力も文句なしです。

この圧倒的な低音感はLEGGIEROにも引き継がれていてMCR-38と同等かそれ以上かもしれません。
このLEGGIEROで「レコードにはこんなにも素晴らしい音が刻み込まれている」と感じられる音を多くの人に改めて体験してもらえたらと願います。

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