★のんの★の悪性リンパ腫(ホジキン病)体験記

2006年に発症し、ABVD療法6クール+放射線治療50グレイで寛解。2017年に再発し、2018年7月から治療開始。

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Day52になる2019年1月7日、私はG病院で地固め療法のアドセトリス1回目の投与を受けました。

血液検査とT先生の診察を受けた後、アドセトリスの投与を受ける為に化学療法室へと移動し、部屋に入る順番を待つのですが、病院へ行ってから投与するまでに2時間半以上掛かりました。
G病院はがん専門病院なので、通院で化学療法を受ける患者さんが、転院前のA病院よりも段違いに多くて驚きました。

この日の血液検査の結果です。

白血球 4300
好中球数 2200
ヘモグロビン 11.0
血小板 256000
CRP 0.4

この日、数値が基準値よりも高かった項目は以下の通りです。
AST(基準値13〜30) 45
LDH(基準値124〜222) 230
r−GTP(基準値9〜32) 149
ALP(基準値106〜322) 468
好酸球(基準値1.0〜6.0) 10.4

アドセトリスは分子標的薬で、CD30を目印にがん細胞とくっつき、がん細胞の中に取れ込まれたらがん細胞の増殖を阻止する薬剤を放って、がん細胞を消滅させるという薬剤です。
CD30だけを目印にして作用する為、従来の抗がん剤よりも正常細胞への攻撃が少なく、副作用が軽いようです。

看護師さんから説明があったアドセトリスの副作用は、以下の通りです。

・過敏症状・・・点滴中に起こることがある。息苦しい、かゆみや発疹等。
・倦怠感・・・身体がだるい、食欲が落ちる等。
・吐き気、食欲不振・・・悪心が見られることがある。強い症状が出ることは殆どない。
・便秘・・・治療日から数日間便秘になりやすくなる。
・骨髄抑制
・筋肉痛・関節痛・・・治療日から2〜3日後に発現することがある。
・しびれ・・・半数以上の患者にしびれと感覚異常が起こる。

T先生は、末梢神経の痺れの副作用が強く出ることを心配していました。

アドセトリスを投与する前に、副作用対策のステロイド剤を10分程度点滴し、その後アドセトリスを30分、最後に水分を10分程度点滴したら、この日の投与は終わりになります。

今までの化学療法と比べるとあっと言う間に投与が終わったので、「なんて楽なのだろう。」と嬉しく思いました。

全ての点滴が終わると、視界に銀色のものがチカチカしているのが見えました。
そして、ふわふわしているような、現実感がないような、夢の中にいるような感じがしました。

初めてアドセトリスを投与した時に、稀に副作用ですぐに発熱する人がいると聞いていたので、夫に付き添ってもらっていたので問題はなかったのですが、もし一人で車で来ていたら、このふわふわした感じの状態で車を運転するのは怖いなと思いました。

ふわふわした感じは帰宅後も続きましたが、この日の副作用はこれ位でした。

アドセトリス投与2日目は、お昼までは元気だったのですが、その後身体が重くなり、関節痛と筋肉痛、頭痛がし出して、夕方から発熱しました。
投与2〜5日目は、毎日午後から発熱し、熱がない時でも全身が関節痛と筋肉痛で安静にしていてもズキズキと痛み、発熱時は痛みが増し、余りの痛みでじっと横になっていられない位で、私は解熱鎮痛剤のカロナールを毎日服用しました。
投与8日目からの1週間は3回、15日目以降は1回発熱しました。

腸の調子はアドセトリスを投与する前から悪かったのですが、アドセトリスの副作用に便秘があったせいか、投与後最初の1〜2週間はお腹を下さない日が週に1〜2度ありましたが、その他の日は一日2〜3回お腹を下していました。

胃の調子は最悪でした。
自家移植で退院後、少しづつ胃の調子が良くなってきていたのですが、アドセトリスの投与でまた逆戻りになりました。
しょっちゅう胃痛がして、胃痛がすると3〜4時間はじっと横になっていられない位の痛みに苦しみ、その度にカロナールを飲みました。胃薬も毎日服用しました。
また、副作用ではっきりと「気持ちが悪い」と分かる時もありましたが、胃が常にもたれている感じで、食事が苦痛になりました。
身体の中から胃がなくなってしまったのかのような、食べる意味が分からなくなる程、全くお腹が空かず、食べたい物が全くないのです。
この時期は、「ご飯を2口食べて終わり」というような食生活でした。

しかも、アドセトリス投与前に良くなってきていた味覚障害が、投与後に酷くなりました。
以前は口の中が苦かったのですが、今度は口の中が「甘い」のです。
あんなに甘い物が大好きだったのに、甘い物を食べるととんでもない位甘く感じるので食べられなくなりました。
ただのお水を飲むと、甘いジュースを飲んでいるような気分になれました(笑)
食事は、かなりまずく感じました。
関節痛で、食べる度に顎が物凄く痛みました。

喉の渇きも酷くなりました。
渇きのピーク時(アドセトリスの投与後1〜2週間)はイライラする程の激しい渇きで、お水を幾ら沢山飲んでも、ただお手洗いが近くなるだけでした。

酷い関節痛と筋肉痛で苦しんでいる時に、胃痛が加わったりすると、本当に心が折れそうでした。
カロナールを服用しても、痛みが少し軽くなる程度で、無くなることはありませんでした。
安静にしていても痛むので、立ち上がったり歩いたりするのが辛かったです。

何故か眼球を動かすと、目が痛みました。
唾を飲むと喉の奥が鈍く痛み、咳をしたりあくびをしたりすると、喉の奥と肺に強めの痛みを感じました。

投与後14日目辺りから、これらの症状が軽くなり始めました。
(喉の渇きと胃痛に関しては、14日目以降感じることはなくなりました。)
12月末からあった顔と首の発疹は、相変わらず続いていました。

以前病院からもらったアドセトリスのパンフレットに、「喉の渇きを1週間感じたら病院へ連絡を」と書かれていたので、症状が良くなっていましたが、心配になり、15日目に病院に電話して、翌日診察に行くことにしました。
喉の渇きは高血糖の可能性が、発熱すると肝炎や肺炎の可能性があると書かれてあったので、自分は肝炎とか高血糖にでもなったのではないかと思いました。

投与後16日目の1月22日、私はG病院へ行きました。
この日の血液検査の結果です。

白血球 5200
好中球数 3200
ヘモグロビン 11.1
血小板 228000
CRP 0.13
好酸球(基準値1.0〜6.0) 8.2
血糖値(基準値73〜109) 107

以下のものは肝臓に関する項目の数値です。

AST(基準値13〜30) 61
ALT(基準値4〜43) 60
LDH(基準値124〜222) 242
r−GTP(基準値9〜32) 226
ALP(基準値106〜322) 590

T先生曰く、「この位の数値ならば、問題はない。」でした。
ですが、肝臓に関する項目の数値が段々悪くなってきているので、私が服用している解熱鎮痛剤カロナールが原因かもしれないということで、カロナールの服用を止め、代わりにロキソニンが処方されました。

1回目のアドセトリスの投与では、「ようやく体調が良くなった」と感じたのは投与後21日目、2回目のアドセトリス投与の前日でした(^^;)

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