美奈のプログ

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連休明けの気だるい火曜日。
 (台風13号で被害に逢われた方には謹んでお見舞い申し上げます。)

 さて、先週は後半、特に現代の詩人や歌人のシ〜ンをご案内致しましたが、今日はまた、時代をさかのぼり平安時代に戻ろうかと思います。今日の1冊は『伊勢物語』です。この本は、岩田準一の『男色文献書志』の最初を飾る1番目に登場しています。この伊勢物語のおさらいですが、〜平安時代の歌物語で、作者未詳。ある男性(在原業平か?)の一生を中心に多くは男女の情事を叙した約125の説話からなる。業平の歌集を中心に説話化されたものとも言う(岩波書店『広辞苑』より)〜です。

 伊勢物語の成立は、951年前と考えられているが、王朝文化が開花し始める時代です。在原業平は、美男子としても誉れが高く、モテモテであっただろう彼は、少年時代に男色であったとの俗説もあります。さて、この辺で男色の薫り高い1節を紹介しましょう。日本の男色史では必ず出てくると言って良い程、有名な1節です(現代語訳を掲載するか迷いましたが)。
 
  伊勢物語 〜四十六段〜
   むかし 男いとうるわしき友ありけり、かた時さらずあひ思ひけるを、人の国へいきけるを、
   いとあわれと思ひて別れにけり、月の経ておこせたる文にあさましくえ対面せで月日の経に
   けること、忘れやし給ふけむと、いたくわびてなむ侍る、世の中の人の心はめかるれば忘れ
   むべきものにこそあれ、といへりければ、よみてやる。
    ぬかるとも思ほえなくに忘らるる時にしなければ面影に立つ

 (意訳) 昔 男に良い仲の男がいたが、相手が地方に行ってしまった悲しみを手紙で送った。
     −合えなくなってだいぶ月日がたち、忘れてしまったとひどく悲しんでいます。世間
      では、逢えなくなると、心まで離れるというけれど。― と
     それに対し 相手の男から
     −心配せずとも。私は、忘れる事もなく、あなたの姿が幻になり浮かび上がります。ー
     と。
                           意訳参考図書 日本古典文学全集(小学館)


=新たにお気に入りプログに3件追加させて頂きました=
いつも読書する日(shou_singoさん)能・オペラ・ジャズ・文学を中心にして、美と知的センス溢れるプログです。晩安日記(banimiさん)中華圏の映画や明星を中心にとうい事ですが、中国等のゲイ映画が、とても丁寧に扱われてます素敵ですよ。僕のプログ(dpcbnさん)少年の眼から日常を書いている様です。まだ始めたばかりですが、これからの成長が楽しみです。
                              (今後追加変更したりする予定です)

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