永遠なれ客車特急

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今更、ですが

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3月もはや中旬。


今年の春は心静かに迎えています。


容赦なく別離の日は迫るにも関わらず
日ごと深まる春の気配を嘆くこともなく、
穏やかな気持ちで日々を過ごしています。
(仕事以外では)


そんな穏やかな気持ちが少し揺れるのは、
東海道線の線路を眺めているとき。



今更、とは思うのですが…。

感謝しつつ

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昨晩は同期の友人と飲んでいました。



ターミナル駅のちょっとした小路にあるカウンターだけの小さな店で、
年齢に相応しいタワゴトを抜かしていると、
お店の方が小声で

「あちらに○○サンがいらしてますヨ。」



ん?と思ってあちらを見れば、
昨春消えた列車の縁で親交を深めさせて頂いた方の笑顔が。

これすなわち奇遇であります。


私が翌日に太鼓持ちゴルフを控えていたこともあって
先に失礼したのですが、
自宅近くの駅に降り立ってからホームの端に立ち、
雨に光る東海道線の線路を眺めながら
縁の面白さというものをしばし考えていました。


駆け去って一年近くを経ても、
縁を取り持ってくれる列車に感謝しつつ。

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今から5年前の春、
「あさかぜ」は姿を消し、
「はやぶさ」と併結していた「さくら」も散り、
単独だった「富士」は「はやぶさ」と併結され、
遂に山陽九州方面へ向かう寝台特急は1本だけになりました。


その前年暮れから続々と検査を出場し、3本あった列車の散り際に
美しい姿で花を添えたのが46・48・50号機でした。

そして迎えた3月1日、
まず46が「あさかぜ」を牽いて上京、
続いて50号機が「富士」で現れ、
そして、最後の「さくら/はやぶさ」は48号機。

上りの最終列車に美しい機をすべて投入した所属区の
粋な計らいに感動したものでした。


あれから5年、
46号機も50号機も既に無く、
残っていた48号機も遂に解体されるべく回送されたとの事。

三姉妹の麗姿も、完全に思い出となりました。

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どこまでも伸びる二筋のレール。


平行に進むレールは決して交わる事が無い。


でも交わる事の無いレールの傍らでは、
様々な人の交わりが生まれる。

駅で、

踏切で、

そして、



線路脇で。


決して交わる事の無いレールが交わらせた縁、
これからも大切にしていきましょう。

花道

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朝の余韻を残す東京。

東海道の王者が歩むように現れた。



山陽本線の闇を切り裂き、

牧の原台地を駆け抜けたあの力強さを

たおやかさの中に包み込むように、

ゆっくり、ゆっくりと現れた。



乗客に長旅の名残を惜しませるように、

首都の景色を楽しませるかのように、

王者はゆっくりと都の花道を歩んでいった。



あの日から、10ヶ月。

今は銀河の花道を歩んでいるのだろうか。


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南鮒
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