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目黒、ではない。 |
鎌倉のことなど
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海辺の町には、 |
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世間一般がイメージする鎌倉とは違う、 |
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久々にモノクロフィルムをカメラに入れて訪れた鎌倉で、 ぜひ撮りたい場所がありました。 その場所とは、 腰越を出て民家の軒スレスレに走った電車がグイと左に曲がるや、 ドンと右手に海が広がる場所 の反対側にあるガケでした。 この場所、 小学校の頃に理科の先生から 「あの場所は三浦層群が手軽に見れる場所だ。」 と教わった週末に自転車をトバして行き、 化石でも無いかとヘバりついているうちに 電車が来て… という思い出の場所です。 (運転士サンにこっぴどく怒られた挙句に 「学校には黙っといてやるから二度とすんな」 と許していただいたのでご容赦あれ) そんな昔のおおらかな時代に思いを馳せつつ待っていると、 今や旧車と言われるようになった1000形が通過。 地層を入れてシャッターを切ったものの、 そこは銀塩。 こちらの思い通りに仕上がるかは後日のお楽しみです。 そしてネガを受け取ってスキャンしてみると
モノクロならではのディテールで、 三浦層群が綺麗に浮かび上がってくれました。 |
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実家に北海道土産を届けてきました。 妻子は自分の実家へ逃亡しているので、 一人のんびりスカ線に乗って鎌倉へ着くや、 実家がある改札口とは逆の出口へ出て商店街へ。 いつも昼を摂るラーメン屋さんへ向かいます。 さあさあ、込まないうちに急がねば…。 お店に到着〜♪、って ヲイ…。 海を隔てた半島に住む人達なら これも日本のせいニダ! と叫びつつ日章旗を燃やすところですが、 もちろんそんな野蛮なマネはしません。 即座に携帯を取り出して嫁に電話するや 「休みじゃないか、どうしてくれるんだ!」 と八つ当たりをします。 要件を告げるや否や電話を一方的に切られ、 しょうがないのでお昼は実家で 「ビール定食」 にすることとし、 スカ線ガード脇の焼き鳥屋サンで買物をし、 さらに近くのコンビニでビールを仕入れて、 スタスタと実家へ歩き出しました。 細い流れ沿いに伸びる小路を通って スカ線の踏切を渡り… 名越から滑川へ通じる通りを渡ると 小さな祠があります。 おや、この「海」マークは一体?? 実はコレ、県北部の愛川町から横須賀まではるばる引かれた、 海軍専用の上水道である「横須賀水道」が、 地中を通っている事をあらわす標なのです。 2007年に取水は中止されたそうですが、 近所のバス停には「水道路」という名前のバス停もあり、 この界隈には思わぬ遺物の痕跡が残っています。 実家まではもう少し。 この小路を辿って行けば海もスグそこです。 しかし海抜7.8メートルしか無いんだなぁ…。 やっとこさ実家前の道へ。 いまだに未舗装なのがけっこう気に入ってます。 実家で嫣然と微笑みながら出迎えるのは 百日紅の花。 今年も鮮やかに咲いてくれました。 こうして実家へ辿り着いて玄関へ入るや母が 「あら、これからお父さんと鎌倉まで出かけるのよ♪」 と笑顔でおっしゃる。 お土産を力なく渡してほどなく、 父母の後について今来た道を鎌倉へと戻ったのでありました。 ああ、遥かなり故郷。
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