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■人員過剰?疑問多い業務委託/秋田市水道局(090220朝日新聞)
秋田市の上下水道局について、水道事業を担う職員188人のうち45人程度が「過剰」であると、澤田祐治監査人(公認会計士)が包括外部監査で指摘した。
澤田監査人は、水道局と市下水道部が統合してできた上下水道局の07年度の財務事務と事業の管理運営について監査した。
人口や面積、気候条件が近い富山市と比較すると、水道料金の徴収対象となる水量が、職員1人当たり秋田市が191・4立方メートル、富山市399・3立方メートル。
秋田市の作業効率は富山市の半分以下だと指摘し、富山市の作業効率を目安に、適正な職員数を算出すると45人が過剰であると算出した。
45人分の人件費(退職金を除く)は年間3億5千万円近くに上り、水道料金が富山市の1・6倍と高い水準にある要因だとしている。
下水道事業でも、処理場費用が富山市が処理水量1立方メートル当たり30・4円であるのに対し、秋田市は46・3円と1・5倍近くの費用がかかっているなどと効率の悪さを指摘した。
同局の秋山修次総務課長は、富山市と単純比較はできないとしながらも、「作業効率が全国平均より低いのは事実。職員削減の努力はしないといけない」と話した。

■平成20年度秋田市包括外部監査報告書
http://www.city.akita.akita.jp/city/coad/external/2008/ex_result012008.pdf
テーマ:上下水道局の財務事務及び事務の管理運営について

秋田市と富山市とを比較して検証されています。
日配水能力 秋田市 204,177㎥/日  富山市 224,351㎥/日
有収水量1㎥単価 秋田市189円  富山市119円
営業費用  秋田市 61億1200万円  富山市 58億9000万円  
職員一人当たり職員給与費  秋田市 776万円  富山市 685万円  等など。。

○監査での検証要点
・事業規模に照らして秋田市職員の多さ
・秋田市水道料金の高さ
・秋田市の非効率的資金運用
・基準外繰入金の妥当性

○指摘事項の中から・・
・現預金残高は36億4900万円であるが、流動比率が458%となる位の現金を持っていることから、仮に24億5000万円を短期国債運用しておれば、年に1592万円の利息を得ていたであろうことから、資産運用収入の機会を逸している。
・全額決済用預金としていることから資金運用面の非効率的運用実態を認識すべきと指摘。
・地方公営企業としての自覚の欠如を示唆しています。

要所は多々ありますので、一度、報告書を。

雑感)
監査結果の総論で外部監査人が以下の点を指摘しておりますが、こらは内部統制を意識しての指摘なのかは不明ですが、そういう仕組みの必要性を示唆しているのでしょう。
・管理者は自らの経営理念や経営方針を示し、効果的に現場に伝える手段、つまり、経営戦略伝達のためのツールを有していなければならない。
・管理者が設定する経営方針は明確に表明されていなければならないこと、経営方針の伝達手段が戦略的な遂行ツールに基づいて現実化されていなければならないこと、また、実際にも具体的な経営ツールが経営組織の中で活用されいなければならないことなどを期待する。


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