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師走に入った日暮れ時、 国鉄藤沢駅ホームの辻堂寄りに立っていました。 冬の16時過ぎとあってASA400のトライXでも露出は厳しく、 夕空をバックにシャッタースピードを稼ぐ状況でした。 やがて 「2番線を回送列車が通過します」 と告げるアナウンスに後ろを振り返ると、 隣の小田急の線路を数人の職員さんが歩いてきます。 ほどなく東海道線の2番線に現れたのは、 バーミリオンオレンジの小田急ロマンスカー。 江ノ島線には現れないLSEが、 東海道線を軽やかに下ってきました。 そしてLSEが現れたとみるや一斉に手を振る 小田急の職員さん達。 更に次の瞬間、 耳を疑うミュージックホーン! LSEを操る国鉄の運転士さんから 小田急の職員さんへの答礼です。 心震えながらもカメラを構え、 ファインダーを染める暮色に溶けるLSEを辛うじて撮りました。 自社のフラッグシップに愛着を込めて手を振る鉄道員と、 その気持ちに最大の敬意をもって応える鉄道員。 会社を超えた鉄道員魂のふれあいに感動した夕暮れ時でした。 …あの12月から幾星霜。 枚数だけは沢山の鉄道写真を撮りましたが、 あれほど心震える光景にはついぞ出くわした事はありません。 素晴らしい感動を与えてくれた小田急7000形に、 心からの感謝を込めて。 といっても再掲のピンボケですが。 、
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きょうは、多摩川鉄橋?まで行ってみました、ここ一番で、シャッターが切れないカメラを持って(涙)
2018/7/10(火) 午後 11:37 [ ken*y27**5 ]
それだけ大きな思い入れのある車だったのですね。
鉄道マン同士の交流というのは、会社間をまたいでも結ばれていると感じます。
馴染みがなかっただけに、ついぞ一度も撮ることなく終了したロマンスカー。
連接車の華麗なボディーは時代を感じさせない名車だと思います。
2018/7/10(火) 午後 11:39
振り返れば社会人としての歩みを始めた私とほぼ同期。
スマートなデザインと快適な車内。
先進的技術を絶えず追い続ける社風。
かの国有鉄道もその技術を活かすべく天下の東海道で行った試験走行。
そんな素晴らしい会社のフラッグシップとして大切に運用されて38年。
最終日。
同社社員挙げての惜別の意。
ただただ感動の連続でした。
2018/7/11(水) 午前 2:23 [ 急行おくいず ]
おはようございます
いい話ですね。当時小学生だった私、近所の小田急に颯爽と表れたLSEが天下の国鉄の線路を走ると聞いて、なんだか誇らしく思ったのも懐かしい思い出です。
リアルにこの光景を見たかったですが話を聞かせていただいただけでも当時の私のようにうれしくなりました。
ありがとうございました。
2018/7/11(水) 午前 6:57
最近はそこら中で相互乗り入れは実現していますが、このような感動的なお話しなど見た事も無く・・・
これと同じようにJRの線路を走る「VSE」や「GSE」が見て見たいものです。
熱海駅にVSEが滑り込んできたら感動するだろうなぁ・・・
2018/7/11(水) 午前 8:20
もし、東のエリアが小田原までだったら伊豆半島へ行く列車はみな小田急ロマンスカーになっていたかもしれませんね。
よその車を借りてでも、トライしたいことがあった当時はまだ元気だったのかなぁと思いました。
2018/7/11(水) 午後 0:29 [ 鹿島田 みゆき ]
> ken*y27**5さま:お疲れさまでした。若かりし頃に「ここ一番の役立たず」と女性に痛罵された事を思い出しました。
2018/7/11(水) 午後 7:37
> RDP3さま:華やかな上方私鉄の特急にに比べて地味な関東の私鉄にあって、ビスタカーにも拮抗しうる存在でした。小田急の職員さんの笑顔が忘れられません。
2018/7/11(水) 午後 7:39
> 急行おくいずさま:小田急は未だに自社の特急車両に対する愛が感じられますね。JR東は、ええと、その。
2018/7/11(水) 午後 7:40
> 朝霧高原さま:こんばんは。
この時の試運転が強烈すぎて、あとは殆ど見るのと乗るのとに終始してしまいました。やれやれです。
2018/7/11(水) 午後 7:41
> 「銀狼」さま:湘南新宿ラインも熱海まで伸びていない事ですし、いっそVSEを熱海まで、やるワケないですね。
でも熱海駅にVSEが現れるのは見たいです。
2018/7/11(水) 午後 7:43
> 鹿島田 みゆきさま:SE車だけかと思いきや、LSEまで国鉄で自走するとは思いませんでした。厳しい財政事情の中でも、開発に執念を燃やしていたのでしょうね。
2018/7/11(水) 午後 7:46