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優美なデフを纏って美しさを際立たせる急客機。 |
ケムリもん
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別れを告げてから1年後の秋、 今年も一本杉の傍らに汽車が帰ってきました。 (2015.10.29 郷戸〜滝谷) 再会を喜ぶかのように煙を上げる汽車を眺めて、 「よせよせ、火の粉が飛ぶし煙いじゃないか」
と秋空に聳える杉が微笑んでいるかのようでした。 |
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白銀に輝くススキの群落に見送られ、 蒸気を残してトンネルへ入る汽車。 かつては日本のどこでも見られた光景なのでしょう。 ふと、連なる古い客車の車内には、 帝釈天のお守り札をぶら下げた青いダボシャツの上に、 茶色い上着を羽織った粋な兄さんが居るような気がしました。 (2015.10.29 塔寺〜会津坂下) 「見なよ、ススキが手ェ振ってらあ。秋だねえ。」 なんて向かいの席の行商の老婆に話しかけながら…。
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季節の巡りを拒むかのように青く輝く葉と、 巡る季節を受け入れて色を変えて輝く葉。 毎年毎年繰り返される自然の営みの向こうに見えた、
木の間隠れの影絵。 (2015.10.29 新鶴〜根岸) |
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四方を囲む山を染めた晩秋の使者が、 会津の里まで下りてきた。 色とりどりの木漏れ日がきらめく境内の傍らを、 もう一つの晩秋の使者が通り過ぎていった。 (2015.10.29 根岸〜新鶴) 性懲りもなく今年も只見線へ行ってきました。 煙にこだわらず… 順光にこだわらず… という考えでやってきましたが、
そう思い通りには行かない事を痛感して帰宅しました。 |




