永遠なれ客車特急

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淀みに浮かぶ泡沫のごとく、
消えては起こるトラブルに悩まされる日々。

一息ついて携帯を見ると、メールが届いていた。


東海道最後の客車特急を
真摯な澄み切った画角で捉え続けたその方からのメールには、
50号機が帰らぬ旅に出た事が短く記されていた。


ほんの四ヶ月前までは、
ロクロクの走りっぷりを伝えるメールを日々頂いていたのに、
同じ画面に記された文字は無常の知らせ。


西の空を眺め、
遥か青空の彼方で使命を終えつつある機と
世のはかなさを思いつつ、
しばし目を閉じて時を過ごした。




さよなら、50号機。

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懇意にして頂いている方のブログに、
幡生に送られた46号機の画像が紹介されている。


46号機が幡生へ送られた、と聞いて居ても立ってもおられずに
別れを告げに行かれた際の画像なのだが、
初夏の陽射しを受けて留置されている同機は、
残念ながら既に機関車としての形を失いつつあった。



46号機といえば、
美しい姿で上り最終「あさかぜ」の牽引を務めた事を思い出す。

その美しい姿は次第にくすんでしまい、
最後は地味な印象が強かったが、
心の中ではいつもあの日の姿のままだった。


最後の風となって東海道を吹き抜けた46号機、
お疲れ様。

朽葉の落ちるごとく

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昨晩EH-10さまから46号機が廃車回送された、
というコメントを頂きました。


4年前の「あさかぜ」と「さくら」廃止直前は、
美しい姿で名列車の最後に彩を添えた同機も
ついに使命を終えたようです。


ほどなく解体されてしまうのでしょうが、
鼻筋のナンバーだけ切り取られて販売される、
なんて悲しい事にならないのを祈ります。


残る仲間は9機。
これからは朽葉が落ちるように
悲しい報せが時折来るのでしょうね。




画像は2005年の1月。この場所も廃止騒ぎによる
不心得者が相次ぎ、撮影出来なくなりました…。

誇り

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昔むかしのその昔、
「特別急行列車」
という列車がありました。


先頭に愛称を入れたマークを掲げたその列車たちは
沿線の人たちの憧れの眼差しを浴びて疾走していました。


やがて合理化ゴーリカという合唱と共に、
いつしかそのマークは見られなくなっていきましたが、
東京駅から西を目指す列車は、
どんな事があろうともマークを掲げて走り続けていました。


ゴハチの伝統を継いで飾り帯を巻いた機関車から、
そっけない貫通扉付きの機関車になっても、
国鉄史上最強の機関車が牽引しても。



どんな時代にもマークをかざして走り続けた
東海道の客車特急は、
沿線の小僧達の誇りでした。



だから、


だから今でも東海道線の鉄路を見つめてしまうのです。
小僧時代からの誇りが駆け抜けたその鉄路を。









たとえ二度とその姿が見れなくとも。

誉と共に

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流れる銀河か 襟の星

客車特急の 誉れ負い

走り続けて 今ここに

特急電機の 花と散れ







さらば、下関66。


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南鮒
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